「相手を動かす発信力」を手に入れるには、”◯◯◯”をイメージする
(本日のお話 2152字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は朝から御殿場へ。
建設会社の事業所にて、「戦略実行」のコンサルティングの実施でした。
またその他1件のアポイント。
夜は、お世話になっている方が主催される、
人事交流会に参加してまいりました。
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さて、交流会といえば、ですが
「企業人事交流会」を明日、開催いたします。
テーマは以下の通りでございますので、
ご興味がある方は、どうぞお越しくださいませ。
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<企業人事交流会のご案内>
皆さまが抱える、人事課題、組織課題についての状況を共有しつつ、
知見を拡げ、縁をつなげ、アイデアを拡げる場です。
交流を目的としたライトな会です。
■第7回 企業人事交流会 ~組織風土改革について考える~
◯日時:5月10日(金)13:30~16:30
◯場所:東京都千代田区九段南1丁目5-6 りそな九段ビル5F
◯費用:無料
◯対象者:企業の人材開発に関わる方(人事・部門長など)
◯お申込み: https://goo.gl/forms/XfigToRW65dIstrQ2
■第8回 企業人事交流会 ~多様な働き方(副業)を考える~
◯日時:6月14日(金)14:00~17:00
◯場所:東京都千代田区九段南1丁目5-6 りそな九段ビル5F
◯費用:無料
◯対象者:企業の人材開発に関わる方(人事・部門長など)
◯お申込み: https://forms.gle/3ALf4aQm8BvfkDJR8
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またお越しいただける方、
明日お会いできますこと、楽しみにしております!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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さて、本日の話です。
昨日の夜、人材教育会社の先輩経営者と話をする機会がありました。
その中で聞いたお話が、
「相手に伝える」ために考えさせられるものでした。
「相手に伝え、動かす」というのは、
多くの人にとって、重要なスキルです。
ということで、本日はそのお話の内容と気付きについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「相手を動かす発信力」を手に入れるには、”◯◯◯”をイメージする】
それでは、どうぞ。
■昨日の夜の交流会でのお話。
人材開発の領域で会社を経営されている
先輩経営者の方と、お話をする機会がありました。
枝豆をつまみながら、
ハイボールを飲みながら、
何気なく、個人的に気になる、こんな質問をしてみました。
それは、
「研修プログラムというのはどんなふうに作っていますか?」
という質問。
(ちょっとマニアックな質問ですが、、、)
■その問い対しての答えが、
予想を超える回答で、図らずも、
「相手に伝える」という、
基本的かつ、核となるコミュニケーションについて、
大いなるヒントを頂いたように思えて、はっとさせられたのでした。
*
ちなみに、こんな答えでした。
「自分が、研修を作って伝えるスタイルは、
『シンガーソングライター』
だと思っています。
楽曲を提供されてそれを歌うスタイルよりも、
(誰かが作った良い研修プログラムをそのまま伝えるよりも)
自分の中から出てきた曲とか詞を自分で歌う、
「シンガーソングライター」のイメージのほうが、
(自分が良いと思った内容だけを、自分で作ったほうが)
私の場合は、「相手に伝わる」と思っています」
あくまでも、
「”自分のスタイルとしては”、シンガーソングライター」
だから、誰でも当てはまるわけではない、
というような文脈で語られていましたが、
この
【「シンガーソングライター」である】
このスタイルに、
『「相手に伝える」「相手の心を動かす」ための、コミュニケーションの本質』
を垣間見たような気がしたのです。
■この先輩経営者は、
以下のように続けました。
「結局、「相手に伝わる」とか、
「相手の心を動かす」というのは、
”自分が心底そう思ったこと”
じゃないと伝わらないと思ってるんですよね」
だから、自分が本当に
「大事だ」と強く思える内容じゃないと言わないし、
そもそも、やらないようにしてますね」
、、、
「”自分が心底そう思ったこと”でないと伝わらない」
言われてみれば当たり前のような話。
でも、改めて噛み締めた時、
この言葉が、私の胸に、強く響いたのでした。
■世の中には、たくさんの「いい楽曲」のごときものが、溢れています。
・いい話
・名言・格言
・有名な経営者の言葉
・思考フレーム
、、、
つまり、「どこかで誰かから聞いたいい話」です。
例えば、よく聞くシリーズで言えば、
「幸運の神様は、前髪しかない」
「夢に日付を入れるんだ」
「まず、行動することだ」
「タイムマネジメントこそが重要だ」
など、そうかもしれません。
それは、”本質的”です。
ゆえに、多くの場所で見聞きします。
そして、”本質的”だからこそ、
「否定のしようがない」のです。
だから、「そうだよね」となるには、なる。
でも、同時に、どこか薄っぺらかったりもする。
あるいは、
・”手垢にまみれている”と感じたり、
・”本人の言葉っぽくない”ものだったりして、
結局、相手からすると、
「はいはい、そうですよね」
くらいにしか思えず、
相手に伝わらないということ、
往々にしてあるように思うのです。
■数年前、ある別の経営者が
こんな事を言っていたのを、ふと思い出しました。
*
自社の役員がグループ会議で発言するとき、
「ドラッカー」や「7つの習慣」を引用する人がいたそうです。
頻繁に「いい話」「原則」を語るのを聞くけれど、
どこか腑に落ちないところがあったのです。
その役員に対して、その経営者は
「彼はもっと、”自分の言葉で語らない”と伝わらないよね」
といっていました。
もしかするとそれは、
”自分が心底思った言葉”でなかったのかもしれない、
と今、改めて思います。
■もちろん、誰かの言葉を借りて、
引用して使うことも一つの需要なスキル。
だから、決して否定はしません。
(というか、私自身やりまくっています)
ですが、とはいっても、
『”自分の内側”から湧いてきた自分の言葉のほうが、
より強く人を動かし得るものである』
これもまた事実であろう、と思うのです。
■自分のこれまでの経験、
価値観、信条、信念、悩み、辛さ、成功体験、、、
それらの経験を、自分の中にある「言葉」というもので、
的確に表現をしたとき、そこに力が宿ります。
それは、自分で苦しみながらも、
曲を生み出し、詞を編み上げていき、
それを自分の身体を通じて表現する、
【シンガーソングライター】
のようなものであり、
その状態で伝える言葉だからこそ、
「相手に伝わる」
「相手の心を動かす」
のではなかろうか、そんなことを思った次第。
ということで、
【「相手を動かす発信力」を手に入れるには、
”シンガーソングライター”をイメージする】
そんなお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も、皆様にとって素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
原稿を読んでいては絶対、人は口説けない。
盛田昭夫
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