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1731号 2018年11月13日

「鼻毛カットのルール」から学ぶ、生産性をアップさせる技術

(本日のお話 2285字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、個別コーチング2件、
ならびにアポイント3件でした。

また夜からは、英語の勉強、読書など。

先週から昨日にかけて、
某企業のマネージャーの方に対して、

”「ストレングス・ファインダー」の個別コーチング”

をひたすら10名を行ってきました。

どんな「学び」も、

”自分事に落とすこと”
”自分の仕事でイメージをつけること”

が実行・実践に繋がるもの。

ゆえに、改めて
ワークショップ→コーチングの流れは実に効果的だな、と思ったのでした。
私自身、楽しい時間でした。

(S社の皆様、ありがとうございました!)



さて、本日のお話です。

最近、世で語られるテーマで
「生産性」というキーワードがありますね。

実際、昨日のコーチングでも、

「本当は、あれもこれもやりたいのだけど、
 ”働き方改革”で仕事の時間を短縮しないといけないから、
 時間の捻出が出来ない」

というご相談を頂いたのでした。

「いかに時間を捻出するか」

これは、多くの現代人にとって、
喫緊の課題のように感じます。

ということで、
本日はそんな「時間の捻出」というテーマについて、
皆さまに学びをご共有させて頂きたいと思います。

タイトルは、


【「鼻毛カットのルール」から学ぶ、生産性をアップさせる技術】。


それでは、どうぞ。


■以前、私が参加したセミナーで、

「生産性を上げる時間管理術」

として、

”「鼻毛」に対する、処理のスタンスで、
 生産性を高めることができる”

というような話を聞き、
「なるほどなー」と思った記憶があります。

くだらない話のようなのですが、
確かに「原則」的な話だったのです。



例えば、男性だと、
日々、化粧などしません。

すなわち、毎日自分の顔をまじまじと見ること、
結構、少なかったりします。
(少なくとも、私はそう)

すると、ふと朝、鏡を見ると
「鼻毛」が伸びていることに気がつく。

いかんいかん、鼻毛を切らなければ。。。

そうやって、小さなハサミを使って、鼻毛を切る。
所要時間5分。

、、、それから2週間。
気がつくと、また別のところから
「鼻毛」が出ていることに気がつく、

そうしたら、またハサミで鼻毛を切る。。。

また、伸びる、切る。

伸びる、切る。

伸びる、切る。

、、、

そうやって、
「鼻毛カット」をしている男性、
多いのではないでしょうか、

というのです。


しかし、このことを繰り返すと、

・「生産性」の低下、ならびに
・「機会損失」に繋がる、

という可能性がある、という。


■鼻毛を気づいたら、ハサミで切る。

それを2週間に1度、不定期でやるとします。

・鼻毛カット1回5分 × 月2回 × 12ヶ月 

とすると、合計120分、つまり

”年間2時間、鼻毛を切っている”

ことになるのです。

2時間あれば、映画が1本見れます。


加えて「鼻毛」が出ているのに
自分だけ気づいていない、ということで、
「機会の損失」もあり得ます。

例えば営業なら、

「ああ、この人鼻毛出ているな、、、」

とお客様に、心の中で思われている。
鼻毛が気になって、話の内容に集中してもらえていない、
なんだか説得力がない、、、ということも、
真面目に起こりうるのです。

「機会損失」

以外の何ものでもありません。

そして、結構、
鼻毛が出ている男性、多いのです。
特に中年になるとその傾向が高いです。


■そして私個人でもそう。
この話を聞いて、実にギクリとしました。

私(紀藤)は、慢性鼻炎を患っており、
常に鼻が詰まっています。

すると、”鼻毛の伸び”が早い。

妻に、しばしば

「鼻毛、出てるよ」

といわれ、

”今日、鼻毛出たまま過ごしていたのか、、、”

と動揺することもしばしばありました。

そして、ふと先述の「鼻毛」に関する
セミナーのエピソードを思い出し、
なんとかせねば、、、とある時思ったのでした。



■そして、対処方を考えたのです。

それは、

【鼻毛カットのルールを作る】

ことでした。

私の場合、


1,鼻毛カッターを購入する(カット時間10秒に短縮)

2,月曜の朝のひげ剃り時に、「鼻毛カット」の習慣を加える


という「ルール」を設けました。

すると、些細なことですが、

「行動するタイミングの組み換え」&「習慣化」

によって、新たな時間を投入することなく
「鼻毛出てるよ」と言われる事がなくなったのでした。

すなわち、「鼻毛ルール」により、

・年間2時間の「生産性」の低下を防げる
・身だしなみによる「機会損失」を防げる

という効果を得られた、という話。


■このことは、小さなことに思えるかもしれません。

しかし、侮れないのです。

なぜならば、私達の日常は、
「小さなこと」の積み重ねだから。

例えば、

・洗濯カゴを分ける時に、
 タオル、下着、シャツとわけて入れる

・お皿を洗う時に、同じ種類から洗っていく

・スーツをハンガーにかける時に、
 ブラッシングしてから、かける

・靴を脱いだ後、シューキーパーにいれて、
 ブラッシングをしてラックに並べる

・タイピングをする時に、よく使う言葉は
 「ユーザー辞書」に登録する

、、、

などなど、何気ない「小さなこと」に工夫を加えると、

・洗濯物をたたむ時間が短縮されたり、
・お皿洗う時間が短縮されたり、
・スーツの持ちがよくなったり
・靴の状態が常にピカピカであるかチェックする習慣がついたり
・メールの処理が早くなる仕組み

ができたりするのです。


日常の、普段意識しない「小さなこと」に、
わずかばかりの工夫を加えること。

そのことにより、

・見えない無駄を省くことができ

・新たな時間を捻出でき、

・より「生産的」「創造的」な活動をすることができる

のです。


■「月曜日は鼻毛カットの日」とするだけで、
年間2時間を短縮できるのです。

そして、もし他にも、
同じようなことを見つけ、
20コなくしていけば、40時間となります。

「年間 2日弱の時間」

を新たに作れることになるのです。

そして新たな活動ができれば、
それは「生産性アップ」に他なりません。


日々は、小さな積み重ねです。

ウルトラCはありません。

だからこそ、愚直に、

『小さなことに工夫を重ねる』

ことをやっていきたい、そう思うのです。」


と、いうことで、本日の話に
心当たりがある皆様は、

「鼻毛カッター」

の購入から始めてみてはいかがでしょうか。

(※おすすめ:パナソニック エチケットカッター ER-GN10
  http://amzn.asia/d/2GEeXvg)

生産性アップを体感できるかと。
(高性能で、おすすめでございます)


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

人間は一生に一度きりではなく、
一日ごとに気持ちを改めていかなければならないのです。

フローレンス・ナイチンゲール
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