もう一度人生をやり直せるなら・・
■おはようございます。紀藤です。
先日から、友人から
ある考えさせられる深イイ詩を
紹介してもらいました。
ナディーン・ステアさん、
という方が84歳で書いた詩です。
<もう一度人生をやり直せるなら・・・・>
もう一度人生をやり直せるなら・・・
今度はもっと間違いをおかそう。
もっと寛ぎ、もっと肩の力を抜こう。
絶対にこんなに完璧な人間ではなく、
もっと、もっと、愚かな人間になろう。
この世には、実際、それほど真剣に
思い煩うことなど殆ど無いのだ。
もっと馬鹿になろう
もっと騒ごう
もっと不衛生に生きよう。
もっとたくさんのチャンスをつかみ、
行ったことのない場所にも
もっともっとたくさん行こう。
もっとたくさんアイスクリームを食べ、
お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。
もっと本当の厄介ごとを抱え込み、
頭の中だけで想像する厄介ごとは
出来る限り減らそう。
もう一度最初から
人生をやり直せるなら・・・
春はもっと早くから裸足になり、
秋はもっと遅くまで裸足でいよう。
もっとたくさん冒険をし、
もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、
もっとたくさんの夕日を見て、
もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。
もう一度人生をやり直せるなら。
だが、見ての通り
私はもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に
考えすぎていないか?
自分に規制をひき、他人の目を気にして
起こりもしない未来を思い煩っては
クヨクヨ悩んだり、
構えたり、落ち込んだり・・・・
もっとリラックスしよう、
もっとシンプルに生きよう、
たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして
人生に潤いや活気
情熱や楽しさを取り戻そう。
人生は完璧にはいかない
だからこそ、生きがいがある。
■色々な社会のルールや、
”こうあるべき”論がたくさんあるのが現代の世の中。
でも、結局は自分の人生。
どういう生き方がベストなのかは、
本人が決めるしかなく、
その決めた答えが正解なのだろうな、
と改めて感じさせられました。
「7つの習慣」では、
【第二の習慣 終わりを思い描いてから始める】
ことが、豊かな人生のために大切である、といいます。
「自分が、人生の終わりに
”満足だった”と言えるために、
何を大切にして、何を大切にしないのか」
時には立ち止まって考えたいものです。