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2163号 2020年1月23日

「気晴らし」とは、”頭のスイッチを切り替える”ことである

(本日のお話 1459字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
他、研修の企画作成など。



さて、本日のお話です。

今日は「気晴らしのコツ」について、
最近感じたこと、学んだことについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「気晴らし」とは、”頭のスイッチを切り替える”ことである】


それでは、どうぞ。


■働くお母さんは偉大です。

家事をしながら、
仕事もこなし、
子育てもしていく。

この生産性たるやいなや。

私も、これまで
子育てと仕事を両立されている女性とお仕事を
プロジェクトを共にさせていただきますが、

その器の大きさ、
処理能力の速さに、
敬服ばかりしております。


■さて、そんな働くあるお母さんに、
10年くらい前ですが、ある質問をしました。

その回答が記憶に残っています。


私「仕事と子育て、両立大変ですよね。
 休まるときがないんじゃないですか?」


すると、その女性は答えられました。


「確かに、そうといえばそうなんですけどね。

 でも、仕事が”気晴らし”になっているんです。
 あれ、子育てが”気晴らし”になっているのかな。

 いずれにせよ、仕事と子育てって、

 『頭を使う場所が違う』から、

 それが切り替えられると、
 気晴らしになるんですよね」

、、、とのこと。


■『頭を使う場所が違う』。

それを切り替えられると”気晴らし”と感じる。

へえー、そんなものなのか、
と私は思いました。


■そして時は流れ、最近の話。


私が生産性において、
師匠と仰いでいる凄腕経営者の方が、
こんなお話をされていました。

テーマは「気晴らし」についてです。


「私にとっては、”新聞を読む”、のも気晴らし。
 ”読書”も気晴らしです。

 気晴らしというのは、

 『頭のスイッチを切り替える』こと。

 それがあれば、気晴らしになります」


「気晴らしというと、ゲームとか動画に流れがち。

 でも、ゲームや動画の見て没頭するのは、
 プロゲーマーになるとか、特別な目的がなければ、
 基本、未来に対して生み出すものはない。
 
 でも、

 ”読書”とか”執筆”とか”運動”など

 自分の未来に繋がるものを、
 気晴らしの手札として、周辺に用意しておく。

 そして、疲れたら、気晴らしとして
 それらを行うことで”

 『頭のスイッチを切り替える』

 ことをすれば、
 気晴らしになるんです。 

 気晴らしもできるし、
 未来に投資にもなるし、一石二鳥。

 あとは、それをやりやすくする環境を作ればいい」


というようなお話でした。


■そして、過去と最近を繋げて、
改めて思ったこと。

”気晴らし”とは、
文字通り”気分”の問題である、

ということ。


だから、「気晴らし」と思えば、
それは気晴らしになりえるのでしょう。


■有名な物語『トムソーヤーの冒険』で、
トムがペンキ塗りを「家事」として任せられた際、

めちゃくちゃ楽しそうに自分がやることで、
友人に「やらせてほしい」と言われ、

友人は嬉々として、
遊びという認識でペンキ塗りをやった、

という有名なエピソードがありますが、
まさしく、あれ。

友達は、「仕事」ではなく
「遊び」と思ってやったから、
ペンキ塗りも遊びになったのでs.


「仕事」なのか「気晴らし」なのか、

それは”思い込み”でしかない、
と言えるのかもしれません。

■であれば、です。

「自分でそう思ってみる”ことで、
気分も変えられるのかもしれない」

と思ったわけです。

今まで好きなんだけど、
でもどこか義務感もあったようなことを

「これは、気晴らしである」

と思ってみる。

例えば、

「読書は気晴らし」(=知識を得る勉強ではなく)
「英語勉強も気晴らし」(=クロスワードパズル、脳トレみたいなもの)
「ジムも気晴らし」(=健康の投資ではなく、リラクゼーション)

というように。

実際、するとたしかに
(特に英語勉強において)
なんだか、取り組みやすくなったような気がします。


■結局、気持ちの問題です。

自分の未来に繋がる投資行動を
「気晴らし」と捉えて行ってみる。

それがきっと、頭のスイッチを切り替えつつ、
一石二鳥の未来への活動にもなるのではなかろうか、

そのように思う次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

負い方一つで重荷も軽い。
見えにくいものでも、視点を変えれば見えてくる。
難しいことでも、方法を変えれば解決する。

ヘンリー・フィールディング
(イギリスの劇作家・小説家、1707~1754)
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