ダイエットのコツは、些細なことの習慣化にあり
■おはようございます。紀藤です。
忘年会シーズンで、
先週は、毎日飲み会でした。
そんな疲れた体をいやすべく、
土曜日は家でゆっくり。
逆に日曜日は、「鎌倉ロゲイニング」という
マラソンとオリエンテーリングを混ぜたようなNEWスポーツの大会に
参加をして5時間鎌倉の街中、山の中を走ってきました。
体を動かすのは気持ちいいものですね。
さて、そんな中、
私のランニング仲間の一人から、
「自然とやせられるダイエット法を確立した」
という話を聞きました。
その話がなかなか面白かったので、
今日はその内容を共有したいと思います。
■彼曰く、痩せるためのポイントは、
【いかに日常生活の中に、痩せる行動を自然と取り込むか】
であると言いました。
実は私も学生時代に比べ、
体重が10キロ以上増えており、
筋トレしたり、食事量を減らしたり、
様々なダイエット法にトライしてきましたが、
数々の失敗を重ね続けてきました。
(そして、逆に増量するという結果に…涙)
だからこそ、
「日常生活に取り込む」というナチュラルな表現は
私にとっても興味津々の内容。
■では彼が言う、
「日常生活に取り込む」とは
具体的にどういうことか。
それは、
・歩くこと
・座ること
・電車に乗ること
・立つこと
などなど、
「毎日必ず行う行動にひと工夫加えること」
だと答えました。
■そして、その「ひと工夫」の代表的なもの、
かつ最も効果的なものが、
全ての瞬間、行動において
「体幹に力を入れること」(腹=丹田に力を入れること)
がものすごく効くそうです。
例えば、
・歩くときも、お腹に力を入れて、まっすぐ歩く
・座るときも、お腹に力を入れて、背中を丸めない
・電車に乗るときも、お腹に力を入れて、吊革に寄りかからない
・立つときも、お腹に力を入れて、まっすぐ立つ
などなど。
これを意識するだけで、
「自然と普段の活動」+「体幹を支えるエネルギー消費」となり、
消費カロリーも通常の行動の1、2倍くらいになる、
と語っていました。
■ちなみに、この話で
万人がすべて痩せられるかどうかはわかりません。
しかしながら、その内容以上に、
私は非常に彼の考えに共感しました。
それは、
【小さなことから始めること】
を推奨していたこと。
ダイエットでも、
はたまた勉強でも、仕事でもそうですが、
成果を目に見える形にするためには、
「継続をして行動する」(=習慣にする)
ことが必要です。
一過性の思い付きの行動では、
継続した結果を作ることはできません。
しかし、この
「継続をする」
というのが非常に曲者なのです。
やる気があるときは、
「ダイエットのために筋トレするぞ!」とか
「食事を通常の半分にするぞ!」など
しばらくの間は「気合」「根性」で持つのですが、
ひとたび別のストレスがかかったり、
余裕がなくなってくると、
「やっぱりムリだ・・・」
と元の何もしない状態に戻ってしまう。
■だからこそ、
「歩くときにお腹に力を入れる」
など無理がない、小さなことから
始めることは継続をする上でとても大切だと思うのです。
そうすれば、
(第一サイクル目)
・小さな、無理がないことを意識する
↓
・小さな、無理がないことを実行できる
↓
・小さな習慣が一つ、自分の物になる
↓
(第二サイクル目)
・余裕ができて、新たな小さな習慣を意識できる
↓
・新たな小さな習慣を実行できる
↓
・新しい小さな習慣がまた一つ、自分の物になる
↓
(第三サイクル目)
↓
※以下続く
と逓増的に自分のスキルを
磨きあげていくことができるのではないでしょうか。
■成果を上げ続けるポイントは、やはり
【習慣化にどのようにするか】
にかかっています。
そして、このリズムを作るための最初の一歩が、
【小さな些細なことから始める】
ことではないか、と思うのです。
ぜひ、彼の進めるダイエット法のように、
小さなことをスターターにして、
どんどん良い習慣を身に付けていきたいものですね。
(※本日の項目については、『完訳 7つの習慣』P47~48
についてご参照ください)
■今日のお話は、
・友人の勧めるダイエット法。
それは日常生活において、「体幹を意識する」という
至ってシンプルかつ、些細なこと。
・しかし、目に見える結果を出すためには、
「継続すること」が大切である。
そしてこれが難しい。
・だが「小さなこと」であれば、気軽に意識ができ、
実行することも比較的簡単である。
・だからこそ、まず「継続すること」(=習慣にすること)の
第一歩として「小さなこと」から始めてみたらどうか。
・その結果、その行動がスターターとなり、
少しずつ新しい習慣が重ねられ、自分自身のスキルも
逓増していくのではないか。
という内容でした。
今日も皆様にとってよい一日になりますように。