「紀藤のメルマガの悩み」から学ぶ人格の大切さ
■おはようございます。紀藤です。
河口湖から戻ってきました。
新プロジェクトについて、
一昨日昨日と夜通し語り合いましたが、非常に有意義な時間でした。
やはり優れたものというのは、
自分一人だけの力だけじゃなく、
多くの意見が、色々と組み合わせられてできるものなのだなあ、
と改めて感じます。
改めてプロジェクトメンバーの皆様、
ありがとうございました!
■さて、本日は私が書いている
「メールマガジン」について
一つ考えることがありましたので、ご共有をしたいと思います。
気付けば、200号を超えました。
早いものです。
ですが、お伝えすることは毎回「7つの習慣」がらみ。
何度も何度も、その「7つ」が登場するわけです。
すると、読んでいただいている皆さまも、
「また、この話か」と、当然なります。
もちろん、同じことを何度も何度も何度も繰り返すことは
杭が深く突き刺さるがごとく、
自分の中に浸透していく効果があるので、
それ自体は悪いことではないと思います。
しかしながら、出来ることならば、
「ああ、こんな視点はなかったな」とか
「面白いな、興味深いな」
と思っていただけるようなメッセージをお伝えしたい。
加えて、お送りしている皆さまから、
「今日のお話はよかった」とか
「毎日メールすごいですね」など、
お世辞でも、冗談でも言っていただけると更に
「いい事、書かなければ…!」
と強く思ってしまうのが人の常。
■すると、どういう事が起こるのか。
最近の自分の心理を振り返って感じたことは、
【カッコいい事を言おうとする】
自分がいるな、と気付きました。
・有名な学者の言葉を引用してみたり、
(自分がさほど理解をしていないのに)、
・高尚な経営者の言っていることをパクッてみたり、
本来の自分よりも背伸びをしていました。
しかしながら、
「7つの習慣」において(今日も出ました笑)
【人格主義】
という言葉を紹介しており、
「人が長期・継続的に発展し続けるためには、
表面的でない、人の根の部分(すなわち「人格」)が
何よりも大事である」
と述べています。
「人格」とは、誠実さ、勇気、努力、などの
目に見えないけれども確かに存在しうるものです。
対して、反対の言葉は『個性主義』。
「個性」とは、目に見える部分で、
・素晴らしいプレゼンテーション能力
・ITの深い専門知識
・人をコントロールできる説得術
などの「スキル・能力」で、
即効性がありますが、ここばかり磨いていて、
根の部分(人格)が全く磨かれていなかったとしたら、
継続的な成長は難しい、
つまり「いつかボロが出る」ことになります。
■私は最近の自分の葛藤も、
「もしかしたら、この話に通ずるところがあるのでは」
とふと感じたのです。
恐らく「100号限定メルマガ」であれば、
表面を見繕って、素晴らしいことを言い続けられるのでしょう。
しかし、これからもずっと継続するのであれば、
自分の力量にふさわしくない話を、無理に言い続けたとしても
「何だか表面的で、嘘くさい話」
になってしまうように思うのです。
結局、
「深みのある、納得できるメッセージ」は
その人の根の部分から出てくるものに、
他ならないのでしょう。
であるならば、
表面的な良い話を見繕うことに奔走するより、
日々の日常の中で一生懸命努力すること通じて、
根の部分、いわゆる「人格」を磨き、
そこから紡ぎ出される言葉をお届けしたいものだ、
など思うのです。
「表面な的な見え方に奔走するよりも、
根の部分を強化すること。」
これが、長期的視点で見たときの成功の秘訣、
ということは常に忘れないようにしたいものです。
■今日のお話は、
・最近メルマガを書いていて思うことがある。
「なんだかカッコつけてないか?」
・7つの習慣では「個性主義と人格主義」という言葉がある。
「個性」は、即効性がある武器であるが、
「人格」が伴っていなければ、いずれボロがでる。
人にもばれてしまう。
・であるならば、長期視点で考えて、
「表面的にいいように見える技術」よりも
本質を磨く努力、をすることが大切なのではないか。
・それが長期継続的に私達を発展させてくれるのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。