「リモートワークで管理職が求めれる5つの会話」から思う、アフターコロナで必要とされる人材とは
(本日のお話 2758字/読了時間4分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日木曜日は3件のアポイントでした。
また、本日お昼12:00~13:30にて、
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【オンライン座談会】アフターコロナに必要とされる人材とは? ~人材開発・組織開発の未来を考える~
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を開催いたします。
ご興味がある方、
たまたまその時間が空いたという方、
直前まで入室可能です。
どうぞお気軽にお申し込みくださいませ。
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さて、本日のお話です。
上記イベント
「アフターコロナに必要とされる人材とは?」というテーマで
座談会の司会・進行を務める関係で、
私(紀藤)も、
「いったい、どんな人が
アフターコロナに求められるのだろうか?」
をぼんやりと考えておりました。
もちろん、今やこのテーマは、
多くの方が記事や動画で語っており、
既視感のある話ではあると感じつつも
その中でも、諸々思うことがありました。
本日は「アフターコロナに求められる人材」に関して、
と記事の内容とともに、思ったこと、考えたことを
皆さまにご紹介させていただければと思います。
タイトルは、
【「リモートワークで管理職が求めれる5つの会話」から思うアフターコロナで必要とされる人材とは】
それでは、どうぞ。
■昨日偶然見つけた記事で、
こんなタイトルの記事がありました。
”5 facts About Engagement and Remote Workers”
(リモートワーカーとエンゲージメントの5つの要素)
という、米調査会社ギャラップが出している記事です。
■その記事によると、
以下のような事が書かれていました。
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”5 facts About Engagement and Remote Workers”
(リモートワーカとエンゲージメントの5つの要素)
1,リモートワークに60~80%の時間を費やしている人は、
エンゲージメントが高い
2,マネージャーはリモートワーク時に5つの種類の会話を求められる
1)行動を促す会話
2)役割と関係性を築くための会話
3)すぐに繋がる状態を保つ
4)”今の気持ち”に触れる会話から始める
5)進捗のレビューについての会話
3,リモートで働く社員で、
月に少なくとも2~3回のフィードバックを受けると
エンゲージが3倍高まる
4,「孤立」と「孤独」は違う種類のものである。
・「孤立」を防ぐためには、通信手段、連絡頻度など構造を帰ること
・「孤独」は”意味がある繋がり”を欠如した、個人の感情。
それぞれの”意味がある”と思う定義づけと、対応をすることが必要
5,リモートワーカーは、リモートワーカーじゃない人に比べて、27%高い割合で
「自分の仕事に必要な道具や設備を揃えている」と答えている
※米調査会社ギャラップの記事より引用
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■私の拙い英語の解釈なので、
ちょっとニュアンスが違うかもですので、
詳しくは原文を読んでいただければと思います。
が、この記事を読みながら、
「アフターコロナに必要とされる人材」
について、思うことがありました。
■新聞等でも言われていますが、
・「リモートワーク」と言われつつも、
実際は全体の35%程度のみリモートワーク化できる仕事
(飲食・サービス・介護・運輸などそもそも難しい)
であり、その中でも、
・中小・零細企業は26%のリモートワーク化である
(New Picksでいってました)
とのこと。
一方、リモートワークの経験者は、
「9割以上がリモートワークを継続したい」、
(News Picksで紹介されていたアドビの調査 N=500)
と言っているらしく、
米国の調査でも、
「5割以上の人がリモートワークを継続したい」、
(米ギャラップより)
と言っている様子。
ゆえに、もちろん全部変わるはずもないですが
「リモートワーク族(?)」が伸びてくるのは
おそらく避けられないことなのだろう、
とも感じております。
(皆さまは、どうお感じですか?)
■その中で興味深いな、と思ったこと。
それが、上記で紹介した記事の、
「2,マネージャーはリモートワーク時に5つの種類の会話を求められる」
1)行動を促す会話
2)役割と関係性を築くための会話
3)すぐに繋がる状態を保つ
4)”今の気持ち”に触れる会話から始める
5)進捗のレビューについての会話 」
という部分です。
■おそらくリモートワークになろうが、
専門性があったり、個別具体的な案件を進める
・営業
・エンジニア
・クリエイター
などの担当者は変わらず必要でしょう。
そうしないと、そもそも仕事が進みません。
また、
・多数の意見をまとめる
意思決定者たるリーダー
なども必要だと思います。
ただ、気になるのが
「その間に膨大にいる管理職の役割とはなにか?」ということを
この記事は投げかけているように私は思ったのです。
■聞くところによると
「仕事やってる?ほんとにやってるの?!」
(=管理・監視型)
あるいは、
「まあ、勝手にやってよ。ヨロシクね」
(=放置型)
というリモートワーク時の
管理職のネガティブな接し方が
パターンとして見られるそうです。
(これも一部だと思いますし、
皆さまはそういうことはないと思いますが、、、)
■そこで、
「管理職の役割は何なのか?」と考えた時、
先程紹介した以下の話
「2,マネージャーはリモートワーク時に5つの種類の会話を求められる」
1)行動を促す会話
2)役割と関係性を築くための会話
3)すぐに繋がる状態を保つ
4)”今の気持ち”に触れる会話から始める
5)進捗のレビューについての会話 」
という話が、一つのヒントなのだろうな、
と感じました。
上記の内容は、もたらす価値に読み替えてみると、
・相手との信頼関係を築くこと
・相手の気持ちを尊重すること
・そばにいるという感覚を与えること
・目標に向けて、自律的に行動できるよう促すこと
・フィードバックや本人の成長について認めること
という意味になり、
それは今流行の1on1とか「コーチング」です。
■ただ、先日の日経新聞(電子版)で
”米国ではコーチングの業界規模は
1兆6000億円の市場規模があり、
ある程度の認知度がある一方、
日本ではまだ300億円ほどであり、
まだまだ伸びしろがある”
と紹介されていました。
GDPに5倍以上の差があるとはいえ、
まだそのスキルや存在が”正確に”知られておらず、
きちんと理解、活用されていないようにも思います。
■基本、人の気持ちは世界どこでも、
同じようなものだと思うのです。
答えは私にはわかりませんし、
構造的、仕組みの問題があるし、
また当人の自立度合いの問題もあるので、
一概には言えない、という前提はありますが、
「行動を促してくれる管理職」
「信頼・安心を共に築ける管理職」
などは、リモートワークが進む中、
ますます求められるのかもしれない、、、
と思ったのでした。
■ゆえに、個人的に思う、
アフターコロナでより求められる人材とは、
1)専門家された人
2)コーチとしての管理職
などは、
一つテーマになるかもしれない、、、
とあくまで個人的に
思っている次第です。
またお昼にそんな話を「座談会」として行いますので、
皆さまの意見を聞きつつ、また感想をどこかでシェアできればと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
有能なリーダーを目指すなら、
コミュニケーション能力と温かい心の
両方を持たなければならない。
アニータ・ロディック(ザ・ボディショップ創業者/1942-2007)
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