今週の一冊『ザ・コーチ - 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」』
(本日のお話 2105字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。
この週末は、ひたすら読書6冊。
また、妻とともに、研修のプログラム作成。
また、休憩がてら、英語学習など。
最近はアウトプットをし続けていて、
インプットの時間が少なくなりがちでしたので
貪るようにインプットをしております。
年末、年明けに向けて、
興味があったあらゆる研修プログラムに、参加する予定。
今から、とても楽しみです。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『ザ・コーチ - 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」』
(著:谷口 貴彦)
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でございます。
■世に言う「自己啓発本」、
「成功哲学系」の本で必ず言われることがあります。
それが、
「目標を定めよ」
「人生の目的を見つけよう」
「夢を思い描くこと」
という類のお話です。
一言で言えば、
”ビジョン”や”ミッション”
という言葉に表される、
未来志向型の思考法の重要性ですね。
正直、もう言われすぎていて、
逆に声高に語ると薄っぺらくなるようで、
躊躇してしまうほど、言われすぎている内容です。
■有名な『7つの習慣』でも、
”第2の習慣 終わりを思い描くことから始める”
と語ることを始め、
ドラッカーでも、
ナポレオン・ヒルでも、
松下幸之助氏でも、
稲盛和夫氏でも、
やっぱり、同様のことは語っています。
ですから、事実、
「原則的なこと」であることは、
間違いないかと思います。
■しかしながら、
「なんで、”目的”が重要なの?」
と明確に語れている本は、
あまりないように思うのです。
「ミッション」を明確にする意味は、
・目的に不思議なことに引き寄せられる、とか
・見えない力が味方をしてくれる、とか、
・チャンスを発見できるようになる、
というように、
確かにそうなのかもしれないけど、
ちょっと、抽象的、概念的で、よくわからない。。
そんな言われ方で終わってしまい、
「いざ、日常の”今の仕事”において、
目の前の”目標”との整合性を、どう取ればよいのか?」
という「問い」を置いてけぼりにされてしまうような、
そんなもやもやした感覚を覚える「成功哲学本」も少なくない、
と私は感じるのです。
(この手の本を、数多読んできた、
読者としての感想です)
■しかしながら、今回のこの、
『ザ・コーチ』
という本。
その「人生の目的」と「仕事の目標」、
そして「日々の行動」の関連づけが、
実に秀逸なのです。
しかも、ものすごくわかりやすい。
新卒の方でも読めますし
中学生でも読める気がします。
この本は、あまり知られておらず、
今回たまたまアマゾンで見つけて、
評価の高さに惹かれてクリックをしてみたのですが、
素晴らしい内容で大変、感動、感銘を受けたのでした。
本質的なことが書かれていて、
でも、その本質が”言い得て妙”表現で、
上手に整理をされている。
小難しい本ではないですが、
「シンプル」×「本質的」×「わかりやすい」
という文脈において「良書」なる証を、
私は感じたのでした。
■具体的にこの本の、
”素敵なポイント”をお伝えすると、
「1,ストーリー仕立てで書かれていること」
が一つ。
・主人公は、ある36歳営業マン。
係長で、目標にも、いつももうちょっとで届かない、
真ん中くらいのサラリーマン。
・ある時公園で、元大企業で引退した会長に出会う。
その方に「目標達成の技術」について教えを乞うことになる。
・そのプロセスで、「人生の目的」「目標に対しての姿勢」などに気が付き、
多くのことを成し遂げていく。
という構造で進みます。
これ自体は、ぶっちゃけ
”あるあるのストーリー”です。
でも、わかりやすいからいいんです。
*
加えて、
「2,目的・目標・行動などの関係性が
順を追って、具体的かつ丁寧に説明されている」
ということ。
例えば、
・”目的を掲げる”ことが、なぜ”日々の成果”につながるのか?
・なぜ、”人生の目的”を持たないと、
仕事のモチベーションが上がらないのか?
・目標を立てるときに、使っていい言葉と
使ってはいけない言葉の僅かな差とは?
などが、平易に、
語り口調で書かれています。
この本で語られていることに従って、
己の思考を整理していけば、そして行動すれば
目標に近づかないはずがない、
と思える内容になっています。
■埋もれた本のようですが、
同時に、良書であることは、
その138件のレビューの高さが、
物語っているようにも思います。
ということで、
”目標の立て方”について、
『「シンプル」×「本質的」×「わかりやすい」 』
という文脈に興味がある方であれば、
きっと楽しく読めるかと思います。
以下、内容の紹介です。
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<Amazon内容紹介より>
主人公の星野(36歳)は住宅メーカー営業部の万年係長。
人柄もよく、それなりに人望もあるのだが、
肝心の販売成績がなかなかふるわない。
ある日、今月一番期待していたお客に逃げられ、
むしゃくしゃした星野は、いつもの公園にさぼりに出かけた。
そこに偶然現れたのは、どこか見覚えのある一人の老紳士だった…。
あなたの中にある無限の可能性は目覚める時をずっと待っています。
ある日突然、未来の自分が変わり出す!
感動のコーチング・サクセスストーリー。
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サラリと読めて、元気が出る。
そんなお勧めの一冊でございます。
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<今週の一冊>
『ザ・コーチ - 最高の自分に出会える「目標の達人ノート」』
(著:谷口 貴彦)
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