「レシピ」の力
■おはようございます。紀藤です。
先日、少し早く家に帰ったこともあり、
ちょっと気合を入れて料理をしてみようかな、と思い、
初めてちゃんとした料理にチャレンジしてみました。
ちなみに、私は居酒屋で働いたことがありますので、
炒める、切る、揚げる、くらいはできますが、
手のかかった料理は作ったことがありません。
塩とコンソメに頼り切った、「男の料理」担当でございます。
■そんな私ですが、何を思ったのか無謀にも
「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」
というものを作ろうと思い立ちました。
スーパーをふらふらと歩いていたら、
「牛のすね肉 ブロック(880円/250g)」が
半額で売られていたので、それで何か美味しいものを作ろう、
と思いついたのがきっかけです。
(なので、厳密に言えば「牛すね肉の赤ワイン煮込み」ですね汗)
そして、iPhoneを見ながら、
かの有名な「クックパッド」を開いて、
見よう見まねで、ソテーをして、炒めて、圧力鍋でボイルして、
と何とか完成させ、食べてみたところ、
手前味噌ながら、非常に、非常に、美味しかったのです!
家族からは「店で出せるのでは」という言葉を頂きました
(お世辞でしょうが・・・)
■私がスゴイとかそういう話では全くなく、
結局、何が言いたいかというと、
「レシピは偉大である」
という、この一点。
美味しい料理ができたのも、クックパッドで出会った、
ランキング1位の「ホロホロ!牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」の
投稿のおかげでしかありません。
私のような素人でも、
料理上手な誰かが開示してくれたレシピを見たおかげで、
何の訓練もなく、最短距離で美味しい料理を作ることができました。
しかしながら、
そのレシピを考えた料理好きな方は、
図らずともきっと今まで料理に大変な時間を費やし、
食材や美味しい料理について想いを巡らせて、
膨大な経験の中からそのレシピを生み出したのだと思います。
■であれば、その「レシピ」を利用しない手はない、と私は思います。
そして、このような「レシピ」は、
料理だけでなく、運動でも、勉強でも、仕事でも、
そして「人生」というテーマでも同じように存在しており、
同じことが言えるのではないでしょうか。
過去、その「道」に時間や経験を費やしてきた人々が、
「こうやったらうまくいった」ということを、まとめ、記録しています。
■何でもかんでも、過去に学べばいい、というわけではありませんが、
「〇〇をしたらうまくいった」
という考え方や工夫(レシピ)は、
進んで取り入れることは、
自らの成長を速める一因になるはず。
『7つの習慣』も、世に偉大な影響を与え、
成功してきた過去の偉人・賢人の方々の思考・行動をまとめた、
いわゆる「人生のレシピ」のようなもの。
時代や国境を越えて生き続けており、
44ヶ国語に翻訳され世界のベストセラーとなっている事実が、
それを証明しているのではないでしょうか。
■もちろん、『7つの習慣』以外にも、
たくさんの本やセミナー、映画や、人との出会いなど
たくさんのレシピはそこら中にあり、
得ようと思えば得ることが出来ます。
レシピがあるからと言って、
必ずしも100%うまくいくとは限りませんが、
自ら積極的にレシピを取りにいけば、
その分だけチャンスや選択肢が増える、とは言えるように思います。
レシピの力を、あなどるべからず、ですね。
■今日のお話は、
・料理ベタでも、一瞬で美味しい料理を作れる方法がある。
・それは、上手な人が作った「レシピ」があるから。
・レシピを作った人は、相応の時間をかけているはず。
・しかし、レシピを見て作った人は、努力なく美味しい料理を作ることが出来る。
・料理だけでなく、仕事、勉強、人生にも同じようにレシピがある。
・であるならば、最短距離で進むために、先人の「レシピ」を有効活用することで、
成長のスピードを加速させられるのではないか。
というお話でした。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。