3年勝つのは10倍難しい。10年勝ち続けるのは100倍難しい
(本日のお話 1348字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
また1件のシステムコーチングの実施。
*
さて、本日のお話です。
最近、よく考えることがあります。
それは
「勝ち続ける(生き残り続ける)って、
結構、難しいよなあ」
ということ。
このことについて思うところを
皆さまにご共有をさせていただければと思います。
タイトルは、
【3年勝つのは10倍難しい。10年勝ち続けるのは100倍難しい】
それではどうぞ。
■最近、地下鉄にのっているときに、
東京メトロの広告で
『ピークを知る男 オフピークを語る』
なる広告を目にします。
なかなかシュールで、面白いんです。
※こういうやつです↓
https://www.fnn.jp/articles/-/29506
■内容は、ダンディ坂野さんと、
小島よしおさんが、
「他人とズレてるくらいで、ちょうどいいと思うよ。
そういう時代になったし。」
「揉みくちゃにされて、毎日大変でした。」
という意味深な発言をしつつ
混雑する通勤(=痛勤)を避けよう、
と提案しているポスターです。
■さて、ダンディ坂野さんと
小島よしおさんがどうかは置いておいて、
世の中には、
”一発屋”
と言われる人や状況が、存在します。
一発屋、とか
モテ期、とか
当たりくじを引いた、とか
波が来ている、とか、
表現は違えど、
「時流に乗れた」
ときは誰しもが1度や2度経験があるのではないかと。
■起業も不思議なもので、
「起業バブル」
みたいなのがあったりします。
起業をすると
「へー、起業したんだ!
じゃあ、こんなことお願いしてみようかな」
という流れが、不思議なもので
あったりします。
、、、でもそれは、
誰にも訪れる”一種の熱病”みたいなもの。
その波を楽しむのは大事ですが、
それを「実力と勘違いしないこと」が大事です。
■波を捕まえることはそうですが、
もっと大切なのは、自力を鍛えること。
抽象的な表現ですが、
・自ら”波”を探しに行ったり、
・どんな”波”でも捉える練習をしたり、
・意図的に”波”を起こせる力量を身につけたり
ことを通じて、実力がつかなければ、
継続的に楽しい波乗り
(=成果を出し続ける)
を続けることは難しいのです。
、、、と、起業3年目の小舟系の経営者ですが
そんなことを思っております。
■そして、これは営業でも、
事業部長でも、なんでもそう。
”流れが来ている”で喜ぶのではなく、
その時にこそ「いずれ波は終わる」という危機感を持ち、
”勝って兜の緒を締める”
よろしく、気合を入れ直すこと。
お世話になっている大先輩の経営者いわく、
【3年勝つのは10倍難しく、
10年勝ち続けるのは100倍難しい】
と言いましたが、
まさしくその通りなのでしょう。
■”勝ち幅”はともかく、
人生より良くなっていくことを求めるのであれば、
環境変化の中でもその荒波を乗りこなすには、
・世の中の動きを読む力
・人が求めていることを感じる力
・自分自身の価値を客観的に定義する力
・新しい技術やスキルを習得する力
・継続的なマーケティング&セールス
・継続的な商品開発
・自分自身を走り続けさせるための
自律&自己管理
etc...
を、自ら常にやり続ける必要があるのでしょう。
■「成長をしなくてもいいや」と
認めたほうが、実は楽です。
でも短期的には楽でも、
それは波が終わった時に、
様々なリスクとして目の前に立ち現れます。
ゆえに、不安になりすぎるのはよくないですが、
心身共に健康で波に乗っているうちに
「この波が終わった時に
戦える自分を作り上げておく」
という、未来を見据えた姿勢が、
激変で産業まるごと淘汰される可能性がある今だからこそ、
とても重要なことだろう、
そのように思っている次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
必死に戦っている時よりも、うまくいっている時のほうが心配だった。
何もかも順調な時は、突然何かが台無しになるのではと、
気になって仕方なかった。
ウォルト・ディズニー(1901-1966)
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