今週の一冊『 脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
(本日のお話 1561字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日土曜日は、
マインドフルネスについての勉強会に参加。
その後は、都内に住む親戚宅にて、
夕食を共にいたしました。
また、一昨日の極真空手の練習にて、
ダメージを追った左太ももが腫れて、
少し歩きづらくなっております。。。
しかしながら、不思議なもので、
空手にせよ、ランニングにせよ、
「運動をした後」
というのは、明確に、
驚くほど気分が良いことに気が付くのです。
*
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナーですが、
本日は、そんな「運動の効能」について、
科学的に、大変ロジカルに伝えている一冊、
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『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
(著:ジョン J. レイティ)
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をご紹介させていただきたいと思います。
■運動は身体にいい。
おそらく、否定する人は、
今の世の中ほぼ皆無ではないかと思います。
それくらい、
「運動」がもたらすメリットについて、
”なんとなく理解されている”
というのが、今の世間一般の
現状ではないか、と思います。
■運動は、やったほうがいいのだろう。
でもあくまでも、
「やった”ほうがいい”」
レベル。
だから、運動は良いものだ、と言いつつ、
現実は、
「えー、でも走るの大変」
「運動するのだるい。暑いし」
「ダイエットするなら、運動はイヤだから、
食事に気をつけることにしよう」
、、、と、
なんだかんだで運動はされない、
というのが実情ではないか、
と私は感じています。
■しかし、本書を読めば。
世界観が一変するはずです。
「運動はしたほうが良い」
ではなく、
『「運動」することこそが、課題を解決する、
唯一無二の方法である』
『「運動」は、120%したほうが、
絶対に、絶対によい』
と変わる、
そのように思える本です。
■この本の特徴は、
全てが医学的な実験に基づいて
論理的に書かれていることです。
例えば、
・有酸素運動をすることは、
「学力の向上に明確な相関関係がある」
と示した臨床実験の話
・運動を続けることで、
「うつ症状が明確に改善される」
とした医学的論文の話
・日常の不安に対して、また病的な不安に対して、
「肉体と脳の両面に対して、運動は効果をもたらす」
とした研究結果の話
・「抗うつ剤の効能と、有酸素運動で脳内から放出されるホルモンは同じもの」
であり、実際の医学現場で、「抗うつ剤 or 有酸素運動」か
選ばせている病院がある、という話
・オランダの約2万人の家庭で行われた調査で、
運動をする習慣があるとき、「うつや神経症」が減り、
社交的になる結果がでた、という研究論文。
・「老化に抵抗する唯一の方法が運動」であり、
運動がもたらすストレス、負荷が脳の劣化を遅らせる、
とする研究結果の話。
、、、
などなど。
もう、これでもか、これでもか、というほど、
世界中の「運動がもたらすメリット」についての
・医学的データ
・研究論文
・臨床実験結果
が示されるのです。
読んでいると、
「これ、運動しない理由がない、、、」
と思えるほど、ぐうの音もでなくなるほど、
説得力を持たせられるのです。
■ご自身の健康の問題で、
走ったり、泳いだりができない人も、
いらっしゃるかと思います。
しかしながら、心拍、有酸素運動などの
「原則」について語っているので、
・バイク、
・水泳、
・ランニング、
・加圧トレーニング
どんなものでも応用を効かせることが
できるはず。
ぜひ、
・気分がのらない
・健康に問題を抱えている
・身体が重い
・疲れやすい
など、
”心身に何らかの不満・課題”を感じている方は、
得られる事が多いはず。
ぜひ、ご一読、お勧めいたします。
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<今週の一冊>
『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
(著:ジョン J. レイティ)
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