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2231号 2020年3月30日

「反省のない、智慧なきポジティブ思考」は、ただの阿呆である

(本日のお話 1553字/読了時間1分半)

■こんにちは。紀藤です。

昨日日曜日は、終日ひたすら読書。
合計3冊の読了。

改めて、本の価値を再認識しております。

これを機に、読みまくりたいと思います。



さて、本日のお話です。

今日は、懺悔の日誌です。

猛烈に反省をしたい(否、せねばならない)、
と思うことがありましたので

今日はその内容について、
皆様に気づきと学びを
ご共有させていただければと思います。

タイトルは、



【「反省のない、智慧なきポジティブ思考」は、ただの阿呆である】



それでは、どうぞ。






■”望ましくないこと”とは、
なぜだか重なるものですね。


詳細は語れないのですが、
前々から私が持っていた悪癖
(=具体的には事務作業を後回しにする)が、

このタイミングで連鎖し、
ミスへと繋がり、大切な今のタイミングで

「利益損失」

という形のダメージとして現れました。


自爆です。

自業自得で、誰も責めることはできません。

ただただ自分が悪いだけ。



■ただ、何よりも怖いのが、

皆さまにも思い当たるかもしれませんが、
このようなことは今までも、


「ごめんごめん、気をつける」


と散々行ってきたことであった、
ということ。


こういった軽そうな言葉が
自分の口から出る場合、大体の場合、

”薄っぺらく、実は反省していないことがほとんど”

というやつです。



■「ポジティブに捉える」というのは、

気持ちを精神的に前向きに、
健全に持っていく上で良いこともあります。

ただ、

”ポジティブ思考の弱みづかい”

はやっぱりあるのです。

妙な前向きさで

やらなくて良いミスを何度も繰り返し、
人と自分に損失を与えているのに、

「大丈夫、大丈夫!何とかなる(なんとかなってないのに)」

を繰り返すのは、ただの阿呆です。

時間と機会のムダ。

生産的に挑戦をしてるのではなく、

同じステージの同じ穴に落ちているのは、
学習能力がない、救いようがない愚か者です。

(はい、全部私に向けて言っています、、、)



■「ごめんごめん、気をつける」。

その内面の状況を表すと、


1、頭では、気をつけた方がよいと思ってはいる

2、誰かに迷惑をかけた、と思ってもいる

3,でも本当は「大したことない」と思っている


ということ。

これでは当然、
起こるべくして、失敗が起こるのもやむなし、

です。


「ポジティブ思考」が、
「ネガティブ」に働いているのです。



■では、どうすればいいか。

何が足りないのか。

それは、敢えて言うのであれば、


「けちょんけちょんに凹むこと、傷つくこと」


であろうと思います。


感情のダメージが弱い。

本当にバカ、恥ずかしい、
自分は何をやっとるんだ。

「痛み」を気持ち悪くなるくらい噛みしめてこそ
ようやく「反省」となるのだろう、

、、、と思います。



■人は(というか私は)

なんとも愚かなもので、
そう語っている矢先から、

感じたはずの”痛み”を、
忘れつつあります。


だからこそ、今回、
このやる必要のない愚かなミスを、
しっかりとその苦味を、気持ち悪さを
得られたはずの、でも失った価値を反芻しすること。

何度も何度も、
スルメのように、味がなくなるまで
”痛み”をあえて、噛みしめること。


そうやって、
毎日、その痛みを繰り返し思い出し、
不快感を全身で刷り込んでいく。



”自分の傷口に塩を塗って塗って塗りまくって、
 もう勘弁、こりごりだ”


と思えるくらい
「痛み」を甘んじて受け止めること、
そうして初めて改善があるのかもしれない、
と思っております。


■そのために、私も、
今回の利益損失で買うことができたであろうものを、
16項目に渡って書き出してみました。

そして、最後に

”お前の怠慢だよ”

と書いて締めました。
(自分のこと)

結構、胸に来ます、、、



■やらなくて良いミスは、やっぱりあります。
経験しなくてもいい過ちも、やっぱりあります。

それを繰り返すのは
””ポジティブ思考の弱みづかい”です。


今回、自分自身のミスを通じて、
猛烈なる自戒をこめて


【「反省のない、智慧なきポジティブ思考」は、ただの阿呆である】


と、自分に言い聞かせたい、
そう思っているとともに、

前向きな陽転思考は、
意識的に抑えるのも大事だろう、

と思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

進歩とは反省の厳しさに正比例する。

本田宗一郎

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