「もし今日が人生最後の日だったら何をしますか?」という、人生に後悔をしないための究極の質問
(本日のお話 1744字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は午後から2件のアポイント。
また夜は仕事終わりに、妻と『チームラボ』という、
”デジタルとアートの融合の展示会”に見学に行ってきました。
新しいアイデアの世界で非常に刺激になりました。
また、近くにあったお台場の観覧車に、
妻と共に実に10年ぶりに乗ってみました。
感想は「115メートルの高さの観覧車は怖かった」でした。
*
さて、本日の話です。
最近、「命」そのものについて考える機会が、多く訪れています。
でも実際、今世間を賑わしている事故やテロのニュースでも、
ずっと続くと思っていた日常が、ある時突然終わりを告げてしまう”
という話を連日耳にします。
とても大切なテーマだと思いましたので、
改めてそんな「生きる」というテーマについて、
思うところを皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【「もし今日が人生最後の日だったら何をしますか?」という、
人生に後悔をしないための究極の質問】
それでは、どうぞ。
■私のごく個人的な話ですが
現在私は練る時に、約6畳の和室で、
”エアヴィーブ”のマットレスをひいて寝ています。
(大谷翔平が使っている(らしい)そうで、腰痛に効果的だとか)
ちなみに、住んでいるのは小さなマンションですので、
天井は高くなく、横になって見上げると、すぐ近くに見えます。
高さは、2メートルくらいでしょうか。
*
1年ほど前、何かの本で感銘を受け、
「1日1日を大事に生きよう」と、
ふと思い立ったことがありました。
そして、枕のすぐ上の天井に、
A4の紙にこんな文字を印刷して貼ることにしてみました。
それが、
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『もし、今日が人生最後の日だったら、
私は今日やろうとしていることを、やりたいのだろうか?』
If today were the last day of my life,
Would I want to do what I’m about to do today?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という言葉。
ご存知の方もいるかと思いますが、これは、
かの有名な”スティーブジョブス”の名言です。
ジョブスは、毎朝この言葉を、
自分の鏡に映る姿を見ながら唱えていたそう。
■ちょっと暑苦しいようですが、
寝る前、天井見上げているとこの言葉があり、
起きた直後に、見上げるとこの言葉がある、
と言うのは、結構、考えさせられます。
効果は(慣れてくるため)絶大とはいいませんが、
なんだかんだ影響を受けます。
リラックスして、ゆっくりして見上げると、
小さなマンションの天井が、”本質的かつ究極の問い”を、
投げかけているように感じるのです。
■先日読んだ本、『好きなようにしてください』(著:楠木建)の中で、
楠木教授がこんなことを書いていたのが、胸に刺さりました。
こんな話です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
”(悩みがあるという問題に対して)
改めて確認しておきますが、ボトムラインは「平和と健康」、
この二つだけだと僕は思います。
一人の人間が仕事で成功したとか失敗したとか挫折したとか、
そんなことは世の中からすれば鼻くそみたいな話。
取るに足らないことです。”
引用:『好きなようにしてください』(著:楠木建)より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という一言。
実際、そうなのです。
自分が仕事でちょっとうまく行こうが、いかなかろうが、
連日のニュースのカルロス・ゴーン氏がどうなったとしても、
ほとんどの人にとってはさしたる問題ではありません。
それよりも、何よりも、
『何より自分が、徹底的に後悔がないように生きること』
このことのほうが、よほど重要なことである、と私は思います。
■誰かと比較したり、周りのルールで右往左往させられている、
取るに足らないことで一喜一憂しているのではなく、
本当に大事な、
自分がしたいと思っている心の声に耳を傾けること。
そして「本当に大切にしたいこと」を、
今日できただろうか?と問うてみること。
忙しい日々だと、
なかなかそんなことを考える暇もないかもしれませんが、
そのことを思い出す上で、ジョブス氏の、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『もし、今日が人生最後の日だったら、
私は今日やろうとしていることを、やりたいのだろうか?』
If today were the last day of my life,
Would I want to do what I’m about to do today?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
は、人生に後悔をしないための究極の質問であろう、思うのです。
毎日では当たり前過ぎて価値を感じづらい
・親子の会話も、
・夫婦の会話も、
・友人との会話も、
・上司と部下の会話も、
いつか突然できなくなるかもしれない、
その可能性が0でない限り、その問いを時折立ち止まって考える事は、
とても大切なことだろうな、
そんなことを思った次第。
明日から世間では10連休。
ということで、「本当に大切なこと」を、
考えたり、時間を使っていきたいものだな、と思いました。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
人間の一生は誠にわずかの事なり。
好いたことをして暮らすべきなり。
夢の間の世の中に、好かぬことばかりして、
苦しみて暮らすは愚かなことなり。
山本常朝(江戸時代の武士『葉隠』の作者)
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