「悩みながら歩む旅路」だから、得られるものがある(はず!)
(本日のお話 2213字/読了時間3分)
■明けましておめでとうございます。紀藤です。
2020年、いよいよ始まりましたね。
また、いつもメルマガをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
今年も『皆様の1日を5%元気にする』を目的に、
発信させていただければと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
*
さて、本日のお話です。
今日は1年の始まりに、
この「メルマガ」について
”発信の価値(と大変さ)”
をテーマに、感じていることと学びを
皆さまにご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【「悩みながら歩む旅路」だから、得られるものがある(はず!)】
それではどうぞ。
■「メルマガを送る」という行為を、
習慣にし始めて、早7年。
2000回を越えましたが、
実は昨年1年間、メルマガ発信で、
一番悩んだ1年でございました。
それは、
「このメルマガを、
毎日発信していていいのだろうか」
という葛藤も含めて、でございます。
■というのも、おそらく、
お読み頂いている皆さまが、
一番よく感じられていると思いますが、
「毎日来るメルマガって、結構読むのが大変」
なのです。
情報過多はますます加速して、
YouTube、SNS、たくさん見るものができました。
ゆえに、この文字を読むのは、
やっぱり大変なのです。
(ゆえに、たまにでも開いていただける皆さまには、
本当に、本当に感謝です)
■もちろん、メルマガを毎日発信すると、
「いいこと」がたくさんあります。
たとえば、
・自分の”学びの整理”になる
・日々、ポジティブなことを発信するので、
モチベーションを高くキープできる
・皆さまに思い出していただける機会が増える
・皆さまに(いつもとは限らないけれど)
プラスになる情報を届けることができる
・家族(父母姉)に近況報告になる
、、、などなど。
(最後の「家族への報告になる」、は結構オススメ)
■ですが、日々発信をしていると、
やっぱり「葛藤や悩み」も起きます。
例えば、
1,「今日のこのメルマガはお送りする価値があるのか」悩む
(これは、実は、ほぼ毎日。。。)
という私の内的な葛藤もありますし、
2,メルマガの解除がある
(なれましたが、連続すると「何か悪かったかな」とちょっと凹みます)
あるいは、
3,メルマガに対するお叱りのフィードバック
(「冗長だ!」とご指摘いただいたり、、、汗
ありがたいのですが、自分の「あり方」を考えさせられます)
という他者からの評価・ご判断、
、、、などもそう。
■そして、これらの葛藤を通じて、
思った”気付き”とは、シンプルなのですが、
長く取り組めば取り組むほど、
『プラスなことだけの活動は取り組みはない』
のだなあ、ということ。
確かに、この「メルマガ」がなければ、
起業もなければ、営業で1位を取ることもできませんでした。
確実に、私の起業の背中を押してくれて、
多くの人との繋がりを作ってくれました。
そして自分の言葉を洗練させ、
講師として垂直立ち上げも助けてくれました。
そして、読者の皆さまからの声を有り難く受け取らせていただくと、
その内容によって、読者の皆さまに、
プラスの影響をお渡しできていたこともあった(はず!)、
と思っております。
■でも、それらの
「プラスのこと」だけが、
やってくるのではない、ということ。
お伝えしたとおり、
日々、メルマガを少しでも進化・成長させようと思っていると、
むしろ退化しているように感じる内的な葛藤もあります。
地味に、辛いものです。
理想をメルマガで語りながら、
実際に出来ていない自分との乖離への矛盾もあって、
一人凹んだりもします。
毎日ネタを仕入れないと、
何か少しでもプラスになることを伝えよう、
という精神的なプレッシャーも、
とはいえやっぱり、あるのです。
(特に忙しい日や体調不良の日など、そう!)
■もうちょっと勢いで言ってしまうと、
言葉がメルマガに乗っていなくて、
「うわー、薄っぺらいなあ、自分、、、」
と自分で書いて思うけれど、
でも送ってしまう日もある。(時間がなくて汗)
そんな自分の内的な未熟さを、
文字として記録に残しているのは、
ある意味「恥」を晒しているとも言えるのかも。。。
■だけども、だけど、です。
続けていれば、必ず、
このような壁には突き当たるはず、と思うのです。
だって、真剣にやっていて、
プラスのことばかり起こるはずがないから。
『プラスだけではない葛藤があるからこそ、
一人前になってきた証拠』
とも思えるのです。
■続けていると、
調子の良いとき、悪い時、
駆け抜けられるとき、立ち止まるとき、
空を見上げるとき、、、とかもあるかも。
色々ありながらも、それでもなお、
【「悩みながら歩む旅路」だから、得られるものがある】
というのが、一つの道を歩むということ。
「プラス」と、「プラスの反作用」としての
葛藤、悩み、プレッシャーを抱えながら進む。
そのような、『知的格闘』『内的格闘』があるからこそ、
深い気付きやお渡しできるものが生まれる、
そう私は思っています。
■そしてこれは、
「メルマガ」だってそうなのだから、
皆さまが普段取り組まれているお仕事でも、
あるいは、その他真剣に取り組んでいるプライベートことでも、
あらゆることに同じことが言えると思います。
何かを真剣に取り組むと、
そして続けていれば、すべからく、悩みや葛藤が発生する。
そして、だからこそ得られるものがある。
【「悩みながら歩む旅路」だから、得られるものがある】。
そう理解しながら、
その葛藤すら自分に包み込みながら、
だたひたすらに歩みをすすめること。
それが、私達ができる、
唯一のことではないだろうか、
と私は思っております。
2020年、色々あるでしょうが、
歩みをひたすらに、一緒に進めていこう、
そう思った元旦の夜でした。
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<本日の名言>
光の街があるなどということは嘘だ。
世界が一つのかがり火になるなどということはない。
すべての人が自分の火を持ってるだけ、
孤独な自分の火を持っているにすぎない。
スタインベック(アメリカの小説家/1902~1968)
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