メールマガジン バックナンバー

2420号 2020年10月6日

自分の"強み"を知るとは「エネルギーが上がる仕事と、下がる仕事」を知るということ

(本日のお話  2999字/読了時間4分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

ならびに、
『オンラインコロナの神ツール miroを体験する』
ワークショップの開催。

皆さま、初めてのツールに触れ
遊んでいただけたようで、
何よりでございます。

物は試しですね。

世の中はどんどん進化していくので
それに合わせて私たちも変わらねば、
と思う時間でした。

改めて、ご参加いただきました皆さま、
ありがとうございました!



さて、本日のお話です。

昨日、ふと予定が空いたことで
やろうと思っていた

「パソコンの設定」
(データの連携や整理など)

を、集中してやろうと思い
取り掛かりました。

その中でボロボロになりながら、

「人は、自分が燃える仕事と、
 そうでない仕事があるのだなあ…」

としみじみ実感したのでした。


今日はそのお話について、
皆さまにご共有させていただければと思います。


タイトルは、



【 自分の"強み"を知るとは「エネルギーが上がる仕事と、下がる仕事」を知るということ 】



それでは、どうぞ。



■昨晩、19時。

アシスタントの方にお渡しする
モバイルPCの設定をやってしまおう、

ついでに、

自分のPCのやれなかった
諸々の整理もしてしまおう、

と思い、設定に取り掛かりました。



■19時から開始し
自分の見込みでは

「まあ、1~2時間で終わるだろう」

と思っていました。

、、、が、進めるたびに、

”ダウンロードできません”

と何度クリックしても、
ダウンロードできず、となったり、

”サーバーに接続できません”

と、理由がわからず、右往左往。
再起動したり、ネットに接続しなおすものの
結局わからず、となったり、

あるいは、

”続けるには、OneDriveからデスクトップを削除してください”

と表示され、そのOneDriveに入るために
いくつものパスワードをかいくぐったり、

、、、などなどしているうちに、

気づけば24時(汗)


■PCに振り回され、
その間、何度、

「あああっ!」

と何度もうめいたかわかりません。

結局わからず初期化したりして、
「この時間、何だったんだろう、、、」
と、ぐったりして、
あまりにも疲れて失神するかのように
倒れ込んで、朝を迎えたのでした。



■そして今朝、目を覚まして、
まずふと頭に浮かんだ言葉が、


「やっぱり、人って、
 自分に向いた仕事があるのだな…」


という一言でした。

その言葉の内容を、
わかってはいたものの、改めて
噛み締めたのでした。



■、、と同時に、あるITエンジニアの方で、
トラブルシューティングの仕事に携わる方から聞いた、
こんなエピソードを思い出しました。


「私、仕事で

 「お客さんが、ログインできない」、とか
 「パソコンが動かなくなった」、とか、

 ”障害が発生する”

 と本当に燃える(萌える)んですよね。

 キタキター!!ってなるんです」

とのこと。

私が試合後半の
11Rのボロボロのボクサーのように
なってしまうような状況で
むしろ嬉々として喜ぶ人がいる、

という話を思い出したのでした。



■ですが他方、私がその方に

「コーチングで人と話をしたり、
 あるいは誰かに講師として話をするときは、
 どんどん元気になる。キタキターって思う」

とその方に伝えると、

「いや、私は絶対ムリです、、、
 すぐ疲れて辞めたくなります」

と言っていた話も
同時に思い出していたのでした。



■人には、


【自分のエネルギーが上がる仕事と、
 自分のエネルギーが下がる仕事】


があるものです。


私なら、

・コーチングの仕事
・営業の仕事
・メルマガを書くこと

などは、上がります。

燃える、まではいかなくても、
少なくとも普通にできるし、
快適にできます。

もう少し抽象度を高めると、

『自分の考えを発信する』とか、
(コミュニケーションを使う) 

『人と会い、対話をする』とか
(社交性を使う) 

『未来を考える』とか
(未来志向を使う)


などに自分の能力と時間を使っているとき、

「エネルギーが上がる」

感覚を覚えます。


その仕事が終わったら、
疲れは感じたとしても、
充実感のある疲れです。

気持ちとしては、
むしろ元気になっているし、
もう1Rくらいいけそうだ、

とも感じられるのです。


■同時に、

・パソコンの設定を黙々とする
・トラブルシューティングの仕事
・人と話さず機械に接する

ことで

”燃える”
”エネルギーが上がる”
”もう1Rいけそうな気になる”

という人もいるはず。


これはどちらがよい、
どちらが悪いではないです。
どちらもそれぞれの機能/特徴がある、

ただそれだけの話。



■その中で、ポイントは、

【「自分のエネルギーが上がる」仕事を
  自覚しているどうか】

が重要なのです。

これをざっくりではなく、
細かくいくつものパターンで
認識をしているか。


そして、このことこそが実は、

”自分の「強み」にフォーカスしていく旅路”

に他ならない、と思うのです。



■ということで、


『自分のエネルギーが湧き上がる瞬間はなにか?』
『どんな仕事をしているときに、エネルギーの高揚を感じるのか?』


こんなことを自らに問うてみることが
ゴキゲンかつ快適に仕事をするポイントになる、

そのように思っております。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

世界には、君以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのかと問うてはならない。
ひたすら進め。

フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者/1844-1900)

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