「無意識の習慣」を知り、意図的に活かすことで、成果が俄然上げやすくなるもの
(本日のお話 1715字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は某メーカーの管理職の方に
「ストレングスファインダー」研修の実施でした。
並びに夜は、怪我をしたトライアスロン仲間の退院お祝いで焼肉へ。
*
さて、本日の話です。
今日は、昨日の研修、
「ストレングスファインダー」にまつわるお話です。
「強みの活かし方」について、皆さまの参考になるお話を、
ご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【 「無意識の習慣」を知り、意図的に活かせば、成果は俄然上げやすくなる 】
それでは、どうぞ。
■米大統領選挙などを始めとした世論調査をしている、
調査会社「ギャラップ社」が開発した
『ストレングス・ファインダー』
という強み分析のアセスメントがあります。
このアセスメントは、
現在世界2100万人、日本では約70万人が受講。
豊富なビックデータと、
統計調査や検証実験などを含めた、
学術的な背景により、
・強みに基づいたキャリア開発やマネジメント
・職場や家族の人間関係の向上
などなどに役立てられるツール、
と言われています。
(そして私は「ギャラップ社公認ストレングスコーチ」です)
■では、このストレングスファインダーで見る、
「強み」、そして「才能」とは何なのでしょうか。
ギャラップ社の定義によると「才能」とは、
『無意識の思考・感情・行動パターン』
としています。
つまり、
「気づいたら、ついそうしてしまっている」
という、無意識の思考・行動習慣、
これが最もその人の武器となり得る、
「才能」である、というわけです。
■確かに、考えてみればそうなのですが
たとえば、「何もしてなくても、つい物事を分析してしまう」という
『分析思考』の持ち主がいたとします。
それに対して、普段分析なんてどうでもいい、興味ない、という人が、
「ロジカルになりたくて、一生懸命、分析的に考えようとしている」
として、双方が張り合ったとしたら。
地力や基礎スキルが同じだった場合、
前者の「無意識に分析的に考えてしまう人」の方に、
軍配が上がる事は明らかでしょう。
やっぱり、
『「努力」は「無意識の習慣」に勝てない』
のです。
常に回り続けているのOS(無意識の習慣)こそが最強。
ゆえに、
「自分にはどんな無意識の習慣」
があるのか、を知ることは
”自分を活かす”
上でとても重要だと言えます。
■少し、具体的に考えてみましょう。
「学ぶこと」で考えてみた時。
例えば、私の場合『学習欲』という、
ストレングス・ファインダーで見つけた才能が上位にあります。
これは、
「体験を通じて学んだほうが燃える」
という傾向があるのです。
つまり、
・セミナーに行ったり、
・体を動かしながら学んだり、
・先生から直接指南してもらったり、
ライブ感のある場所で、
リアルに仲間と実践を通じて学ぶほうが、
圧倒的に自分に学びが浸透してくる感覚があります。
しかし、これが万人に当てはまるとは限りません。
私が「学習欲」があったり、またその他の”私独自の特徴”による
「無意識のパターン」だから、通用するだけ。
人によって、このパターンは全然違うわけです。
■私たちは意外と、
自分の事を知っているようで、
知らないものです。
「自分に合った学び方はなんですか?」
と問われたとして、すぐに回答できる人は、
意外と少ないものです。
でも、
”いつ、どんな行動を、どのようにすると
最も自分が学びやすいのか?”
を明確に言語化できていたとすれば、
それは再現性が高まることとなり、
いつなんどきでも、「いい状態」に持っていくことができるのでしょう。
■ゆえに「自己認識」というものが、
極めて重要なのです。
・自分がどんな時に、最も上手くいくのか。
・自分がどんな時に失敗しがちなのか。
このことを『細かい粒度で知ること』が、
自分の取扱い方法を教えてくれ、
そして人生を加速させてくれるのであろう、
そんなことを感じております。
ということで、
【「無意識の習慣」を知り、意図的に活かせば、成果は俄然上げやすくなる】
というお話でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
全ての人には個性の美しさがある。
ラルフ・ワルド・エマーソン(米国の思想家/1803~1882)
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