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2388号 2020年9月3日

「良質な気付き」に出会うための3つのポイント

(本日のお話  2856字/読了時間4分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のミーティング。
また3件の個別コーチング。
また1件のシステムコーチング。

夜22時まで、ほぼ休みなく
コーチングやミーティングでした。

とても楽しかったのですが、
さすがに疲れました(苦笑)

また、改めて全6回、
共にコーチングの時間を共にさせていただいた、
Oさま、Kさま、Oさま、ありがとうございました。

また近々お目にかかれますこと
楽しみにしております!



さて、本日のお話です。

昨日のメルマガにて、

『「自分の当たり前」を上手にハンドリングしながら、世界を拡げていく工夫』
https://1lejend.com/b/detail/HSfoIRnMfw/3598811/

と題して配信させていただきましたが、
読者の方より、とても心のこもった
ご感想&ご質問をいただきました。

今日は、いつもと趣向を変えて、

「Q&Aコーナー」として

ご感想の紹介と、質問について
ご回答させていただければと思います。

タイトルは、

【「良質な気付き」に出会うための3つのポイント】

それでは、どうぞ。

■メルマガを配信していると、

大変ありがたいことに、
ご感想いただくことがあります。

頂いた皆様に対して、
ご返答ができればと思いつつ、

なかなか出来ないことを
心苦しく思いつつ、

皆様からいただく
ご感想のメッセージが日々の活力となっております。

その中で、先日、
立て続けにとあるお方から、
長文のご感想を頂きました。

(ここから)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

紀藤さん

こんにちは、大田です。

☆「自分の当たり前」を上手にハンドリングしながら、世界を拡げていく工夫
https://1lejend.com/b/detail/HSfoIRnMfw/3598811/
このメルマガを読ませて頂き、
思ったことを返信させて頂きます。
※ただの感想ですので、スルーして頂いて構いません(^^)/

自分の持っている知識が意外な価値を生む。
そして、その価値は人と接する中でしか、
見つけることが出来ない。

と、理解させて頂きました。

物を売るには、
「価値の差」が重要だと感じています。

最近流行りの「せどり」がまさにその典型ですが、

あるものがあったとして、
Aさんにとっては、価値レベル20でも、
Bさんにとっては、価値レベル60だとすると、
価値レベルの高低差ができ、
Aさんにから仕入れ、Bさんに販売することが出来る。

今回のメルマガで学んだことは、
「教育ビジネス等の情報商材でも同じことが言える。」
という点です。

メルマガ内の「自分の当たり前」は、
自分にとって、価値レベル20でも、
誰かにとっては、価値レベル60だとすると、
価値レベルの高低差ができ、
誰かに貢献できるチャンスがあるという事に気付きました!!

そして、何より大事なことは、
「外の世界をみる」だと思いました。
外に出て、人と会って、その人を理解しなければ、
その人と自分との「価値の高低差」に
気付けないということを理解しました。

これだけでも深い学びなのですが、
私は欲張りなので、1点だけ質問させて下さい。

「外の世界に出て、人と会う。」
ここまでは、良いのですが、

「価値の高低差」を見抜くには、
ある程度のコミュニケーションスキルだったり、
相手の根底の部分を察する能力が必要だと考えています。
(根底の部分=価値観と価値レベルなど)

外に出て、人と会っても、
「あー楽しかった。」で終わってしまい、
紀藤さんのような気付きを得ることが少ないです。

その一因に相手を理解する能力、努力が
足りていないのだと考えております。

この観点で、
紀藤さんが心掛けている点やテクニックなどがあれば、
ご教授頂けると幸いです。

個人的な返信は不要ですので、
メルマガ内やセミナー等でお話し頂けると嬉しいです。

長くなってしまいましたが、以上とさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(ここまで)

■まず、大田さま、

大変長文のご感想、
誠にありがとうございます!

前日頂いたメールも
ありがたく拝見させていただいております。

”個人的な返信は不要ですので、
メルマガ内やセミナー等でお話し頂けると嬉しいです”

とのことで、これについては
大変語りたいことが多いため、

もうメルマガ本編で
回答させていただく事にいたしました。

■ご質問の

>「外の世界に出て、人と会う。」
ここまでは、良いのですが
「価値の高低差」を見抜くには、
ある程度のコミュニケーションスキルだったり、
相手の根底の部分を察する能力が必要だと考えています。

(根底の部分=価値観と価値レベルなど)

外に出て、人と会っても、
「あー楽しかった。」で終わってしまい、
紀藤さんのような気付きを得ることが少ないです。
その一因に相手を理解する能力、努力が
足りていないのだと考えております。

