20年の時を経て、影響を与える我が父
■おはようございます。紀藤です。
週末は久しぶりに実家の愛知に帰省しました。
「帰る機会がない」
と言い訳をしてきた自分を反省しつつ、
ゆっくりした時間を過ごした土日。
しゃべる機会が少なくなった父と
久しぶりに近況について語りました。
■父は年齢的には現役ではないのですが、
役割に恵まれているようで、現在も仕事をしており、
海外と関わる仕事も多いそう。
ですから、現在も、
「英語の勉強は地味に進めている」
といっていました。
ふと思えば、父は、
私が学生の頃から英語の勉強を始めて、
毎朝「ラジオ英会話」を、ご飯を食べながら聞いていました。
ドライブの時もカセットテープで、
ラジオ英会話の録音したものを流していました。
■そして時が経ち、
実家に帰ったこの週末も、父は
「趣味だから」ということで、
瞬間英作文トレーニング、なる英語の参考書を、
楽しそうにやっていました。
彼曰く、それなりに
「意志疎通はできる」とのことですが、
聞いている感じ、すごく英語が上手、
というわけではなさそう。
・・・しかしながら、
英語が上達した、上達していないに関わらず、
「着々と続けること」
を繰り返すことで、
父は副産物を生み出していたのだな、
とふと感じました。
■それが私を含めた、
「周りへの影響」
でした。
父は「勉強しろ」と当時口うるさく言っていましたが、
同時に、自分自身が勉強をしていました。
当時、そんな父を見て「泥臭い」と思い、
学生の自分は勉強することはなかったのですが、
20年の時を隔てて、今の自分に行動に影響を与えている、
と感じます。
私が「着実で、地道な努力が大事なのだ」、
と感じるルーツは、ここにあったのだ、
とある時ふと、気が付きました。
■「7つの習慣」では、
【インサイド・アウト】という、
ベースとなる考え方があります。
これは、「自分が変わることで、周りを変える」という原則のこと。
いくら立派な事を言っても、
「その人自身がどうか」というのは、
周りは必ず見ているもの。
もしかしたら、影響を及ぼすのは、
その時ではなく、20年後かもしれません。
しかしながら、
「自分の日々の行動が周りに影響を与える」
というのは、きっと真実なのでしょう。
■実家のそばの本屋で、
『まんがでわかる 7つの習慣』が今週の1位、
お勧め本として、大大的に平積みされていました。
本は全く興味がない父ですが、
それを見ると、興味を持っていました。
そんな入口からでも、
同じ概念を共有できると嬉しいものです。
柄にもなく、本をプレゼントでもして
インサイド・アウトを説明してみようかな、
とふと思った週末でした。
(私ごとの内容で失礼いたしました。
最後までお目通しいただき、ありがとうございました)
■今日のお話は、
・実家に帰省した。
年齢的には現役でないにもかかわらず、英語を勉強する父。
・思えば私が学生時代の頃も、
ラジオ英会話で地道に勉強していた。
・もしかしたら英語のスキルは、
物凄く上達したわけではないかもしれない。
・しかしながら、私を含めた周りに
「努力の大切さ」を自分の行動によって示していた。
・「7つの習慣」では、自分の行動を変えることによって、
周りを変えることを「インサイド・アウト」という。
・もしかしたら影響を与えた、と感じるのは、
時間が経ってからかもしれない。しかし、周りは見ているもの。
・その事実を信じて、常に自分が出来るベストなことを
やっていくことが大切ではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。