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2135号 2019年12月26日

今週の一冊(番外編)『妻のトリセツ』

(本日のお話 1924字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は5件の個別コーチング。

ならびに夜は、友人で人事で働く方と、
研修企画のディスカッションなど。



さて、早速ですが本日のお話です。

毎週日曜日、オススメの一冊として、
「今週の一冊」のコーナーを紹介しておりますが、

今日は「番外編」として、
皆さまにご紹介したいと思った本がございましたので、
そのお話をお伝えできればと思います。

ということで、今週の一冊(番外編)は、


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『妻のトリセツ』

黒川 伊保子 (著)



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です。


■私の先輩&友人で、
60歳近くの人生の酸いも甘いも噛み分けた方が、

「『妻のトリセツ』は絶対読んだほうがいい!」

と語っており、
そのとき、周りにいた男性諸君(妻子あり)も、

「そうだ、そうだ!
 あの本は全男性が読んだいい」

とアツく語っており、
どんなものだろうかと気になり
手にとって見たのでした。


■結論、
もし夫婦間の悩みを持たれている方は、
(そうでない人も)

「ぜひ読むことをおすすめしたい」

と思いました。

というのも、この本は、

「脳科学の本」

なのです。


■『妻のトリセツ』みたいな、
ポップなタイトルがつくと、

どこかの誰か(男性)が書いた、
個人的な意見や色んな人の意見のまとめ、
みたいになりそうですが、

この著者の黒川伊保子氏は元々、
AI(人工知能)開発に携わり、
脳と言葉の研究をしていた方。

よって、その内容も、

「そもそも脳の構造が違う。
 妻が悪いのではなく、女性脳がそうさせている」

ということを、

説得力と豊富な事例を持って、
かつ、楽しく愉快に伝えてくれます。



■思うに、殆どの悩みは、
「人間関係」に起因します。

その中でも、特に大切なのは、

”いつも物理的にそばにいる人”

との関係であり、

代表的なもので言えば、
今回の「妻と夫」も間違いなくそう。

お互いの相互理解は、
日々の幸福度や充実感に直結する、

極めて重要なテーマである、
といえるでしょう。


■しかしながら、

「身近な人を理解したい」

と思いつつ、
やり方、考え方がわからな。

違いすぎてわからないので、
いつからか歩み寄ることを諦めてしまったり、

対策もわからないので、
同じ地雷を何度も踏み、
足が粉々になっているのに、
それでもなお(無意識に)踏んでしまう、、、。

この負のスパイラルを、
延々駆け抜けて爆死をする男性諸君が
きっと大いにいるのでしょう。


そんな方に、一つ大切な指南書成り得る、
大変重要な一冊(日本を救うかも?)と、
思った一冊でした。


■この本はまるで、

世の女性(妻)を代表して、
男性(夫)との間を取り持ち、

男性が納得できる、
論理的、科学的な視点から、
妻と夫のすれ違いをときほぐしてくれているかのようです。


全然気づかない「夫」さんに、
ぜひ読ませていただくこともオススメ。


(以下、書籍の紹介です)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

理不尽な妻との上手な付き合い方とは。
女性脳の仕組みを知って戦略を立てよう!

妻が怖いという夫が増えている。
ひとこと言えば10倍返し。
ついでに10年前のことまで蒸し返す。

いつも不機嫌で、理由もなく突然怒り出す。
人格を否定するような言葉をぶつけてくる。
夫は怒りの弾丸に撃たれつづけ、抗う気さえ失ってしまう。

夫からすれば甚だ危険で、理不尽な妻の怒りだが、
実はこれ、夫とのきずなを求める気持ちの強さゆえなのである(俄には信じ難いが)。

本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に
妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、
夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。

「妻が怖い」「妻の顔色ばかりうかがってしまう」
「妻から逃げたい」という世の夫たちが、
家庭に平穏を取り戻すために必読の一冊でもある。


【本書の内容から】
◆妻の不機嫌や怒りの理由を、むやみに解明しない

◆妻は夫に問題解決を求めていない

◆妻は夫に共感してもらいたいだけ

◆地雷を避ける、会話の“黄金ルール”

◆「おうむ返し」で共感のフリをしよう

◆事実の否定は、心を肯定してから

◆妻を絶望させるセリフ集
例1「今日何してたの?」
例2「だったら、やらなくていいよ」

◆夫には見えていない家事がある

◆「~っぱなし問題」を放置するな

◆直感で決める妻、比較検討で選びたい夫の妥協点

◆メールせよ!「今、小田原通過。満席」

◆記念日を軽んじてはいけない

◆されど記念日の“サプライズ”は逆効果

◆「心と裏腹な妻の言葉」の翻訳集
例1「勝手にすれば」→訳「勝手になんてしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて」(「好きにすれば」は同義語)
例2「どうしてそうなの?」→訳「理由なんて聞いていない。あなたの言動で、私は傷ついているの」

(AmazonBookレビューより
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<今週の一冊(番外編)>

『妻のトリセツ』
黒川 伊保子 (著)



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