メールマガジン バックナンバー

210号 2014年1月16日

「楽しいこと」を増やし続ける行動習慣

■おはようございます。

「誘われたらとりあえず行く」を
モットーにしている紀藤です。

年明けから、周りの人達が
新しい取り組みを始めているようで、
様々な行事に誘われることが増えてきました。

やはり仕事柄なのか、教育、セミナー、研修などの
キーワードに関わることが多いのですが、
それ以外のあまり関係ないことでも
(あまりお金がかからない限り)
時間が許せば、とりあえず行くことにしています。

私なりにメリットを感じているからなのですが、
今日はそんな「とりあえず行くことのメリット」について
思うことを共有したいと思います。


■さて、突然ですが、
私は「楽しいこと」が大好きです。
(皆さまもそうですよね!)

そして「楽しい」という感情について
少し見方を変えて考えてみると、

「=興味・関心があること」

とも捉えられるかと思います。

ですから、大切なお休みなどは特に、
「自分が、興味がある楽しそうなこと」に時間を割くわけです。

飲みが好きな人は飲みに行くし、
運動が好きな人は運動をする。
本を読むのが好きな人は本を読むし、
寝るのが好きな人は、とりあえず寝る。

「興味がないこと」には時間を使わず、
「自分の今、興味があること」に集中する。

至極当然のことです。


■しかしながら、思うのが、

「今、興味あること以外の可能性」

も、頭に置いておいた方が長期的にプラスになるのでは、
とも思うのです。

私の友人で色々お誘いを受けるものの、
大体「いや、興味ないからいいよー」で、
ほぼ常に断る人がいます。

ちょっと興味がありそうでも、
確信が持てないと、腰を上げないようです。

しかしながら、
「興味・関心」というのは、
<化学のリトマス紙>のようなもの。
やってみた後に、面白かったら色が変わる(=興味・関心を持てる)、
そのような特徴を持っているように思います。

ですから「あんまり興味ない」で、
やってもいないのに、何となく食わず嫌いでいるのは、

”リトマス紙を液体に浸してもいないのに色が変わること”

を期待するようなことでしょう。

友人・知人のお誘いに乗って、
とりあえずやってみたら、

「ものすごーく色が変わる」(=物凄くハマる)

かもしれないのに、
何だかもったいないなあ、
としばしば思うのです。


■「7つの習慣」では
「影響の輪と関心の輪」という話が出てきます。

これは、

”自分の変えられないことに愚痴を言うより、
影響を与えられることに集中した方が良い”

という一つの考え方です。

「面白いことないなあ」
「つまんないなあ」
なんていつも言っているけれども、
全てにおいて食わず嫌いな人がいるとしたら、

「自分が興味を持てるものを探すためにリトマス紙を浸しに行く」
という行動が、一つのヒントになるかもしれません。

そして、そのような行動は、
毎日をより興味深く、楽しく過ごすための

【「影響の輪」の中の行動】

と言えるのでしょう。

実際は行ってみても、
やっぱり好きになれなかった、
ということはままあると思いますが、
「犬も歩けば棒にあたる」とも言います。

であるならば、
食わず嫌いよりも、とりあえず食べまくって、
凄く好きになれる何かが見つかったら儲けもの、
くらいのスタンスで、
色々と興味を持ってみるのもよいかもしれません。

そうすると、興味が持てることの幅も増えて、
世の中が興味のあるものだらけになるかもしれません。

そうすると、
「興味があるものだらけ」=「楽しいことだらけ」
になって、毎日もより充実するのではないだろうか、
と思った次第です。

一つの考え方として、ご参考になれば。


■今日のお話は、

・とりあえず誘われたら何でもいく、という人がいる。
 (→私 ※お金があまりかからなければ)
 そのスタンスが良い、悪いはわからないが、メリットもある。
 
・その一つが「興味があることに偶然出会える」ということ。
 興味があるものが増えれば、色んなことが楽しくなりえる。
 だから「何にも興味がない」よりは「色々興味がある」方がよいだろう。
 
・しかし人の心はリトマス紙のようなもので、
 興味・関心があるものも、何かに浸してみないとわからない。
 
・であるならば、「今、興味ないし」でとりあえず断るよりも、
 とりあえずやってみる、飛び込んでみる、というスタンスでいられたら
 「意外と面白かった(興味の幅が広がる)」ということにもなるのではないか。
 
・その結果、「興味あること」(=楽しいこと)が増えて、
 毎日もより充実できるのではないか。

という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日になりますように。

【本日の名言】 誰もが自分自身の視野の限界を
世界の限界だと思い込んでいる。

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