「もし今日が人生最後の日だったら、、、」と日々考えることは、”心のストレッチ”である
(本日のお話 3203文字/読了時間3分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、1件のアポイント。
ならびに、諸々の事務作業など。
また夜からは、コンサルタントとして、
独立をされている優秀極まりない方と品川にて会食。
着々と、色々と仕込んでおります。
*
また先日よりご案内をしております『メルマガ交流会』。
当初の定員には達しておりますが、
ご希望者がまだいらっしゃるため、枠を増やして、
もうちょっと募集をしていきたいと思います。
素晴らしい方々がお申込みいただいており、
私も楽しみで仕方がありません。
・異業種、職種の人と繋がりたい人、
・これからの未来をより良くしていきたいと思われる方
・見識を拡げていきたい方、
・前向きな仲間と新たな出会いを生み出したい方
は、ぜひぜひご参加下さい!
皆様が繋がり会えるよう、
実りある会にしてまいりますね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【メルマガ交流会 ~縁を拡げ、見識を拡げる~】
■交流会のテーマ:
多様な人々と繋がり、学びながら、ご縁や見識を拡げます。
皆様の収穫になるちょっとしたワークもやろうと思います。
― 交流会のイメージ(仮)
第1部:ミニワーク
(・自己紹介、・テーマディスカッションなど
例/未来の働き方を考える、どうやって習慣を作るのか、など)
第2部:そのまま懇親会
(食事・飲み物付き)
■日時:5月11日(金)19:00-22:00
■場所:都内某所
■費用: 5000円前後(会場等によって変わります)
■対象:メルマガ読者の皆様
■お申込み:こちらのフォームからお申込みくださいませ。
https://goo.gl/forms/fvQLCGd4THwjHMzr2
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何卒よろしくお願いいたします。
*
さて、本日のお話です。
最近、自分の中で、とある
”モチベーションが高まる、ナイスな習慣”
を発見し、気分が高揚し続けております。
今日は、その”習慣”の実行を通じて思ったこと、
気づいた学びについて、皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【「もし今日が人生最後の日だったら、、、」と日々考えることは、”心のストレッチ”である】。
それでは、どうぞ。
■スティーブ・ジョブスの有名なスピーチがあります。
先日も、メルマガでご案内いたしましたが、
ものすごーく素晴らしいスピーチです。
『スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞(動画)』
https://www.youtube.com/watch?v=XQB3H6I8t_4
(ご覧になられていない方は、ぜひ見てみて下さい。
本当に印象的で、多くの気付きがあるはずです)
そして、そのスピーチの中で、
こんな一節があるのです。
(以下、引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[スティーブ・ジョブス スピーチより]
私が17歳のとき、私は次のような句を読みました。
「もし、あなたが毎日を人生最後の日のように生きるなら、
いつかまさしく、その通りになる。」
それはとても私の印象に残りました、
それ以来33年間、私は毎朝鏡をのぞき込み、自分に問いかけました。
【もし今日が人生最後の日だったら、
私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?】
と。
そして、答えがNOの日が何日も続くようなら、
私は何かを変える必要があります。
自分はいずれ死ぬのだと考えることは、
私が人生において大きな選択をするときに自分を助けてくれる、
今までに出会った最高のツールです。
なぜなら殆ど全てのこと・・・・
即ち全ての外部の期待、全てのプライド、
恥をかくことや失敗への全ての恐れなど・・・
これらの事は死を前にすれば、なんでもなくなり、
本当に重要な事だけが残るからです。
(以下、スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 より引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして、私が個人的に注目したいのが、
この中の、
【もし今日が人生最後の日だったら、
私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?】
という一文。
■研修をやっていて、
よくよく思うことがあります。
それは、人は、
日々の喧騒に飲み込まれ続けると、
『心が、凝り固まる』
ということ。
誰もが「本当はこうなれたらいいな」というものが、
探っていくと、絶対にあるのです。
幼稚園の頃、小学校の頃、
荒唐無稽な夢を、誰もが無邪気に語っていたように。
