「朝のスタートダッシュ」の効果・効能
■おはようございます。紀藤です。
最近、(というか以前からですが)
「朝活」が流行っていますよね。
私も朝、メールを書いているわけですが、
様々な点で、予想以上の効果・効能を感じております。
ということで本日は
「朝に負荷をかけるメリット」、
というテーマでお伝えしたいと思います。
■皆さまは、朝起きたら、
すぐに頭は働きますでしょうか。
私の場合、基本的に寝起きはぼーっとしがちですが、
そんな方は、意外と多いのではないではないか、と思います。
以前にもお伝えしたのですが、
人には「やる気中枢」というものがあって、
そこは「何かを始める」ことで目覚めます。
ですので、
「朝あまりテンションがあがらないから」
と放っておいても、
テンションは上がらず、ぼーっとしたままになります。
ともすると、休日のぼんやりした一日のようになってしまいます。
では、どうすればよいのか?
■ここが、今日私がお伝えしたいことなのですが、
「朝、無理やりにでも負荷をかけること」
が意外な効果・効能をもたらすのではないか、
と思うのです。
負荷をかけて、
頭をぐるりと回転させていくと、
頭の回転に勢いがつき始めます。
そして勢いをつけた頭は、
慣性の法則のように回転し続け、
終日、頭が冴えていきます。
■その状態で、1日働いたとしたら、どうでしょう。
ちょっと強引な例えですが、
午前中の生産性を、計算してみたいと思います。
【ぼーっとしている午前】
1分2回転(頭回転量)× 午前(4時間) = 480回転
【負荷をかけて冴えている午前】
1分4回転(頭回転量)×午前(4時間) = 960回転
約2倍の生産性ですね。
もちろん、こんなに単純な話でないことは分かっていますが、
お伝えしたいのは、
”「頭が冴えているかどうか」が
1日の生産性に大きな影響を与えている”
ということです。
ひいていえば、
”「頭が冴える状態」を毎日習慣として作っている人と、
作っていない人の差は、どんどん、どんどん開いていく”
とすら言えるのではないか、と思うのです。
だからこそ、
「朝、負荷をかける習慣(頭を冴えさせる習慣)」
は効果的なのではないのでしょうか、
というのが本日のポイントです。
■ちなみに、このような活動を、
「7つの習慣」では「刃を研ぐ(第七の習慣)」と呼んでいます。
自分という「刃」(能力・資源)を研げば、
降りかかる様々な事象(問題・課題・目標)を、
どんどん斬ること(達成)ができます。
日々の習慣の中で、
・朝起きたら、走る
・朝起きたら、読書をする
・朝起きたら、勉強をする
など、頭を冴えさせる活動を組み込むことができれば、
健康・自己啓発以上に大きな効果が見込めるのではないかと思います。
日々の生産性に「てこの原理」を働かせる行動、
ぜひ意識してやっていきたいものですね。
■今日のお話は、
・朝の活動(頭に負荷をかける・体に負荷をかける)ことは、
一日の活動に弾みをつけることになる。
・もし朝から頭が働いていれば、その日は頭が働く。
逆に、もし朝ボーっとしすぎれば、休日のぼんやりした頭のように一日が終わる。
・であるならば、朝、無理やりにでも頭を回転させる習慣をつけることは
1日の生産性に大きく関わってくるのではないか。
・ちなみに「7つの習慣」ではそのような活動を「第七の習慣 刃を研ぐ」と呼ぶ。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。