この観点で、
紀藤さんが心掛けている点やテクニックなどがあれば、
ご教授頂けると幸いです。

についてですが、

あくまでも私の考えかつ、

質問の意図を文面から解釈して
での回答となりますが、

お答えさせていただきたいと思います。

■まず、上記の話には、

”気付きを得る”

ためには、いくつかのステップを踏んでいく
必要があると思います。

これが「合わせ技一本」みたいなもので、
いろんな要素が組み合わさっているかと。

■そのための必須条件は、

”相手の方から良い情報をもらう”

という「仕入れ」が入ります。

そのためには、

【人格と能力において、信頼される】

ことかと。

つまり、一目置かれること。

前提として人は、

『相手を見て情報を伝える』

ものです。

つまり、目の前の相手(つまり自分)が、

”この内容を話すに足る相手だな”

と思った場合、
それに合わせた情報を
投げてくるものだと私は思っています。

例えば、

小学生相手に、プロ野球選手のピッチャーが
150キロの豪速球を投げるかと言ったら、
そんなはずもないし、

逆に筋が良さそうな人なら
130キロは投げるというように、

基本、情報は高いところから低いところに
流れる傾向があると私は感じているので、

特に「価値を持っている人」は
誰にどんな情報を投げるかを考える、

ものだと思うのです。

(このニュアンス、わかりますでしょうか)

■では、その

『信頼』

を得るためにどうずればよいか?

そのためにポイントは3つです。

まず、即効性があるものとしては、

【1)良い聞き手になること】
(=人格面から信頼される)

です。

■”人に影響を与えるには、
まず人に影響されること”

となにかに書いてありました。

でも、本当にそうだと思います。

人は自分が語ったことを
夢中で聞いてくれることに対して、
悪い気はしない、と思うのです。

ゆえに私も
「いい話だなー!」と思ったら

「すみません!めちゃくちゃ響いたので、
メモとってよいですか??」

とその場でスマフォを出して、
メモを始めるのが癖になっています。

そして、聞きながら勉強になるな、
すごいな、半端ないな、と思ったら

そのまま、

「いやー、ホントに勉強になります。
知らなかったです。目から鱗です」

と口に出しています。

(実際にそう思っているので)

そうすると、
もっと話してくれたりします(笑)

かつ、その翌日になっても、

例えば飲み会でお酒が入っている時に
語られた話でも、メモを見ると
その時の「気付き」が思い出されます。

つまり、

「、、、あれ、めっちゃいい話聞いたのに、
なんだったっけな、、、」

という残念な事にならずに済みます。

この”メモ魔”になるのはお勧めです。

■そして、良い情報を得て、気付きにつなげるための

『信頼』を得るための2つ目。

それは、

【2)”自分の領域”を尖らせる】

ことです。

■これも私の好きな名言ですが、

”自分が立っている所を深く掘れ。
そこからきっと泉が湧きでる。”気付きを
(高山樗牛)

という言葉があります。

大体、どの分野でも、その領域を愛して、
こだわりを持って深ぼっていくと、

・ぜひ伝えたい魅力的な話、
・人に受ける話、
・興味を持ってもらえる話

などが見えてきたりします。

それは残念ながら、一発で見えるものではなく
極端な話100人の人と話しながら、

”「ウケるorウケない」を判別しながら、
自分の中の鉄板ネタを集めていきつつ、
洗練させていくプロセス”

ともいえるでしょう。

ゆえに、自分の領域を学び、
学んだことを人に語り、
そして「お渡し出来る価値」を洗練させていくのです。

すると、その持っている情報が

わらしべ長者の藁のように、
みつ、馬、お屋敷へと、
姿を変えていくのだろう、

と私は思っています。

■そして最後。

実はこれが一番大事かもしれません。

それは、

【3)学んだことをアウトプットすること】

です。

具体的には、ブログ、メルマガなど。

学んだことを発信すると、
人から聞いた話を自分が語れるようになります。

大変か、大変じゃないかと言ったら
どちらかと言えば大変ですが、
それ以上に得られる物が多いです。

大田さんであれば、
これだけの感想を、配慮をしつつ
書き記すことができるので、
きっとその才能があられると

と私は思います。

、、、ということで、Q&Aコーナーは
以上となります。

改めて、長文のご感想、
誠にありがとうございました!

■素敵な「問い」を頂いたので、

非常に答えたくなってしまい、
結構な長文になってしまいました(笑)

ご参考になれば幸いです。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

もし、私がより遠くを見ているとしたら、
それは、先人の方の上に立っているからです。

アイザック・ニュートン(イギリスの自然哲学者/1642-1727)

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