「人生は大いなる実験場である」と思うことが、自らの幅を広げる肝である
(本日のお話 1476字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のコーチング。
並びに研修の企画。そして夜は、コーチ仲間とコーチングの練習会でした。
とにかく、コーチング三昧の1日。
いろんな人のお話を聞き、
多様な人生に想いを馳せた一日でした。
*
さて、本日のお話です。
もうすぐ、会社を設立して2年が経とうとしています。
ほぼ新しいことしかしてこなかった2年間でしたが、
その振り返りの中で気づいた、「大切なマインドセット(考え方」があるなと感じています。
今日はこの話について、
思うところを皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「人生は大いなる実験場である」と思うことが、自らの幅を広げる肝である】
それでは、どうぞ。
■成果を出し続ける人と、
現状に縛られて動けないでいる人の違いを考えてみると、
「日々、実験と思っているかどうか」
ここに尽きると思っています。
・前もやったけど、上手くいかなかった
・同じようなアドバイスは聞いて実施してみたけど、うまくいかなかった
・他にもこんなこともしてみたけど、機能しなかった
・だから、もうこの問題は難しいんです
となっている思考の人を深堀りすると、
確かにいろいろなことを挑戦して、
取り組んできた過去はあるのでしょうが、
「考え続けること」を辞めてしまったように見えることがあります。
■まあ、当人にとっては、
大きなお世話なのかもしれませんが、当然の話ながら、
同じ思考と、同じ行動を繰り返し続ければ、
「同じ結果」しか出ない事は、火を見るよりも明らか。
ですが、「今まで色々やってみたけどもうまくいかなかった」
と言うことで、仕方ないと新しいアクションをトライしてみることをやめてしまったら、
それは「新しい結果を得ることを放棄した」といっても、過言ではないと思うわけです。
もちろん、自分の中で「何も新しいアイディアが浮かばない」ということもあるでしょう。
しかしそれも含めて、
自分で新しい本読んだり、
新しい人と会って新しいアイデアを仰いだり、
自分の世界を積極的に壊し、現状を打破するための、
「大いなる実験」
として、どれだけの手数が出せるか、
それしか今の自分を改善したり、向上させえないと、
少なくとも私は思ってしまうわけです。
■正解が欲しい、という思考はわかります。
「これをしたら絶対にうまくいく」というものを与えられたら、
それは楽だし、安心です。
しかし、そんな正解など、状況によって違うし、
自分のタイプや、思考の癖や、環境によっても違ってきます。
ゆえに、どんな時でも必ず絶大な成果を生む“魔法の杖”ようなものはあるはずがなく、
他者からもらえるのはあくまでも「ヒント」でしかないの。
あらゆる人や情報に、「先生」を見出し、
そこから自分に当てはめて、新しい手を思いつくことができる力。
これが生き抜く力であり、
自分を成長させる原動力ではなかろうか、と思います。
■そして、その根本にあるのは「人生を大いなる実験場」と定義し、、
正解か不正解かわからないしても、きっとこれだろうと見立てをし、
どんどんアクションしていくこと、
そして成功も失敗も含めて、
自分なりの「膨大な事例集」を作っていくことができる人、
それが、自分の人生を切り開いていける力であろう、
と私は思います。
だから、やったことがないこと、初めてのこと、
それを幼稚園児の用に、いくつになってもやり続ける。
自転車を乗れるようになったときに、
何度も転んで傷たらけになって、でも乗れた喜びが絶大だったように、
新しい挑戦は、時に傷つくし、疲れるし、大変なこともあるけれど、
その分喜びも、何倍にもなるものです。
少なくとも私は、そんな人生のほうが面白いよな、
と、考えている次第です。
、、、と、ちょっと暑苦しいですかね?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
「そんな難しいことはできない」
と言う前に、まずやってみることです。
結論はそれからでも遅くありません。
ラルフ・ワルド・エマーソン(米国の思想家/1803-1882)
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