行動を習慣にする、2つのポイント
■おはようございます。紀藤です。
先週は暑い日続きでしたが、
今日は週の頭から少し肌寒い一日ですね。
霧雨がふり、梅雨のにおいを感じます。
■さて、先週「習慣化」について、
『7つの習慣 habitizer』という行動支援ツールの
お話をさせて頂きました。
本日も引き続き、習慣化のコツについて
お話したいと思います。
■前回、『7つの習慣 habitizer』では、
1、アクションプランを立てること
2、振り返りを行うこと
3、フィードバックをもらうこと
上記3つを繰り返すシステムにより、
自分自身で「内省」をする習慣をつけ、
↓
他者からのフィードバックで新たな気付きを得る
↓
そして、次のアクションプランに生かす
というサイクルを繰り返すことで、
「同じ失敗をしない」ことを定着させ、習慣化を促す仕組みがある、
とお伝えいたしました。
そういった全体図に加えて、
掲げた目標(アクションプラン)を実行する上で、
行動習慣には2つのポイントがある、と言われています。
■まず、一つ目は
1、頭で考えることは行動ではない
ということ。
「意識する」「心がける」のようなあいまいな言葉は、
頭で考える言葉で、行動実践が明確化できません。
例えば、
×「部内の信頼を得るよう、第一印象が良くなるよう心がける」
↓
〇「部内の信頼を得るため、毎朝30分前に出勤し全員に声をかける」
というように、具体的に何をするか、まで
言葉に落とし込まなければ実行は難しくなります。
■そして2つ目は、
2、タイミングとアウトプットで見える化する
とこと。
まず、タイミングのキーワードは、
『ついでに』。
これは、「毎回」「毎日」という言葉を、
「お風呂に入る前に」「通勤電車の中で」など、
元々習慣になっていることに追加していくことで、
持っている習慣がトリガーとなり、習慣化しやすくなるというテクニック。
次に、アウトプットのキーワードは、
『他者への見える化』。
これも、自分の意志に頼りすぎない工夫の一つですが、
「周りの人が見ている」ということで、勝手にやめられなくなります。
そして、覚悟もある程度問われます。
私が日々お送りしているメールもその一つですね。
大変だなあ、と思う時もありますが、「誰かに見られている」という感覚が、
毎日続ける力になっています。
■行動を習慣化できないときに、
「私は意志が弱いんだ・・・」
と自分に責任を求めてしまうと、
真面目な性格であればあるほど、自信をなくしてしまいます。
新しいことにチャレンジしようとしているのに、
「自信喪失」でその気持ちが消えてしまうのは、
非常にもったいないもの。
ぜひ、「やってみよう」という気持ちを、
仕組みを使って、形にし、成果につなげる、
ということも、習慣化の一つの「スキル」だと言えそうですね。
皆様にとって良い一日になりますように。