金曜の夜に、ささやかに桃を買う理由
(本日のお話 1688字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、1件のシステムコーチング。
ならびに5件のミーティングでした。
朝から夜まで、エンドレスでの打ち合わせで
走り続けましたが、人材育成について
想いがある人事の方とお話するのは
やはり楽しいものだなあ、(ちょっと疲れましたが汗)
と改めて思った1日でした。
こういう仕事ができて、
本当にありがたい限りです。
*
さて、本日のお話です。
1週間が終わる時に、
やるべきことをやれたと感じた時、
心地よい達成感を感じるものです。
やらないといけないと思っていることを
つい面倒くさがって
先送りにしてしまうこともあるけれど、
とはいえ、ちゃんと頑張ることができた時に、
「ささやかなご褒美」
を自分に与えてあげることが、
地味に大切だな、と感じた金曜日。
今日は、”ご褒美”というテーマで思うことについて皆さまにご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【金曜の夜に、ささやかに桃を買う理由】
それでは、どうぞ。
■金曜日の夜には、
「ちょっとした贅沢」
を自分に与えています。
時には、ハーゲンダッツ(298円)を買ったり、
時には、スイカ(498円)を買ったり。
そして昨日は、
いつもより贅沢にも
「桃(大玉二玉)」を買いました。
ただ、純正品は980円と、
ややお高めだったので、
ちょっと迷ってその隣りにあった、
「訳あり品!桃2玉 398円」
を結局選択したのが、
「やっぱり庶民だなあ」
と感じましたが。
でも、桃を買うと、
なんだか幸せな気持ちになりました。
■さて、そんな「桃」の話。
これは
1週間の”ご褒美”のシンボル
として、たまたま今週
自分の与えたものでした。
、、、というより、真面目な話、
”毎週ゴキゲンに、楽しく働くために、
「ご褒美&承認の文化」は必須”
であると思っています。
■私達の会社(カレッジ)では、
金曜日が終わった夕方に、
「振り返りセッション」
を行っています。
おそらくこれは、私達だけでなく、
他の会社でもよくやっている、
基本的なルーチンかもしれませんが、
私達が気をつけているのは
1週間が終わった時に、
一つの区切りとしてミーティングで、
「承認し合う」
ことなのです。
(というのも、主に妻と働いているため、「ゴキゲン&快適」でいるのが超重要なので)
■具体的には、
【アプリシエイティブ・インクワイアリ】
(=可能性を拡張させる、肯定的な質問)
というツールで、ちょっとずつ
承認を積み上げていくことを心がけています。
プロセスは、
1,「この1週間で成し遂げたこと」は何か?
2,「この1週間で感じた改善点」は何か?
3,「継続したいことと改善したいこと」(Keep&Improve)は?
4,「この1週間で学んだこと」は何か?
をそれぞれまとめておき、話をします。
もちろん出来たこと、
出来なかったことはあるにせよ、
”出来たことを認め合う”
と、明日への活力になるのです。
(まだまだのことも、 ものすごく多いですが、そこは置いておきます)
■ちなみに、
有名な目標達成のためのフレーム
『OKR』
でも、
”「ウィン・セッション」が
(=頑張った皆を褒め合う文化)
目標達成の文化を醸成する”
といいますし、そんな視点でも
「承認&ご褒美には
合理的な理由がある」
といえるかと。
だから「ご褒美と承認」の
シンボルの意味を込めて、
【金曜の夜に、ちょっと贅沢な桃を買った】
というお話。
■そしてこれは私達個人にも言えます。
人は、意外と単純です。
照れていても、
褒められたら嬉しいし、
承認されたら満たされる。
そして、”ご褒美”があると、
脳が喜び「もう一回やろう」と
思っちゃったりするのです。
■もちろん、出来ていないことを
何でもかんでも褒めることがいい、
とは思いませんが、
「出来たことは出来たこととして、
自分も他者も認め、称える」
ということは、行動習慣として
与えてあげること。
それは長期的に走り続けるために
地味に大切なヒントではなかろうか、
と思っております。
■そんな観点で観た時、
いつも頑張っていらっしゃる皆さまに質問です。
(特にこのメルマガにお目通しいただいている方は、
きっと日々頑張られているはず)
「ご自分に、ご褒美をあげていますか?」
頑張った1週間の後は、
頑張った部分を認めて褒めてあげましょう。
そして、自分にエネルギーを与えて充電してあげてくださいね。
ささやかなものでも、
ほんわか嬉しいものですし、元気になれますので。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
人生のあらゆる活動について効率的であるための秘密は最大限に活動しながら、最大限にリラックスするということです。
オルダス・ハクスリー(イギリスの小説家/1894--1963)
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