「最小習慣」の積み重ねこそが、成功をもたらす
(本日のお話 1525字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は営業研修『ヘルピング・クライアンツ・サクシード』の
実施立ち会い。
ならびに、1件のアポイント。
その後、ホームページの作成でした。
*
さて、本日のお話です。
先日より、ある本を読んでいるのですが、
その内容がなかなか面白いです。
本日はそのお話からの学びを、
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「最小習慣」の積み重ねこそが、成功をもたらす】
それでは、どうぞ。
■今読んでいる本で、
『Atomic Habits ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』
https://www.amazon.co.jp/dp/4775942158/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_6N6fEbT7WPV35
という書籍があるのですが、
その本がなかなか面白い。
米国で50万部のメルマガ購読者数を誇る方が書いた、
「習慣化の秘訣」が本書のテーマです。
■”習慣化”というと、
これまでもたくさんの書籍や理論が出ています。
大体同じような事を言っているもので、
本書にももちろん、重複感もあります。
しかしながら、
「ポイントはやはりココ!」
と思うところが改めてあり、
その重要性は、何度腹に落とし込んでも、
余りあるものがあるな、
と感じたのでした。
■この著書で声を大にして語られることは、
『最小習慣(Atomic habits)の積み重ねこそが重要』
ということです。
■「最小習慣」とはなにか?
この話を伝えるにあたって、
「プロ自転車レースの成功」の事例が紹介されます。
あるプロ自転車レースで、
全く入賞できなかったチームが、
新しい監督が就任して、
”戦略をあるものに変えた”
ことにより、メンバーが上位に食い込み、
そして金メダルを量産した、
というサクセスストーリーが語られます。
■その、”ある戦略”とは、
『「小さな1%の改善」を、ひたすらやっていく』
こと。
例えば、
・自転車のサドルを座りやすく改良する
・タイヤにアルコールを塗って滑りにくくする
・選手に電熱ヒーター入のパンツを履かせて、
筋肉の温度を最適に保つ
というスタンダードなものはもとより、
「そこまでやる?」と思うところも、
思いつく微細な改善をとにかくやりまくる。
そして、「仕組み化」する。
例えば、
・筋肉の疲労を和らげるために、
どのジェルが一番あっているか試す
・風邪を惹かないように、
ベストな手の洗い方を医師に指南してもらう
・夜に少しでも良質な睡眠が取れるよう、
枕を良質なものに指定する
というように。
一見「そこ、直接関係なくね?」と思われるところまで、
”思いつく小さな1%の改善”を、
ひたすらに何百と積み重ねていく。
■結果、どうなったかというと、
”その5年後の北京オリンピックにて、
自転車競技に用意された金メダルの60%を、
そのチームが獲得する”
なる快挙を成し遂げた、
とのこと。
■この話で学べることは、
成果を出すために必要なことは、
「ウルトラCの一発逆転の必殺技」
に頼るのではない、ということでしょう。
それよりも、天才ではない、
一般人の戦略としては、
『小さな1%の積み重ねでコツコツ稼ぎ、
そして突き抜けていく』
ことのほうが、よほど現実的のはず。
■「小さな1%の改善」とは、
言葉通り、微細な違いであり、
手間としては、
before-afterで大きく変わるものではないです。
(枕を変えたり、手洗いの仕方を変えても、
時間は変わらないですよね)
だから、良いのです。
■同じ時間で良い。
ただ、細かく”最小習慣”を、
良いものに「変更し続けていく」ことで、
同じように24時間過ごしているのに、
そして、別に努力しているつもりもないのに、
なぜだか不思議と、人生が逓増していく。
これこそが、
「最小習慣の威力」
であるのでした。
■そして、この話は、
「その通り」と思えるかと。
もし最小習慣を
・スナック菓子の代わりに、ナッツにする
・エスカレーターではなく、階段にする
・携帯ゲームの代わりに、英語アプリにする
・コーラの代わりに、炭酸水にする
・靴を脱ぐ時に、磨いてからしまう
、、、などなど
微細なことは積み重ねたとしたら、
何だか良くなる予感、しませんか?
きっと1年、3年、5年単位で変え続けていけば、
先述の自転車チームのように、
必然的に結果が出るようになるはず。
(と私は思います)
ゆえに、
【「最小習慣」の積み重ねこそが、成功をもたらす】
このことは、胸に刻んでおくことが大事。
■ではでは、どうすれば、
「”自然と”、最小習慣の積み重ねができるようになるのか?」
という疑問が残りますが、
この点については、
長くなりましたので、
明日に続けたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
皆さまにとって、今日も素晴らしい一日となりますように。
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<本日の名言>
人間は一生に一度きりではなく、
一日ごとに気持ちを改めていかなければならないのです。
フローレンス・ナイチンゲール(イギリスの看護婦・看護教育学者/1820-1910)
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