自らにイノベーションを望むなら、とにもかくにも「外に出まくる」こと
(今日のお話 1574文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
お世話になっているお客様の、
営業会議(?)に参加させていただきました。
同じ営業でも、別業種、別業界の方と話すと、
全くアプローチが違って面白い!
と思いました。
違う環境だから、
価値観も考え方も、仕事の仕方も違う、
当たり前ですが、外に出ないと気が付かないものですよね。
*
さて、本日のお話です。
最近、世の中のキーワードとなっている
「イノベーション」。
このイノベーションを実現するための考えとして、
興味深い話を聞きました。
本日はこの話について、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
「自らにイノベーションを望むなら、
とにもかくにも「外に出まくる」こと」。
それでは、どうぞ。
■私の友人で、
外資系コンサルティングファームで
バリバリ活躍している人がいます。
彼は、こんなことを言っていました。
「今、大企業が
”イノベーションが大事だ”とか言っているけど、
社内にいたらまずムリだよね。
イノベーションが起こる条件は、
1,社外から誰か新しい血が入ってくるか
2,社内の人が外に出た後、戻ってきた場合
しか、ありえないんだよね」
■また、別のある記事では、
「イノベーション」について、
このように伝えていました。
(ここから引用)
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人間は、ゼロからは何も着想できません。
新しいアイデアができるときは、常に無意識に
「既存の地と別の既存の知の新しい組み合わせ」
を作り出して着想していることが多いのです。
(中略)
大企業は歴史が長いので、
自分の業界の周囲の「知の組み合わせ」はすでに終わっています。
しかも社内には同じような人がいます。
また日本の大企業は終身雇用制がいまだに多く、
人が動きませんから、みな同じ知に囲まれています。
そこでは新しい知の組み合せが起きないので、
もうイノベーションは出てこないのです。
(引用:大企業イノベーションの「10のキーワード」著:入山章栄より)
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友人の話と、この記事の話。
この2つから言えることは何か。
それは、
『外にでないと、
イノベーション(=新しい着想)など生まれっこない』
ということですね。
■別に、「イノベーションなんていらない」
というのであれば、いいんです。
しかし、口では
「イノベーションが大事」
「新しい画期的な方法を考えよう」
「既存のやり方ではダメだ」
などと叫んでいながら、
同じ環境にしかいない、という人、
意外といるのではないか、と思うのです。
■しかし、今ある状況に対して、
何か思うこと、変えたいことがあるのであれば。
【とにもかくにも「外に出まくる」こと】
が物凄く大切です。
業界を超えて、
業種を超えて、
年代を超えて、
あらゆる人から情報を得てみると、
思いもよらぬアイデアがひらめくし、
想像しなかった生き方が見つかるものです。
今はインターネットを通じて、
趣味、興味など細かく希望の人と出会い、
語らうことができる、”あらゆる出会いの場”が、
すぐ見つかる世の中です。
もし、自らに”更なる変化”を望むのであれば。
とにもかくにも、「外に出まくる」ことをお勧めします。
そのための、具体的な一つの方法として、
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”参加したことがないイベント”に、
とりあえず「参加」してみる
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こと、お勧めいたします。
例えば、最近だと、
『Peatix』(ピーティックス)
というイベント・コミュニティーのサイトがあり、
簡単に参加、または開催することができます。
こういったところに、
顔を出してみるのも手です。
10回参加したら、
1、2個くらいは「おっ!」と思う、
気づきがある学びに出会うはず。
まずは、外に出て、
自分の見識を広げましょう。
そして、自らの知と、他の知が合わさって
仕事にも、人生にもイノベーションを起こし、
自分の能力を更に拡大していくきっかけになるはず。
ということで、
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”参加したことがないイベント”に、
とりあえず「参加」してみる
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ぜひお試しください。