「会った刹那に”◯◯◯な話”をする人」が好かれる
(今日のお話 2250字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は久しぶりに一日中社内にて。
社内ミーティング、そして企画書作成、
イベントに来ていただいた方にご挨拶のお電話など。
外で移動しているとできないことが、
まとまって終わらせることができたため、
仕事のデトックスができた気がしします。
あー、すっきりした。
*
さて、早速ですが本日のお話です、
少し前に読んだ『マル秘人脈活用術』 という、
ちょっと怪しいタイトルの本があるのですが、
その中で紹介されていた話で、
「これって大事だよな」、
と最近、よく思い出すことがあります。
今日はそのお話を共有させていただくとともに、
”もう一度会いたくなる人、話したくなる人の特徴”
について、学んだことを共有させていただきます。
タイトルは
「会った刹那に”◯◯◯な話”をする人」が好かれる」
それではどうぞ。
■人は基本的に、
楽しく、明るく、幸せを感じることを
好む生き物だと思います。
”ため息をすると幸せが逃げていく”
なんて言葉もあるように、
ネガティブな発言、
ツライ、厳しい、どうしようもない、
なんて言っていると、
どことなく気持ちが沈むし、
そんなことをいつも言っている人の側には、
できればあまり行きたくない、
と思ってしまいます。
意識していようが、無意識だろうが、
”言葉”の与える影響はやっぱり大きい。
そして、何だかんだ言って、
”「前向きな話」の方が、
心身にとって健全な影響があること”
は、いまや脳科学を通じて
よく知られるようになった事実です。
■さて、そんな話を踏まえ、先述の
『マル秘人脈活用術』によると、
”人の輪が広がっていく人には、ある特徴”
があるそうです。
それは、
【会った刹那に”前向きな話”をしていること】
だそう。
例えば、友人と会うとします。
私たちは無意識ですが、
その第一声は人により、
いくつかのパターン、習慣のようなものがあるそうです。
ある人は、
「忙しそうだね。相変わらず大変そうね。
疲れているんじゃないの?大丈夫?」
と、”反射的に”言います。
逆に、ある人は、
「おっ!今日もいい感じね!なんかいいことあった?
相変わらず、絶好調なんじゃない?」
と、”反射的に”言う人。
この前者と後者を比較した場合、
”後者の「おっ!いい感じね!」と
反射的に言う人”
の方が、人の繋がりを作るのが上手である、
というようなお話でした。
■本当に、目の前のそれぞれの状態に見えるなら
「大丈夫?元気ないよ?」
というのも、言ってしかるべきかと思いますが、
問題なのは、
なんとなく「いつものパターン」だから
とりあえず言っている場合。
「大変じゃない?疲れている?」と投げかけると、
相手はその質問によって、ふと思います。
「あれ?私、疲れているのかな?」
「確かに、あんな大変なことも、
こんな大変なこともあった気がする。ハア」
と、質問に誘導されるかのこどく、
”大変なこと、大丈夫じゃないこと”に意識が向き、
思考が引っ張られる。
するとその結果、
「なんだか元気がなくなった気がする」
(その人に会い、話したことによって)
という現象が起こる。
だから、無意識的に、
「なんかあの人と話しても楽しくない」となり、
”また会いたい、話したい”とならず、
人との繋がりも作りづらい、
そんなお話でした。
■逆に、
人の輪が拡がる人、
友達が増える人、
声をかけたくなり人
相談にのって欲しいと思われる人の特徴、というのは、
些細なことのようですが、
「会った刹那の”前向き”な話」
を習慣として行っているそう。
もう少し深く言えば、
そういう行動ができるということは、
”その人自身の思考が明るい”、ということ。
「なんとなかなるさ」
「大丈夫、きっと大丈夫」
「厳しいかもしれないけど、頑張ろう!」
そう、
”習慣的に、相手を明るい気持ちにできる人”であることが、
「あの人と話したらなんか元気になった。また話したいな」
と思わせ、そして人を惹きつける人である、
そんなお話でした。
■改めて思いますが、
私たちはやっぱり感情の生き物です。
仕事でもプライベートでも、
当然、厳しいことも、大変なこともあります。
それでも、そんな中でも、
「会っていて元気になる」
「やる気になる」
話すと、
「いっちょやってみっか!」
という気になる。
そんな人に話したいし、相談したくなります。
もちろん、共感としての
「大丈夫?疲れてない?」も、ものすごく大事。
それで癒されることも、当然あります。
でも、その機能に頼りすぎて、
なんでもかんでも「大丈夫?大変そうね」というのは、
逆の効果を与える場合もある、ということも、
知っておく必要があるかと思います。
厳しいときに、厳しい。
辛いときに、辛い。
しんどいときに、しんどい。
というのは簡単。
しかしながら、できることなら、
厳しかろうがキツかろうが、
どんな時でも前向きに
「とりあえずやってみよう!」
と思えた方が、結果もよくなると思うのです。
■7つの習慣でも
「主体的な言葉を使うこと」
(=どうにもならない、ではなく、「何かできることはあるはず!」と言う)
ことが、運命を切り開き、
良い結果を生み出すために大切、
と言いますが、本当にそう。
ついつい、大変だと、
共感しやすいがゆえに、
「キツイよね」
「大変だよね」
といってしまいがちだし、
その方が安全だから、
頼りがちかもしれませんが、
敢えて、だからこそ、
【会った刹那に、前向きな話】
をしてみる、ということで、
前向きなエネルギーを注入し続け、
日々明るく、楽しく駆け抜けたいもの。
それが結果的に、人に良い影響を与え、
”人の輪”を拡げることにも繋がる。
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日が皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。