人は「ボス戦」を通じて、飛躍的に成長するいきもの
(本日のお話 2653字/読了時間3分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、1件のアポイント。
ならびに「7つの習慣マネージャー」研修の実施立ち会い。
また夜は、英語塾の参加でした。
*
さて、本日のお話です。
少しタイミングが早いですが、
今年が2期目の終了であったので、
いちサラリーマンが、
起業後2年経って振り返り思うこと、
そこからの気付きについて、僭越ながら
皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【人は「ボス戦」を通じて、飛躍的に成長するいきもの】
それでは、どうぞ。
■2019年11月30日、本日を持ちまして、
株式会社カレッジを設立してから、
2期目が終了いたしました。
まだまだ弱小の会社ではあるものの、
ありがたいことにお客様からお仕事をいただき、
月並みですが、本当に感謝です。
私事であり、またまだまだ未熟ながら、
起業したからこそ感じた気づきが多々あると感じております。
元々この「株式会社カレッジ」と言う会社は、
・カレッジ= Courage(勇気)
・カレッジ= College(大学※「学び」の象徴)
という意味から、
『「学び」と「挑戦」を通じて人と組織の変容を応援する』
との思いを込めて、
この社名にいたしました。
■それは、私自身が、微力ながらも、
「学びと挑戦」によって、何かしら人生を切り開けた、
という経験があり、それを多くの人にも伝えたい、
という思いが具現化したものでもあります。
ゆえに、この「カレッジ」と名乗る限りにおいては、
そもそもその会社の看板を背負っている自分自身が、
お客様以上に「学び」、
お客様以上に「挑戦」していかなければいけない、
そんな思いで、日々歩んでいる、
と感じております。
少なくとも私にとっては、学びと挑戦、
そしてそれを通じた「成長」こそが、
自分の人生を楽しむための大いなるスパイスであり、
それに多少なりとも共感いただける方、
組織を応援したい、と率直に思っておりますし、
「新しいことに挑戦をしていく事そのもの」
が、私の人生野中の、
最も重要な柱になっているなあ、
と感じております。
(少なくとも、今現在の人生観の中において、ではありますが)
■そんな文脈も踏まえて、
暑苦しいほど、成長、成長、成長と、
成長病にかかっておりますため、
(ほんと、暑苦しくてスミマセン)
「人がどういったときに最も成長するのか」
を振り返って考えてみると、
一つの答えがあるな、と感じているのです。
それは
【「ボス戦」と巡り合った時こそ、飛躍的な成長が訪れる】
ということです。
「ボス戦」とは、
ゲームや映画などで出てくる、
「超強い大将」
のごとき存在です。
自分が死力を尽くして戦って、
なんとかかんとか倒すことができる、
同時に、戦うと、
自分も大きく傷つく可能性がある、
そんな戦いのことをいいます。
■「ボス戦」の前の気持ちは、
戦う前にストレスを感じ、
鼓動が速くなり、緊張し、不安を感じる。
あるいは、戦いたくないという思いや、
ときには恐怖すら覚えることがある。
しかし頭の中では、
「この戦いは避けることができない戦い」と知っていて、
戦わなければいけないこともわかっている。
そんな戦いのことを
「ボス戦」
と呼ぶイメージです。
そしてその「ボス戦」のような経験は、
私達の仕事において、真剣に力を尽くしてきた
誰もが経験したことがあるものではないでしょうか。
■「何がボス戦か」は、
戦うその人しか判断することができません。
日々死力を尽くした挑戦の連続であれば、
その人にとっては日々「ボス戦」の連続でしょうし、
周りから見たら大変ハードなことをやっていても、
その人にとっては特に緊張もプレッシャーも感じていない、
ごく普通のことであれば、「ボス戦」ではありません。
自分の心のみぞ知る、です。
しかし一つ言えるのは、
実際のゲームでも「ボス戦」を戦い抜くと、
急激にレベルアップするように、
実生活でも、その大きなプレッシャーの下の
「ボス戦」とは、一瞬一瞬が密度高く、
濃厚な時間であるが故に、
自分の能力が2段3段と、
飛躍的に伸びることがあるのです。
■私の友人で英語がずば抜けてスゴイ方が、
英語学習のポイントについて、以下のような話をしていました。
「英語が1番伸びるのは、仕事で、
”絶対聞き逃せない商談のやりとりを本気でする時”だ」
と言っていました。
リスニングでたくさんの量を聞き流すよりも、
雑音混じりで、なまりもひどい、
あるバングラディシュ人の英語を聞こうと、
真剣になっているとき。
その真剣に感覚を研ぎ澄ましている瞬間に、
聞き流しのリスニング何時間分もの成長がある、
、、、そのような話をされていました。
あるいは、私が今やっている「空手」もそう。
「空手」の戦いは、フルコンタクトなので、
一瞬一瞬が怪我するかもしれないヒリヒリ感の中、戦います。
相手と本気で向き合っている、
そんなときの空手の組手は、
時間がわずか数分だったとしても、
自分の能力を著しくあげてくれる、
と感じるのです。
この「英語」も「空手」も、
いずれも「ボス戦」であると言えるでしょう。
■そして私も仕事をして、
この1年は自分が講師としても、開発としても、
やったことがないような研修を、
毎月複数回新しく作り、
実際に登壇し、
初めての参加者に対峙する
そんなことが続いた毎日でした。
それは本当にドキドキして、
1つが終わってはすぐに新しいものが始まり、
心が休まる暇がなかった、
とも思っています。
しかし、そんな毎日は
「ボス戦」と「ボス戦に備えた毎日」だったからこそ、
その能力の飛躍を感じたと思っています
■そう振り返り、改めて思うことは、
”成長求める人が何を大切にするべきか”
と考えたときに、
その1つの答えは
【「ボス戦」を戦いにいく】
(=自分がヒリヒリする「ボス戦」を積極的に取りに行く)
このことこそが、
自分を飛躍的に育ててくれる機会になる、
そのように思っています。
■確かに大変で、逃げたくなることもある。
それでも前に進み続けることは、
3年、5年、10年と考えたとき、
まだ見ぬ自分に出会える、より良い機会になりえると思います。
明日から3期目。
会社は、2年~5年の間に、
潰れる確率が最も高いと言われています。
そういった意味でも、より一層、
「ボス戦」を戦い抜く気概で日々走っていきたい、
そんなこと自戒とともに思っている次第です。
皆様は、最近、どのようなボス戦がありましたか?
戦った結果、何を失い、何を得ましたか?
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<本日の名言>
みずからを向上しようと試みることが必要である。
この意識は生きているかぎり持続すべきである。
クリスティーナ(スウェーデンの女王/1627-1689)
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