オリンピック選手のような「卓越性」を、一般人が真似するにあたって必要なこと
■おはようございます。紀藤です。
ソチオリンピックが閉会しましたね。
今回のオリンピックは、
レジェンドこと葛西選手の活躍、
羽生選手の美しい演技と金メダル、
浅田真央選手の涙、などなど
たくさんの感動を頂きました。
本当に素晴らしかったです。
選手たちの素晴らしい演技・競技の数々を見て、
「自分も頑張らないとなあ」と、
改めて心動かされました。
■さて、言うまでもなく
「4年間の集大成」がオリンピックなわけですが、
選手達が、そこに至るまでに非常に長く、
光を浴びることのない膨大な量の努力を
積み重ねてきたことは想像に難くありません。
選手の中には若い方もいますし、
ある意味遊びたい盛り(?)の人も、
たくさんいたことでしょう。
しかしながら、きっと
「オリンピックのための練習があるから」
と誘惑に負けず、
ただ一つの目標に集中し続け、
未来へと投資し続けたのだと思います。
そんな選手たちの今までを想像すると、
強い憧れの感情を持つと同時に、
「彼・彼女らのように、いつ、何時も、
弛まぬ努力をすることは、自分には難しい」
とも思ってしまうのが
一般的な人々の感覚なのかと思います。
■とはいえ、
”どうすれば選手達のように(までとはいかなくとも)、
日々の弛まぬ努力を継続し、
卓越した結果を残すことができるのだろうか”
とも思いました。
できれば、私も彼ら彼女らのように
光り輝けるに越したことはない。
そんなことを考えていた時に、
あることを思い出しました。
それは、
”卓越した成果のために、【決心】が必要である”
という内容。
(弊社の「5つの選択」という研修でお伝えしている内容です)
具体的には次の”2つの決心”が、
卓越した成果を生み出す、と言います。
1、重要軸で行動する
2、卓越を目指す
つまり、
”自分の中で平凡ではなく「こうありたい」というゴールを描き、
それを実現するために、時間と労力を割くことを【決心】する”
ということ。
先ほどのオリンピック選手の話で言えば、
”自分の中で、オリンピックで最高の演技をすることを目指し、
あらゆる努力をすると「決心」している”
と、言い換えられます。
■私たちも、
オリンピック選手ほどではないですが、
日々それなりに一生懸命取り組んでいることがあります。
それは必ずしも、
「フィギュアスケーター」という役割でなくとも、
ある人にとっては
「販売員」という役割だったり、
ある人にとっては
「一人の父親」という役割だったり、
時には「上司」という役割だったりするのでしょう。
そんな中で、先に述べたような
「1、重要軸で行動する」
「2、卓越を目指す」
ということを、
日々意識をして「決心」をすること。
もしそれが出来て、
自分なりの「卓越した役割」のために
必要な時間と労力と定期的に作ることができたらどうでしょうか。
少なくとも自分を一つ上のレベルに
持っていくことはできるのではないか、
と思います。
■とはいえ、毎日スタートするときに
「卓越した○○(例/会計士)になるために、
何があろうとも必ず今日、
30分 ○○(例/勉強)をする」
と「決心」をし、それを守り続けることは、
言うは易しで、決して簡単なことではありません。
急なお誘いや、やる気の低下、
緊急の仕事など、「決心」したことをしない
様々な「言い訳」は山のように思いつくでしょう。
ですが、そんな中でも、
15分でも30分でも、時間を作り、
未来に投資することに集中できれば、
必ずステップアップするはず。
まずは、そう信じて
一つだけでも「決心」をしたことを
日々積み重ねていくことで、道は開かれるのでしょう。
■今日のお話は、
・オリンピック選手が素晴らしい演技の数々を行った。
しかしその陰には膨大な量の努力があるだろう。
・きっとこの4年間、多くの誘惑があった中でも、
選手たちはオリンピックという目標を目指し、
着実に日々の努力を積み重ねたことは想像に難くない。
・選手達ほどまではいかずとも、どうすれば私達も
彼・彼女らのような素晴らしい卓越した成果を求められるのか。
・そのためには2つの決心が必要である、と言う。
それが「重要軸で行動する」「卓越を目指す」。
・日々それを思い描き、短い時間でも投資し続けることで、
長期的に偉大な成果につながる。
・言うは易し、だがせっかくならそんな
「素晴らしい成果」を求めてみたいもの。
難しいことだが、まずは一つの「決心」が大切。
という内容でした。
今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。