「100年カレンダー」で終わりを思い描く
■おはようございます。紀藤です。
私事ですが、14~16日まで夏季休暇を頂いております。
とはいえ、こちらのメールマガジンは日課になっているので、
国民の休日以外は、お送りさせて頂きたいと思います。
(お送りしないと、何となく気持ちわるさを感じるようになってしまいました苦笑)
■さて、皆さまは、
「100年カレンダー」というものがあることを
ご存知でしょうか。
先日お伺いしたとある企業の社長室にかけてあり、
なんだろう、と思い見てみると、
日本記念日協会というものが発行しているカレンダーで、
2100年までの暦がポスター大程のものでわかるものでした。
調べてみると、
自分の生まれ月からの100年が分かるものも
売られているようです。
■このカレンダーについて色々お話をしている中で
社長が言われるには、
「少なくとも、この中のどこかでは自分は死ぬのだからね・・・
まあ、後悔ないように生きたいよね」
とのこと。
そして私も、このお話に深く共感しました。
■普段、1年間のカレンダーを見ると、
「自分の命が終わる日」など考えることはないのですが、
100年カレンダーというフィルターを通して見ると、
いつか自分の人生が終わるときがくると自然と考えてしまいます。
人生の成功の秘訣をお伝えする
『7つの習慣』においても、このことは
「第二の習慣 終わりを思い描くことから始める」
(Begin with end in mind)
というエッセンスとしてお伝えしています。
自分の人生が終わるときに、
今のままで後悔しないだろうか。
終わりを考えたときに、
大切な人から言われたい言葉は何だろうか。
人から刷り込まれた成功でなく、
自分が本当に大切にしたい価値観は何だろうか。
そんな視点から考えてみると、
今やりたいこと、すべきと考えることも
変わってくるかもしれませんね。
悔いのない人生を送りたいと日々思うこの頃です。
■今日のお話は、
・100年カレンダーというものがある。
・通常の1年のカレンダーと違い、自分の人生の終わりが
見えるカレンダーである。
・終わりが見えると、残りの人生で自分が何をしたいのか
思いを馳せる機会にもなる。
・終わりを考えたとき、今の自分はどうありたいか、何をしたいか、
そんな視点で考えると、より自分自身が納得できる人生を
歩むきっかけになるのではないか。
という内容でした。
本日も皆様にとって良い一日になりますように。