ボクシングレッスンの「全部出し切れ!」メッセージから思うこと
(本日のお話 2054字/読了時間4分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、3件のアポイント。
Twitterを使いこなしている同僚に
使い方と活用の仕方を聞いておりました。
本格的に始めてみようかな、と思っております。
(ぜひ皆さま、ぜひ繋がりましょうー!)
また夜からは、ボクシングのジムへ
参加してまいりました。
*
さて、本日のお話です。
数ヶ月前から、
近所にあるキックボクシングのジムに
週に1回くらい、参加しています。
その中で、火曜日の夜は
”ボクシングクラス”
であり、プロボクサーの方が
色々とボクシングを教えてくれる、
というグループレッスンがあります。
昨日そこに参加をしてきたのですが
そのレッスンを経て、諸々思うことや
気づきがありましたので、
皆さまにご共有させていただければと思います。
タイトルは
【 ボクシングレッスンの「全部出し切れ!」メッセージから思うこと 】
それでは、どうぞ。
■さて、のっけから
「出し切る!」
なんてタイトルを書いていると、
なんだか暑苦しい、、、
と距離を感じてしまう人も
いるかもしれません。
、、、とはいいつつ、
昨日のボクシングのクラスで
「出し切る姿勢って、
大人になった今こそ大事だよなあ」
とも思ったのでした。
今日は、そんなお話です。
■火曜日の21:30〜22:30。
今通っているボクシングジムでは、
A級ボクサー
(プロボクサーの中でも結構上位の方)
と呼ばれる方が週に1回
レッスンをしてくれる会があります。
参加者は10代の高校生から、
50代の方までたくさんです。
■そんな中でコーチがやってきて
練習を始めます。
私は大学時代、ボクシング部に
所属していたことがあるので、
比較的慣れている方だったのですが、
その日のレッスンは、
ちょっと違いました。
例えば、
・8秒全力でサンドバックを叩く
↓
・16秒休む
↓
・合計10回繰り返す
という練習とか
(かなりキツい)
・10秒全力でサンドバックを叩く
↓
・そのまま30秒、
50%の力でサンドバックを叩き続ける
↓
・ラスト1分間
30%の力でサンドバックを叩く
という練習とか
(これもかなりキツい、、、)
極めつけには、
すでにヘロヘロなのに
・1分間全力でサンドバックを叩く
みたいな練習だらけで
「今日は気持ちの練習。
『出し切る』がテーマです」
とコーチが口にする
体育会系練習メニューなのでした。
■サンドバックを叩いて、
疲れてゆっくりになってくると、
コーチが近くで手を叩きながら叫びます。
「まだまだ行けるよ!
出し切って、出し切って!」
「ハイハイ!あと5秒!」
「自分に勝って!」
、、、参加者(主におじさんたち)が
「うおおおおー!」
など叫びながら
サンドバックを叩いています。
そして、1ターム終わると
疲れて座り込む。
私も、
(ああ、キモチワルイ)
と思いながら、
ヘロヘロになりながら
参加をしていたのでした。
■最後、コーチが
”1分間、全力でサンドバックを叩く”
というメニューでレッスンを
締めくくる時に、こう話をしていました。
コーチ曰く、
「大人になると、自分で”リミッター”を設けます。
自然にしていると、
エネルギーを効率よく使おうとするから、
手を抜きたくなる。
でも、これからやるのは
”いかにリミットをはずせるか”
なんです。
大人になって、リミットを外していますか?
本当はまだまだできるのに、
自分でセーブしていないか?
最後は、自分しかわからない戦いです。
じゃあ、いきましょうーー!!」
そして、皆で
「うおおおー」
と言いながら、サンドバックを
ぱすぱす、叩いたのでした。
(もう力が残っていないので
ぱすぱす、くらいしか音がでない汗)
■この一連の練習を経て思ったことは
私たちはつい、
『出し切ると大変だから、
普段からつい、リミットを設けていまいか?」
ということでした。
もちろん、日々は続きます。
ゆえに、毎回リミットを越えていたら、
長持ちしない、
ということは事実としてあるかと。
■ただ、それはそれとして
「必要な時、100%中の100%を
自分で出せるかどうか?」
は、同時に大事なことであろう、
とも思ったのです。
■プロボクサーのコーチ曰く、
「ボクシングで人が全力を出せるのは、
大体7〜8秒って言われてます」
「100% 7〜8秒で責めたら、
50%で少し落として攻防したり
その後30%でつないだりする」
「試合はそうやって、
いくつものモードをチェンジしてやります」
「でも大事なのは、100%出せる時に
すぐ出せるかどうか。できるだけたくさん
全力を出せるかどうか、です」
といっていましたが、
多分それは、ボクシングの試合だけではなく、
私たちの仕事などの日常も
近いものがあるのかもしれません。
■省エネといって
常に30%とか50%の力だけでやっていたら、
自分の全精力をフル活用しようと思っても
出せないこともあるかもしれない。
それが、仕事上の
営業であれ、
プレゼンであれ、
何かの企画であれ、
仕組みづくりであれ、
知識や気持ちを
100%動員して、
全面的にに出せる場を設けているかどうか。
このことは、
大人になって経験を経て、
省エネ&リミッターが
常備されている今だからこそ、
大切な心構えではなかろうか、、、
そんなことを感じた次第です。
■「出し切る」。
抽象的かつ、思い切り体育会系の話ですが、
大事だなあ、と思っております。
そして今日は体がヘロヘロです。
リモートワークで良かったです(笑)
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
すぐれた人間は、いざという時が来ないでも、
いつも全力を出して仕事をしている。
武者小路実篤(小説家・詩人/1885-1976)
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