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323号 2014年7月1日

繰り返しの妙

■おはようございます。紀藤です。

私事ですが、半年ほど前に友人と
「皆でTOEICを受けよう!」
ということで、勉強仲間を作り、
それぞれ勉強を始めました。

いよいよ今月がそのTOEICの本番。

前回からどれくらいスコアが上がっているか楽しみです。
(不安でもありますが…汗)


■様々な英語勉強の本で言われていることですが、
基本的に英語の勉強は、

『繰り返し』

が主体になってきます。

単語にせよ、
構文にせよ、
何かしらインストールしなければ、
当然、話すことも聴くこともできません。

そしてインストールするには、
何度も何度も刷り込むことが必要になってきます。

ですから、実力がないうちは、
「1つの文章に対して、100回読みなさい」、
とする先生も少なくありません。

ですが、実際100回も読むと、
それはそれは退屈なのです。

しかし、繰り返しをやり続けることで、
初めて自分の血肉になっていく。

これはやってみて、
私自身が体感している事実です。


■このような

【繰り返しの妙】

は、英語だけでなくあらゆること、
すなわち、
他の学習や、
スポーツの習得、
音楽の習得、
そして仕事でのスキルの習得にも、
このような
「繰り返し」「復習」が与える影響は、
想像以上に大きな効果をもたらす、
と言えるのではないでしょうか。


■「7つの習慣」では、

【第三の習慣 最重要事項を優先する】

というものがあります。

これは、

「緊急ではない、でも重要なこと」(=第二領域)

に時間を注ぐと、より高い結果が得られる、
という法則を表した習慣です。

先ほどの話でお伝えした、

【繰り返し】【復習】

という行動は、
「緊急」ではありません。

やらなくても、誰も咎めないし、
むしろやればやるだけ、退屈な作業です。

しかしながら、
繰り返し、反芻する時間を設けることで
目指しているゴールへの道が縮まる「重要」な行動です。


■「繰り返し」「復習」というのは、
ほんの一例ではありますが、
自分の日々の行動の中で、思うことのなかで

「緊急ではない、でも重要なこと」

をどれくらいできているか、
はたまたできていないのか、
考えてみることは大切ではないか、
と思った次第です。

【本日の名言】 どんな人生も、
集中、献身、修練を経ないと
成長しない。

           エマーソン

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