「悩むって、考えてないの」(by 本田翼)の投稿から思うこと
(本日のお話 1980字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、朝から
某役員の方をお招きして
オンライン勉強会の開催。
また昼からはシステムコーチング(受ける方)。
その他、読書と、研修の企画でした。
色々動き始めた感覚がしてきて
楽しくなってまいりました。
*
さて、本日のお話です。
先日「悩む」ということについて
妻が面白い記事を教えてくれました。
今日はそのお話について
気づきをご共有させていただきます。
タイトルは、
【 「悩むって、考えてないの」(by 本田翼)の投稿 から思うこと 】
それでは、どうぞ。
■先日のお話。
「最近色々悩むわー」
と悶々と考えていた時に、
妻が「こんなんあるよ」と、Twitterの
面白い記事を紹介してくれました。
以下、共有された記事です。
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”本田翼と『イシューから始めよ』が同じこと言ってる”
↓
https://twitter.com/hoku5ai/status/1277772736614416385?s=21
(引用:ツイッター)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■みていただければわかりますが、
ネタですね。
可愛らしい人が言うと、
なんでもネタになりますね(笑)
しかし、よくよく考えると、
本当にその通りだな、とも思います。
”「悩む」と「考える」は違う”。
実は、結構多くの方が、
この「悩む」と「考える」の間に落ちて
無為に自分を傷つける時間にしてしまっている、、、
と私には思えます。
(、、、と私自身に対しても言っています)
■上記リンクでも共有されていますが
ビジネス書で異例の30万部突破の
『イシューからはじめよ — 知的生産の「シンプルな本質」』
(著:安宅和人)
では
「悩むと考えるの違い」を
以下のように説明しています。
(以下、本書より参照)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◯「悩む」=
「答えが出ない」という前提のもとに、
「考えるフリ」をすること
◯「考える」=
「答えが出る」という前提のもとに、
建設的に考えを組み立てること
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とのこと。
■「悩む」とは、
答えが出ない前提の元に、
考えるフリをしているのだ。
だそう。
厳しいですね。
…でもこれ、言い得て妙です。
■これは私の解釈ですが
「悩む」とは、
”答えが出ない”事を考える状況ではありますが、
もう少し因数分解してみると
具体的に以下のシチューションで
起こるように思いました。
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<「悩む」のズブズブパターン>
1)自分では影響が与えられないことを気に病むとき
2)動けば変わるかもしれないが、怖くて一歩踏み出せないとき
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■まず「悩む」の1つ目。
1)自分では影響が与えられないことを気に病む
は、
”他人の性格や、政治、市場の状況
生まれや遺伝的なものなど変えられないものに対して、
愚痴っぽくなる、マイナスの意識を向けてしまう”
とき。
「7つの習慣」で言う、
”関心の輪に意識を向けてしまう”
(第1の習慣 主体的である)
というやつですね。
ただ、変えられないことに
悶々とするのは、残念ながら時間の無駄のようです。
自分が影響を与えられる
「影響の輪」に意識を向けること、ですね。
■2つ目の「悩む」のパターン。
2)動けば変わるかもしれないが、怖くて一歩踏み出せない
というケース。
これ、よくあります。
行こか行くまいか、迷う。
踏み出したら失敗するのでは、
もっと悪くなるのでは、と怖れる。
そして、身動きが取れなくなってしまう。
■真剣に考えるがゆえの
”怖さ”かもしれませんが、
ある程度悩んだら、
もうそこから先は動いてみるしか無い。
やったことがないから
なんとなく怖い、
という未知への恐怖もあるでしょう。
ただ、腹を括って、
傷つくかも、失敗するかも、
と思いながらも前に進むしかない。
好きな人に告白してみないと、
付き合える可能性も生まれない、
という少年少女の恋心に似ています。
■と、こんなことを書いているのは、
「悩みのパターンに自覚的になる」
ことが、まず最初に悩みのループから抜け出る
第いぽになると考えているからです。
自分の思考の中に、
”1)自分では影響が与えられないことを気に病む ”
ことや
”2)動けば変わるかもしれないが、怖くて一歩踏み出せない ”
の兆候があるならば、
「悩み」のサイクルに足を踏み入れているのかも、
と思うと、抜け出ることもしやすくなるものです。
■そして、自覚をできたならば、
次に、どうすればよいか?
「考える」とは何を表すのか?
これはもう、
「どうすれば成功確率が少しでも上がるのか?」
と考えたことを、
『アウトプットすること』
だと思っています。
手を動かす、足を動かす。
頭の中で「自分に問う」だけでなく、
・紙に書き出してみる、
・思いついたことをパソコンに打ち込む
・本を読んで調べてみる
・周りに発信する、巻き込む
・具体的な調査などアクションをする
など、
頭の中だけでなく、
現実世界で行動を起こすこと。
それが、
”考える”
行為ではないかと。
■『イシューから始めよ』では、
◯「考える」=
「答えが出る」という前提のもとに、
”建設的に考えを組み立てる”こと
といいますが、
建設的とは「作ること」なので、
何か形にすることだと思えます。
■、、、と、つらつらと思うことを
ひたすら書き綴ってしまいましたが、
悩みのループに嵌った時は、
そんな状況に自覚的になること
そして
『とにかく動くべし』。
やってみないと何事もわからない。
「考える」は動詞である。
そんなことを、自戒を込めて
改めて思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
人生は自転車のようなものだ。
倒れないようにするには走らなければならない。
アルベルト・アインシュタイン(ドイツの物理学者/1879-1955)
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