妻の学生時代のトラウマの原因は「◯◯」だった
(今日のお話 1845文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日より、妻の実家の茨城に来ております。
道中、『それでも日本人は戦争を選んだ』を読書。
この1ヵ月で、日本の戦前戦後の近現代史を、猛烈に勉強する予定。
今、憲法問題も話題になっていますが、
うやむやだった話を、しっかり考えるような気運は
個人的には良いことでは、と思っています。
■さて、本日のお話です。
昨日から実家に帰った際、
”ある事件”が起こりました。
我が妻が「トラウマ」と語る、
思春期時代の話です。
詳しくは本文にてお伝えしますが、
そこから学んだ教訓を、本日は
皆様に共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■数年前でしょうか。
妻と昔話をしているときに、
妻がふと、こんなことを口にしたことがありました。
「私は学生時代にトラウマがある。
その時、お父さんがものすごく怖くて、
思い出すと今でも身がすくむ。
正直、トラウマのようになっているかも、
自分は、直接怒られたわけじゃなかった。
でも、お母さんに向かって、怒鳴っていたり、
食器を投げたり、机や作モノに当たっていたりするのを思い出して、
今でも、辛くなることがある。」
私はその時、共感すること、
話を聞くことしかできませんでした。
■そして、昨日の話。
妻のお父さん、お母さんと
妻、私の4人で、鍋を囲みながら
雑多な話をしている時、衝撃の事実が判明したのでした。
それは、4人で「健康問題」について話をしているとき。
何の話からつながったか覚えていませんが、
「噛み合わせや、姿勢が、健康に影響与える」
という話で盛り上がっていたときです。
妻の父がこう言いました。
父「そういえば、俺、10年位前まで出る
歯がほとんどなかったんだよ。
歯を磨くのが、嫌いでな。
だから、恥ずかしいんだけど、歯がボロボロになってた。
毎日、全部痛かった。
歯も痛いし、頭も痛い。
食べ物はうまくかめなくて、だから適当に飲む。
すると、消化できなくて、胃も痛くなる。
胃薬を飲んでぼーっとする。
すると、毎日イライラする。
でも病院には行きたくないから
ずっと、我慢してた。
それで、ますますイライラしてた。」
「結局、歯医者に行った時は、
もう手遅れで、大規模な手術をして、
全部インプラントにしたんだよ。
でも、それからというもの、
やっぱり体は良くなったよな。
なにより、あれから、イライラしなくなったな、そういえば。」
その話を聞いたとき、
妻と、妻の母が、「はっ」となりました。
妻の顔には、こう書いてあります。
(もしかして、私が学生時代悩んでいた、
父の、本当に怖い八つ当たり(=トラウマ体験)は、
「歯痛のせい」だったのか?)
と。
そして妻が、おもむろに父に聞きます。
妻「お父さん、学生時代、いつも怒りっぽくて、怖かったよね?
でも、今は、すごく優しくなったよね。
もしかしてだけど、それって、「歯痛」のせい?」
父「そうだよ」
妻は、愕然とした顔をしていました。
■しばしば言われますが、
思春期の頃、両親との関係がどうだったかということ、
心理学的にもとても大事だと言われます。
妻は、学生時代、恐ろしかった父が、
ずっと心に引っかかっていた、と話しました。
少し大げさかもしれませんが、
”今でも忘れられない心の傷になっている”
とすら言っていました。
しかし、昨晩の話で、
その原因が分かったのです。
妻の思春期のトラウマの原因。
それは、全て、
【父の歯痛のせい】
であることが、判明したのでした。
妻にとっては笑い事ではありません。
その時、ガチンコで
「ふざけんなよ!歯を磨いとけよ!」
と怒っていました。
■つまり、言いたい事は、何か。
それは、当たり前なのですが、
【健康は、ものすごく大事なこと。
”自分だけ”の問題ではない】
ということです。
むしろ、
『人間関係の中で、生きる上において
自分の健康管理をすることは、責務である。』
(=誰かの人生を、変えてしまうこともあるから)
とすら、思いました。
もちろん、避けられない病もあります。
そんな時は、もちろん助け合えばいい。
でも、自助努力でできる健康管理をないがしろにして、
結果、身体がボロボロになって、誰かの心や、時間を奪ってしまう。
そんなことになっては、よくありません。
『妻の学生時代のトラウマの原因が、「父の歯痛」で生まれた』
なんて、笑うに笑えません。
妻の話を聞いて、
ひしとそう思ったのでした。
ということで、本日の教訓として、
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自分の周りの幸せのためにも、「歯」はしっかり磨こう。
(ついでに、フロスも使う)
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こと、お勧めしたいと思います。
(※本日の話は、妻の許可の元、記しております)