繰り返しの妙
■おはようございます。紀藤です。
私事ですが、半年ほど前に友人と
「皆でTOEICを受けよう!」
ということで、勉強仲間を作り、
それぞれ勉強を始めました。
いよいよ今月がそのTOEICの本番。
前回からどれくらいスコアが上がっているか楽しみです。
(不安でもありますが…汗)
■様々な英語勉強の本で言われていることですが、
基本的に英語の勉強は、
『繰り返し』
が主体になってきます。
単語にせよ、
構文にせよ、
何かしらインストールしなければ、
当然、話すことも聴くこともできません。
そしてインストールするには、
何度も何度も刷り込むことが必要になってきます。
ですから、実力がないうちは、
「1つの文章に対して、100回読みなさい」、
とする先生も少なくありません。
ですが、実際100回も読むと、
それはそれは退屈なのです。
しかし、繰り返しをやり続けることで、
初めて自分の血肉になっていく。
これはやってみて、
私自身が体感している事実です。
■このような
【繰り返しの妙】
は、英語だけでなくあらゆること、
すなわち、
他の学習や、
スポーツの習得、
音楽の習得、
そして仕事でのスキルの習得にも、
このような
「繰り返し」「復習」が与える影響は、
想像以上に大きな効果をもたらす、
と言えるのではないでしょうか。
■「7つの習慣」では、
【第三の習慣 最重要事項を優先する】
というものがあります。
これは、
「緊急ではない、でも重要なこと」(=第二領域)
に時間を注ぐと、より高い結果が得られる、
という法則を表した習慣です。
先ほどの話でお伝えした、
【繰り返し】【復習】
という行動は、
「緊急」ではありません。
やらなくても、誰も咎めないし、
むしろやればやるだけ、退屈な作業です。
しかしながら、
繰り返し、反芻する時間を設けることで
目指しているゴールへの道が縮まる「重要」な行動です。
■「繰り返し」「復習」というのは、
ほんの一例ではありますが、
自分の日々の行動の中で、思うことのなかで
「緊急ではない、でも重要なこと」
をどれくらいできているか、
はたまたできていないのか、
考えてみることは大切ではないか、
と思った次第です。