今週の一冊(番外編)『妻のトリセツ』
(本日のお話 1924字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は5件の個別コーチング。
ならびに夜は、友人で人事で働く方と、
研修企画のディスカッションなど。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
毎週日曜日、オススメの一冊として、
「今週の一冊」のコーナーを紹介しておりますが、
今日は「番外編」として、
皆さまにご紹介したいと思った本がございましたので、
そのお話をお伝えできればと思います。
ということで、今週の一冊(番外編)は、
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『妻のトリセツ』
黒川 伊保子 (著)
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です。
■私の先輩&友人で、
60歳近くの人生の酸いも甘いも噛み分けた方が、
「『妻のトリセツ』は絶対読んだほうがいい!」
と語っており、
そのとき、周りにいた男性諸君(妻子あり)も、
「そうだ、そうだ!
あの本は全男性が読んだいい」
とアツく語っており、
どんなものだろうかと気になり
手にとって見たのでした。
■結論、
もし夫婦間の悩みを持たれている方は、
(そうでない人も)
「ぜひ読むことをおすすめしたい」
と思いました。
というのも、この本は、
「脳科学の本」
なのです。
■『妻のトリセツ』みたいな、
ポップなタイトルがつくと、
どこかの誰か(男性)が書いた、
個人的な意見や色んな人の意見のまとめ、
みたいになりそうですが、
この著者の黒川伊保子氏は元々、
AI(人工知能)開発に携わり、
脳と言葉の研究をしていた方。
よって、その内容も、
「そもそも脳の構造が違う。
妻が悪いのではなく、女性脳がそうさせている」
ということを、
説得力と豊富な事例を持って、
かつ、楽しく愉快に伝えてくれます。
■思うに、殆どの悩みは、
「人間関係」に起因します。
その中でも、特に大切なのは、
”いつも物理的にそばにいる人”
との関係であり、
代表的なもので言えば、
今回の「妻と夫」も間違いなくそう。
お互いの相互理解は、
日々の幸福度や充実感に直結する、
極めて重要なテーマである、
といえるでしょう。
■しかしながら、
「身近な人を理解したい」
と思いつつ、
やり方、考え方がわからな。
違いすぎてわからないので、
いつからか歩み寄ることを諦めてしまったり、
対策もわからないので、
同じ地雷を何度も踏み、
足が粉々になっているのに、
それでもなお(無意識に)踏んでしまう、、、。
この負のスパイラルを、
延々駆け抜けて爆死をする男性諸君が
きっと大いにいるのでしょう。
そんな方に、一つ大切な指南書成り得る、
大変重要な一冊(日本を救うかも?)と、
思った一冊でした。
■この本はまるで、
世の女性(妻)を代表して、
男性(夫)との間を取り持ち、
男性が納得できる、
論理的、科学的な視点から、
妻と夫のすれ違いをときほぐしてくれているかのようです。
全然気づかない「夫」さんに、
ぜひ読ませていただくこともオススメ。
(以下、書籍の紹介です)
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理不尽な妻との上手な付き合い方とは。
女性脳の仕組みを知って戦略を立てよう!
妻が怖いという夫が増えている。
ひとこと言えば10倍返し。
ついでに10年前のことまで蒸し返す。
いつも不機嫌で、理由もなく突然怒り出す。
人格を否定するような言葉をぶつけてくる。
夫は怒りの弾丸に撃たれつづけ、抗う気さえ失ってしまう。
夫からすれば甚だ危険で、理不尽な妻の怒りだが、
実はこれ、夫とのきずなを求める気持ちの強さゆえなのである(俄には信じ難いが)。
本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に
妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、
夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。
「妻が怖い」「妻の顔色ばかりうかがってしまう」
「妻から逃げたい」という世の夫たちが、
家庭に平穏を取り戻すために必読の一冊でもある。
【本書の内容から】
◆妻の不機嫌や怒りの理由を、むやみに解明しない
◆妻は夫に問題解決を求めていない
◆妻は夫に共感してもらいたいだけ
◆地雷を避ける、会話の“黄金ルール”
◆「おうむ返し」で共感のフリをしよう
◆事実の否定は、心を肯定してから
◆妻を絶望させるセリフ集
例1「今日何してたの?」
例2「だったら、やらなくていいよ」
◆夫には見えていない家事がある
◆「~っぱなし問題」を放置するな
◆直感で決める妻、比較検討で選びたい夫の妥協点
◆メールせよ!「今、小田原通過。満席」
◆記念日を軽んじてはいけない
◆されど記念日の“サプライズ”は逆効果
◆「心と裏腹な妻の言葉」の翻訳集
例1「勝手にすれば」→訳「勝手になんてしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて」(「好きにすれば」は同義語)
例2「どうしてそうなの?」→訳「理由なんて聞いていない。あなたの言動で、私は傷ついているの」
(AmazonBookレビューより
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<今週の一冊(番外編)>
『妻のトリセツ』
黒川 伊保子 (著)
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