「楽しいこと」を増やし続ける行動習慣
■おはようございます。
「誘われたらとりあえず行く」を
モットーにしている紀藤です。
年明けから、周りの人達が
新しい取り組みを始めているようで、
様々な行事に誘われることが増えてきました。
やはり仕事柄なのか、教育、セミナー、研修などの
キーワードに関わることが多いのですが、
それ以外のあまり関係ないことでも
(あまりお金がかからない限り)
時間が許せば、とりあえず行くことにしています。
私なりにメリットを感じているからなのですが、
今日はそんな「とりあえず行くことのメリット」について
思うことを共有したいと思います。
■さて、突然ですが、
私は「楽しいこと」が大好きです。
(皆さまもそうですよね!)
そして「楽しい」という感情について
少し見方を変えて考えてみると、
「=興味・関心があること」
とも捉えられるかと思います。
ですから、大切なお休みなどは特に、
「自分が、興味がある楽しそうなこと」に時間を割くわけです。
飲みが好きな人は飲みに行くし、
運動が好きな人は運動をする。
本を読むのが好きな人は本を読むし、
寝るのが好きな人は、とりあえず寝る。
「興味がないこと」には時間を使わず、
「自分の今、興味があること」に集中する。
至極当然のことです。
■しかしながら、思うのが、
「今、興味あること以外の可能性」
も、頭に置いておいた方が長期的にプラスになるのでは、
とも思うのです。
私の友人で色々お誘いを受けるものの、
大体「いや、興味ないからいいよー」で、
ほぼ常に断る人がいます。
ちょっと興味がありそうでも、
確信が持てないと、腰を上げないようです。
しかしながら、
「興味・関心」というのは、
<化学のリトマス紙>のようなもの。
やってみた後に、面白かったら色が変わる(=興味・関心を持てる)、
そのような特徴を持っているように思います。
ですから「あんまり興味ない」で、
やってもいないのに、何となく食わず嫌いでいるのは、
”リトマス紙を液体に浸してもいないのに色が変わること”
を期待するようなことでしょう。
友人・知人のお誘いに乗って、
とりあえずやってみたら、
「ものすごーく色が変わる」(=物凄くハマる)
かもしれないのに、
何だかもったいないなあ、
としばしば思うのです。
■「7つの習慣」では
「影響の輪と関心の輪」という話が出てきます。
これは、
”自分の変えられないことに愚痴を言うより、
影響を与えられることに集中した方が良い”
という一つの考え方です。
「面白いことないなあ」
「つまんないなあ」
なんていつも言っているけれども、
全てにおいて食わず嫌いな人がいるとしたら、
「自分が興味を持てるものを探すためにリトマス紙を浸しに行く」
という行動が、一つのヒントになるかもしれません。
そして、そのような行動は、
毎日をより興味深く、楽しく過ごすための
【「影響の輪」の中の行動】
と言えるのでしょう。
実際は行ってみても、
やっぱり好きになれなかった、
ということはままあると思いますが、
「犬も歩けば棒にあたる」とも言います。
であるならば、
食わず嫌いよりも、とりあえず食べまくって、
凄く好きになれる何かが見つかったら儲けもの、
くらいのスタンスで、
色々と興味を持ってみるのもよいかもしれません。
そうすると、興味が持てることの幅も増えて、
世の中が興味のあるものだらけになるかもしれません。
そうすると、
「興味があるものだらけ」=「楽しいことだらけ」
になって、毎日もより充実するのではないだろうか、
と思った次第です。
一つの考え方として、ご参考になれば。
■今日のお話は、
・とりあえず誘われたら何でもいく、という人がいる。
(→私 ※お金があまりかからなければ)
そのスタンスが良い、悪いはわからないが、メリットもある。
・その一つが「興味があることに偶然出会える」ということ。
興味があるものが増えれば、色んなことが楽しくなりえる。
だから「何にも興味がない」よりは「色々興味がある」方がよいだろう。
・しかし人の心はリトマス紙のようなもので、
興味・関心があるものも、何かに浸してみないとわからない。
・であるならば、「今、興味ないし」でとりあえず断るよりも、
とりあえずやってみる、飛び込んでみる、というスタンスでいられたら
「意外と面白かった(興味の幅が広がる)」ということにもなるのではないか。
・その結果、「興味あること」(=楽しいこと)が増えて、
毎日もより充実できるのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。