しかし、大人になるにつれ、
それをいつからか言わなくなります。
おそらくそれは、
たくさんの経験を経て、
「現実は甘くない」
と知るからでしょう。
実際はどうかは置いておいて、
そう思っていくからでしょう。
■そんな中、たとえ、
「こうありたい!」という理想像を語っても、
現実とのギャップを感じ、
実現性のなさを感じたり、虚しくなる。
だから、考えないようにしよう、、、
そのほうが期待しなくていい。
「あの先輩のようになれたらいいな」
↓
「、、、でも、やっぱり難しい」
「長期休暇を取ってハワイにでもいきたいな」
↓
「、、、でも、今の状況じゃ無理、、、」
「もっと稼いで、自由な時間も持ちたい」
↓
「、、、でも、自分にできることは少ない、、、」
なんていうように
”ありたい理想”を思い描いては、
”現実は難しい”という言葉でかき消す。
思い描き、かき消す。
思い描き、かき消す。
そしてそのうち、
思い描くことすら、なくなっていく。
いつからか、「やりたいことはなにか?」と言われても、
心が凝り固まり、「自分の、やりたいことってなんだっけ?」と、
『そもそも、自分が何がしたかったのか、がわからなくなる』
という現象が起こる。
、、、こういう状態の方、意外と多いな、
と研修をしながら、感じるのです。
■それくらい、”ありたい姿”などというものは、
日常業務と離れており、思い出しづらいのです。
だからこそ、
「自分が、本当に何をしたいのか?」
を考え続けることをしないと、
”本当に自分がやりたいこと”を見失いがちになってしまいます。
ですから、ジョブスの言う、
【もし今日が人生最後の日だったら、
私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?】
と日々、自分に問うことは、
敢えて意識する価値のある、大変重要なことではないか、
と思ったのです。
■、、、と、そんな事を、
私自身、強く思ったので、
先日、こんな”習慣”の仕組みを作りました。
それは、
”自分のベッドの真上の天井に
【もし今日が人生最後の日だったら、私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」と書かれた紙を貼る”
というもの。
これ、やってみて思ったのですが、
予想以上にスゴイ。
ものすごくシンプル、でも
ものすごくパワフルです。
気持ちとして、こんな流れになります。
まず、寝る前に、天井を見る。
そうすると、
【もし今日が人生最後の日だったら、
私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?】
と、天井が私に問うて来るのです。
今日、人生最後の日でも、よかったと言えるか、、、自分に問います。
明日、人生最後の日だったら、何をするか、、、そう考え、眠りに付きます。
そして、起きた直後。
まどろみの中、また、天井を見つめます。
そうするとまた、
【もし今日が人生最後の日だったら、
私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?】
と天井が問うてくる。
今日、やることは色々あるけど、
「何をしたい」と思っているか、、、。
それを、しばらく考え、
そして起きて、手帳に、今日の計画を書く。
そうすると、
・あれもしたい
・これもしたい
・もっとこれもしたい
と、今まで以上に、どんどん
「やりたいこと」がでてくるようになった、
と感じたのです。
多分、知らず知らず、
抑えていたものがあったのでしょう。
■日々、忙しい中に飲みこまれ、
色々な人の利害の中で生きていると、
「何をしなければいけないか?」
を組織からも、他人からも求められます。
それに意識を傾け続けると
『自分が本当は、何をしたいのか?』
を見失うことがあります。
でも、上司も、会社も、友人も、
もっと言えば家族ですら、
自分の人生に責任をとってはくれません。
”自分がいい人生だった”
と思えるかどうかは、
自分で責任を取るしかないのです。
だからこそ、
『自分が本当は、何をしたいのか?』
を考え続ける必要があるし、
そのための習慣として、
”【もし今日が人生最後の日だったら、
私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?】
と書かれた紙を、寝床の天井にはる”
ということも、(ちょっとアツくるしいですが)
効果的かもしれません。
『「もし今日が人生最後の日だったら、、、」を考えることは、
凝り固まった心をほぐす「心のストレッチ」みたいなもの 』
です。
私はこれを始めてから、
今まで以上に、いい感じにモチベーションが高まっております。
よろしければ、ぜひ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。
=============================
【本日の名言】
明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
マハトマ・ガンディー
========================== ===