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2140号 2020年1月1日

「たとえ負けても勝てるゲーム」という世界観を持つ

(本日のお話 2135字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、映画を2つ鑑賞。
また、英語の勉強など。

その他、「プレステ4」を、
ガッツリやったのですが、コレがまた面白い。

ゲームをしながらも、
学ぶことがたくさんありました。

詳しくは本編にて。



さて、本日のお話です。

今日は、私が最近面白い!と感じている、
”とあるゲーム”から学びをご共有させていただければと思います。

タイトルは、


【「たとえ負けても勝てるゲーム」という世界観を持つ】


それでは、どうぞ。


■皆さまは、ゲームなるもの、
普段やることはありますでしょうか?

スマフォゲーム、
プレステ4、
ニンテンドースイッチ。

世の中には実に魅力的なゲームがあり、
大人も子供も魅了しているようです。

(電車にのると、みーんな携帯ゲームやってますよね)


私もそのゲームの恐ろしさ、
(=抜けられなくなる魔力)、
心より知っておりますので、
これまでは、意識をして距離をおいてきました。


■、、、が2ヶ月ほど前、
妻がふいにこんなことを口にしました。


「『デス・ストランディング』っていうゲーム知ってる?
 
 世界観がすごくて。
 YouTubeでゲーム解説の動画みたら、
 すごいやりたくなった」


とのこと。


今年、妻を働かせまくってきたため、
労いの意も込めて、「プレステ4」と
『デス・ストランディング』という
ゲームをクリスマスプレゼントとして、
買ってみることにしたのでした。


※『デス・ストランディング』とは↓。
 https://www.playstation.com/ja-jp/games/death-stranding-ps4/
 すごい評価(らしい)です。


■それから、2ヶ月経ってみましたが、
改めて「ゲームの力」を感じております。

それは、このゲームの出来自体が、
スゴイというのもあるでしょうが、

やはりゲームが持つ、
“その性質自体”が、自分たちを夢中にさせるのだろう、
と思ったのです。




先日読んだ本より、
良いゲームの4つの要素とは、
以下のものである、と書かれていました。


1,勝てること

→ 簡単すぎないが、
  粘り強くやれば勝てる事がわかっている


2,斬新な課題

→ 常に新たな課題が設けられる。
  レベルが上がるにつれて、
  より難しい課題が次々にふってくるので、
  プレイヤーはその状況に没頭させられる。

3,目標

→ 次に何をすべきか、が明確。
  ピーチ姫を救出する、とかボスを倒す、とか。


4,フィードバック

→ ゲームのプレイヤーが適切なことをすれば、
  新たなご褒美、スキルが身につけられ、
  間違ったことをすればペネルティが課される。


という4つ。

(※引用:『残酷すぎる成功法則』より)

そして、私がやっているゲームにも、
この要素は、やはりバッチリ入っています。

というより、「ゲーム」というのは、
全部その要素でできています。


■そして、ここからが本題です。
このゲームをやりつつ感じたこと。

少し前から、

『ゲーミフィケーション』

という言葉が注目されていますが、
この影響の強さを感じるわけです。

この言葉は、

”ゲームがもたらす「のめり込む要素」を、
 教育の仕組みにも活かし、
 楽しみながら成長できるように工夫をしよう”

という考え方です。

そして、これは、
「仕事」でも同じ事が言えます。


■自分の1年の仕事を振り返ってみて、

「楽しかった」とか、
「充実していたな」とか、
「色んな経験をできたな」

と思えたとしたら、
それはきっと、


『日々、ちょっとずつ難しい課題にクリアし、
 今までとは違う挑戦ができたから』


ではないかと思います。

レベルあげは、ゲームであれ、
実生活であれ、やっぱり達成感があるのです。


■例えば、

・新しくマネージャーに昇進して、
 自分にとって初めてのチャレンジになった、とか

・やったことのない大型のプロジェクトに挑戦した、とか

・部署異動があり、今までとは違う技能、
 知識が求められるようになった、とか


『日々、ちょっとずつ難しい課題にクリアし、
 今までとは違う挑戦ができた』

という感覚を持てることが、
私達に充足感をもたらしてくれる、
と思うのです。


■逆に言えば、

”もう余裕でクリアできるステージを、
 また今年も延々と同じようにやっていた”

のであれば、
確かに楽だったかもしれませんが、
実は振り返っても「深い充足感」なるものは、
あまり得られなかったのではなかろうか、

と、私は感じます。


■そして、加えて言えば、

思うに人生とは、
(急にでかくなりましたが)

“1回のプロジェクトで終わるものではない、

と思うわけです。

つまり、ゲームのステージのように、


『何度もチャレンジをして、スキルが上がり、
 そして、より難しい課題がやってきて、
 またそこに向けてまたチャレンジをする繰り返しの旅路』


のようなもの。

これが人生という名のゲームではないか、
そんな見方もできるように思うのです。

■基本、ゲームオーバーをしても(失敗しても)、
もう一度立ち上がって、コンテニューをすれば、
何度でもプレイができる。

一回、“負けた”としても、
意外と10年、20年と続く。

そしてその傾向は、100年時代、
ますます色濃くなっていくはず。

何度もプレイして、3年、5年、10年と、
少しずつレベルを上げていく。

そして、


【「たとえ負けても勝てるゲーム」という世界観を持つ】。


2020年、そんな気概で走り出せたら、
きっとまた1年終わった時に、
よい1年だった、そのように言えるのではないか、

そんなことを思う次第です。


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<本日の名言>
人間は自己の運命を創造するのであって、
これを迎えるものではない。

ヴィルマン(フランスの公教育相/1790~1870)
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