やりたいこと・すべきことを続けるためには、”効果的な◯◯◯”が大切
(今日のお話 1880字/読了時間2分)
■こんばんは。紀藤です。
金曜日は、これからタイアップさせていただく
企業様に対して、「7つの習慣」の特別バージョンの実施。
皆さま、非常に学ぶ意志が強く、
かつ元気いっぱいの方で(笑)、
非常に楽しい研修の場でした。
やはり学びは能動的に、楽しく、ですね。
(S社の皆様、今後ともよろしくお願いいたします!)
*
さて、本日のお話です。
世間はもうすぐクリスマスですが、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私は相も変わらず、
趣味の「テニス」そして「英語」。
そして妻は「囲碁」。
それぞれ勝手な事をやっている、
クリスマスになりそうな予感です。
(もちろん、仲が悪いのではなく、合意の上でございます汗)
ただ、「何故こうなっているのか?」
(休みも祝日も関係なく、ついテニスや英語をやっているのか)
についてふと思うところがありました。
そして、それこそが、
”継続的成長のためのエッセンス”
であると思っています。
ということで、
今日はその話について、
思うところを皆さまにご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私はたまーにランニングをやります。
一応、フルマラソン3回と、
100キロマラソンを完走したことがあるので、
ものすごく大好き!というわけではないですが、
走るのは嫌いではありません。
そんな私ですが、いつもレース、大会に出る時に、
必ず「当てにするシステム」があります。
それが、いわゆる
『ペースメーカー』
という人。
ある程度の規模のフルマラソンだと、
風船とか目立つゼッケンを付けている、
「ペースメーカー」と称される人が、必ずいます。
5時間のペースで走るペースメーカー。
4時間半で走るペースメーカー。
4時間で走るペースメーカー。
3時間半で走るペースメーカー。
自分が目標とする時に、
このペースメーカーの人を一つの参考にしつつ、
自分のペースを作っていくことができます。
だから、私のような、
プロフェッショナルではないランナーにとって、
『”ペースメーカー”の仕組み』
は、目標タイムを実現する上で、
非常に便利かつ、有用な仕組みなのです。
■さて、このペースメーカーの仕組み。
実は、マラソンという短いスパンでなく、
3ヶ月とか、1年とか、
中期・長期のスパンでも、
同じように重要だと、私は感じているのです。
例えば、私は、テニススクールに通っています。
ぶっちゃけたところ、
このスクールで物凄く上手くなるということは、ないのです。
練習時間は短いし、
天井が低く、ロブというショットは打てないし、
人も多いからあまり打てない。
でも、このスクールに行くと、
どうしても負けなくない仲間がいて、
その彼らが、私がうかうかしている内に、
どんどん上手くなっていくのを、
目の当たりにせざるを得なくなるのです。
そうすると、このスクールに行く度に、
「ああ、やばい。もっと練習しないと」
と思うようになる。
また、英語もそう。
毎週土曜日の朝に、
私は「英語塾」に通っています。
しかし、これもテニススクールと同様
正直、そこで劇的に伸びるわけではない。
ただ、その場に行く度に、
「ああ、やばい。自分、全然話せない。わからない
もっと勉強しないと。」
という切迫感が醸成され、
”やる気”に火を付けてくれるのです。
■すなわち、
”テニススクール”という場が、
また”英語塾”という場が
”大切なことを継続的に成長させるための、
『ペースメーカー』になっている”
ということ。
当たり前のようで、
この”仕組み”はなかなか侮れない、
私はそう思っているのです。
人は言い訳の天才です。
「今日は、疲れたからいっか」
「また明日からやろうかな」
「今忙しい時期だから、少し後にまた」
そういったことを思いつき、
「やりたい、やるべき」
と思っていたのに気付いたら、
いつの間にかやらなくなってしまう。
これが幾度も繰り返される、
”悲しき人の性”のように思うわけです。
と、すると、
自分の気分の波の浮き沈みに負けない、
『ペースメーカー』
こそが、自分の行動の継続を、
促し続けてくれる最強のサポーターであり、
この機能を使ってこそ、
”人は何かを習慣化しやすくなる”
そのように思うのです。
■何かを続けるのは、大変です。
飽きるし、疲れます。
成長が見えないと、やる気もなくなるかもしれない。
時には、目移りもするかもしれません。
だからこそ、
【やりたいこと・すべきことを続けるためには、”効果的なペースメーカー”が大切】
という視点を入れつつ、
自分がやりたいこと、続けたいこと、
すべきと思っていること、
取り組み続ける土壌を作ってみてはどうだろうか、
そのように感じる次第です。
きっと確率も上がるはず、
そう思う次第です。
仕組み、システムを活用してまいりましょう!