人の「大体こんなもん」を超えてゆけ
■おはようございます。紀藤です。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』が
8月末に出版されました。
色々な書店でみますが、
先日はコンビニにも置いてありました!
500ページを超える本が置かれている、
というのは見たことがありませんが、
たくさんの方の目に留まるのは嬉しいですね。
■さて、先日上司と新宿でランチに行ったのですが、
ちょっとした「感動体験」をしました。
今日はそのお話を一つ。
「サルバトーレクオモ」というイタリアンなのですが、
皆さまはご存知でしょうか。
何が感動したかというと、
そのコストパフォーマンス。
バイキング形式なのですが、
・サラダ(ヤングコーン、うずら、コーン、チーズ、オニオン、温野菜他多数)
・ピザ(焼き立て、種類も5種類くらい)
・パスタ(トマト系、ペペロンチーノ系、具もたくさん)
・アラカルト(ポテト、さといも、バケット他)
・デザート(プリン、マシュマロ、クッキー、チョコケーキ、ゼリー他)
・ドリンク(各種野菜ジュース3種、コーヒー、紅茶、他)
と、ホテルのランチバイキング並みの品ぞろえ。
それで、なんと40分1000円!(驚)
なぜ、感動したかと言えば、
私の「ランチに対する期待値」を大きく超えたから。
感覚的には、1800円くらいするんじゃないか、と思う内容でした。
それを1000円で楽しめたわけです。
感動です。また行きたくなります。
というか、絶対に行きます!
(そう思うのは私だけではない(はず))
■誰であれ人は、
「大体こんなもんだろう」
という基準をあらゆるものに持っていると思います。
それは、ランチ以外にも、
・ホテルのサービス
・コンビニ弁当の味への期待
・部下に任せた仕事の質
・旦那がしてくれる家族サービス(?)
だったり。
程度こそあるものの、
その人なりの
「大体こんなもん」
があることは想像がつきます。
これは個々人の「パラダイム」(=物の見方)が関わっています。
■そしてこの事実は、
特に、私たちの仕事にも、大きく影響すると思うのです。
仕事は、評価する相手がいます。
それが、お客様だったり、
時には、社内の上司だったり。
例えば、仮に営業とすると
お客様に商品を提案します。
そして多くの場合、
お客様は色々な営業マンから提案を受けています。
ですから、
「大体営業のセールストークはこんなもん」
というパラダイムが出来上がっていると思われます。
こんな条件下で、
「大体こんなもん」を超えたときに
「満足」とか「また機会があればお願いしようか」
になり、
「大体こんなもん」を大きく、遥かに超えたときに、
「感動!」または「絶対またお願いする!」
と感じてもらえるのではないでしょうか。
■人が人を評価する世の中で生きている限り、
私たちは「評価者の見方(パラダイム)」
を基準に成功、失敗が分かれてきてしまうのは、
ある意味、ビジネス社会のルールのようなもの。
であるならば、評価者の
「大体こんなもん」がどこにあるのかを意識することから始め、
それを超えるよう努力したいものです。
(と、出来ている、出来ていないは別として、日々自分に言い聞かせてみたり汗)
■今日のお話は、
・ランチで感動サービスを体験した。
・それは私の考える「ランチのパラダイム(見方)」を大きく上回ったから。
(期待値を超えたから)
・人はだれでも「大体こんなもん」という基準をあらゆることに持っている。
・そして仕事は、お客様などの「大体こんなもん」を上回ることが一つの目標。
・その結果「満足」「感動」などに繋がり、成果につながる。
・であるならば、「大体こんなもん」を上回る努力をし続けたいもの。
という内容でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。