投資は遅れて効いてくる
(本日のお話 1328字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに夜からは、今月から開始をした英語塾への参加でした。
だいぶ使っていなくて忘れてしまいましたが、
ここから取り戻していきたいと思います。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
先週末に参加をした、「マネジメントゲーム」という
経営のゲームがあるのですが、その内容が非常に面白く、
また大変勉強になるものでした。
今日はそこで学んだことから、
心に残った事を皆様に一つ、共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【投資は遅れて効いてくる】。
それでは、どうぞ。
■少し話が変わるのですが、
「”教育投資”(人間に対してです)は、
いつ行うのが最も効果が高いのか?」
という実験が1960年代、
アメリカで行われたそうです。
そして、その問いに対しての答えは、
『教育にお金をかけるならば、
就学前の幼児期に行うのが最も投資対効果が高い』
という研究結果が出たそう。
ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・ヘックマン教授ら曰く、
”幼少期に適切な教育を受けることによって養われた学習意欲が、
その後の人生にも大きく影響したと考えており、青年期に教育を施すより、
幼児期に教育を受けさせたほうが、より少ないコストで教育の効果が期待できる”
、、、らしいです。
(参考:『学力の経済学』より)
つまり、
「教育(人への投資)は、できるだけ早いほうが良い」
ということですね。
■話を戻しますが、
実は先日を参加した
”会社を運営し大きくすると”いう目的の「マネジメントゲーム」において、
この話を、ふと思い出すことがありました。
このゲームでは、
「研究開発」(=商品をよりよくする投資)
という項目があるのですが、
この「研究開発」を、早い段階でやっておくと、
後半に、有利に戦いやすくなるのです。
そして、このマネジメントゲームの講師が、
こんな事を言っていたのが印象的でした。
『「投資は遅れて効いてくる」んです。
投資が、付加価値を生み、利益を作る。
だから、基本は「研究開発(投資)」ベースで進めることが、
勝つためのポイントです。
それが、このゲームを開発したソニーの考えです』
、、、
そんな話をしていました。
■我々はついつい、
「短期的な利益」に集中しがちです。
それは、決して悪いことではないと思います。
しかし、今の「短期的な利益」をたとえ一旦おいておいたとしても、
「中長期的な視点」を持ち、
「”これからの人生で一番若い今”に、
立ち止まって自分に投資をしてみる」
(=学び、人間関係、心身のメンテナンス等)
ことは、自分の人生に”ゆくゆく”レバレッジを効かせる上で、
とても大切なポイントなのだろう、
今日しかない、も事実ですが、
未来も続く、というのもまた一つの事実です。
だから、
「中長期の視点を持ち、いかに自分に投資をするか」
というのは、100年時代、勝ち残るために、
大変重要な考えであろう、
そのように思ったのでした。
*
非常にシンプルな話ですが、
【投資は遅れて効いてくる】、
これは事実です。
人も、会社も、モノも同じです。
だからこそ、「自分への投資」も習慣として、
行っていきたいものですね。
今日は短めに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
果実を食べるものは少なくとも、
種子を植えるべきだ。
ヘンリー・デイヴィド・ソロー
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