メールマガジン バックナンバー

44号 2013年5月7日

連休後からすぐに「ON」にするために

■おはようございます。紀藤です。

ゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。
どこかへ行かれた方、普段やらないことをできたなど
リフレッシュされた方も多いかと思います。

私も休みに入る前に、色々と計画をして、

「読めなかった本を読もう」
「気になっていた展覧会にいこう」
「旅行の計画をしよう」
「見たかった映画をみよう」
「英語の勉強をしよう」
「引越しの準備をしよう」

など、「あれもこれも」考えて、意気込んでいました。


■しかしながら、お休みになると、
どうしても計画性がなくなってしまい、
時間や自分の行動に対する成果の見積もりが甘くなってしまう傾向があるようです。

本は3冊くらい読みたい、と思っていたものの、
読みたかった本は始めの50ページ×3冊だけ読んで終わったり、
行きたかった展覧会もホームページのサイトを見て終了したり、
旅行の計画も、なんとなく考えてみて終了したり。

日々それなりに忙しくしていたのですが、
若干「完全に燃えきった」という感覚が足りない、
というのが正直なところでした。


■7つの習慣でも、「第三の習慣 重要事項を優先する」において
計画の重要性を伝えています。

・計画は最も優先順位が高いものからスケジューリングをすること
・計画しているスケジュールは全体の7割くらいに収めておくこと
 (緊急な出来事、依頼などを想定して)

など優先順位をつけ行動することで
より大きな成果へつながりやすくなる、と述べられています。
計画することのメリットは様々ありますが、
今回私が「計画の大切さ」を強く感じたことは、

「計画通りにやると、達成感が得られる」

という事実でした。


■休日も平日も、自分の人生の一部なので、
やはり「最高に充実した一日だった」と常に言えるようにしたいもの。

「自分への約束(計画)をして、約束を守る」ことができると、
自分はできる、と自分への信頼が高まります。

少しずつ自分への信頼が高まると、
自信も高まり、より日々の充実感が得られます。

そう考えると、今回の私のように
やりたいこともやみくもにリストアップして
「気が向いたらやる」でなく
「これだけはここまでやろう」と優先順位をつけて計画を立てると、
「こんなことができた」と具体的に言えることが増えて、
より休日の充実度も高まるかもしれません。

そして、ある休日でも平日でも計画を持つことで、
頭が活性化され「OFF」になりすぎず、
休み明けからすぐにスイッチを「ON」にできる、というメリットもありそうです。
(あんまりカツカツにやると、逆にストレスになりそうですが苦笑)


■ということで、今回残したやりたいことは
来週以降の休日へのプレゼント(宿題?)ということで、
楽しみにとっておきたいと思います。

今日から新たな1週間。

休み明けからすぐに「ON」にするためにも
まずは今日の「重要事項は何なのか」を10分考えてみて、
一日の終わりに達成感を味わってみる、というのもよいかもしれませんね。


今日も、皆さまにとって良い一日になりますように。

【本日の名言】 自分自身の活かし方を知っている人は
常に余暇をつくりだす。
何もしない人はいつまでもあくせくしている。

             ジャン=マリー・ロラン

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す