「今日どんな体験をし、何を感じ学んだのか?」を振り返ると、1日がより価値あるものに変化していく
(本日のお話 1,335字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は新入社員研修『ディスカバリー』の
実施立ち会い。
また、その他4件のアポイント。
夕方に出張のためホテルに移動してから
システムコーチングの勉強会でした。
*
さて、本日のお話です。
最近バタバタとしていたこと、
またコーチングのメルマガを書き続けていたことから、
”1日を振り返る”
ということを
ゆっくりとはしていませんでした。
そして、いつもの(?)
日々の学び・気付きを中心に書くメルマガを
始めてから、改めて感じていることがあります。
今日はそんな気付きについて、
皆さまにご共有させていただければと思います。
それでは早速まいりましょう。
タイトルは、
【「今日どんな体験をし、何を感じ学んだのか?」を振り返ると、
1日がより価値あるものに変化していく】
です。
それでは、どうぞ。
■自分が高校生に進学するとき、
祖父から、
「5年日記」
を渡された記憶があります。
特にその時に何かメッセージがあったかは
覚えていないのですが、
”毎日自分を振り返ることは大事”
という感覚はあったようす。
それから、しばらく
書き綴ったように思います。
(すぐ終了してしまいましたが…(汗))
■おそらく、皆さまも、
日記やブログ、
SNSでのつぶやきを含めて、
”自分が感じたこと、学んだこと、
体験したことを言語化する価値”
を感じている方は
少なくないのではないでしょうか。
言語化すると、
気持ちの整理がされますし、
同時に、自分の体験や出来事、
気づきや学びににラベルが貼られ
「具体的な学びや思い出」
「具体的な教訓」
として記憶の格納庫に収納されるもの。
それこそが
”言語化する価値”
ではないかと思います。
■そして同時に、
「言語化する習慣」を
必ず毎日行っていくと、
実に強力な効果があると
私は感じています。
それは、
【「何気ない1日」が、何気ない1日ではなくなる】
という効果です。
■これは、どういうことか。
例えば、今、私は木更津のホテルで
メルマガを書いています。
頭の中はこんな感じで
タイピングをしています。
「、、、昨日、どんなことがあったのだろうか?」
「、、、そこから、自分は
どんな学びや気付きを得たのだろうか?」
「、、、その体験から、自分が思っている
ぜひ共有したいことはなんだろうか?」
すなわち、(日々習慣としての)
「メルマガを書く」という行為を通じて、
”毎日毎日の「何気ない1日」に
学びや気付きという意味づけをする”
ことをしているわけです。
そうすると、
たとえしょうもない1日でも(笑)
”今日もこんな体験、
学び気付きのある1日だった!(はず)”
という感覚が得られるのです。
■つまり、順番が逆なのです。
よくあるパターンは、
・大きな体験、出来事があった
↓
・その学び・気付き・感じたことを言語化しよう
(そしてSNS、日記に書く)
なのですが、
1,毎日「1日でどんな体験・学び・気付きがあったか?」を
習慣として、「内省」する
2,その体験・学び・気付きを
習慣として、「言語化」する
3,何気ない1日に、「価値」がうまれる
という順番なのです。
■ちなみに、こういう書き方をすると
”何気ない1日(何も感じなかった1日)”
が悪いみたいに
聞こえるかもしれませんが、
そういうわけではないです。
さはさりながら、
1日1日が、
「なんとなく通り過ぎる1日」よりも
「記憶の格納庫にしまえるくらい印象的な1日」であったほうが
きっと全体としての幸福度は高いのでは、
とも思います。
(あくまでも個人的には、ですが)
■そんな意味で、
もし共感される方が
いらっしゃるのであれば、
ぜひ日々の出来事を
学び・気付きとして
言葉にして記すこと、
お勧めしたいと思います。
お薦めの順番は、
1,どんな体験だったか?
2、どんな気付き・学びがあったか?
3,何に活かそうと思うか?
で書くことです。
研修の振り返り記述のパターンですが、
ものすごく学びが深まる質問の3コンボです。
よろしければ、ぜひ。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
============================
<本日の名言>
知性を高める唯一の方法は、
何事も決めつけず、自分の心を
あらゆる思想の往来とすることである。
ジョン・キーツ(イギリスのロマン主義の詩人/1795-1821)
============================