メールマガジン バックナンバー

2464号 2020年11月19日

「今日どんな体験をし、何を感じ学んだのか?」を振り返ると、1日がより価値あるものに変化していく

(本日のお話 1,335字/読了時間2分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は新入社員研修『ディスカバリー』の
実施立ち会い。

また、その他4件のアポイント。

夕方に出張のためホテルに移動してから
システムコーチングの勉強会でした。



さて、本日のお話です。

最近バタバタとしていたこと、
またコーチングのメルマガを書き続けていたことから、

”1日を振り返る”

ということを
ゆっくりとはしていませんでした。

そして、いつもの(?)
日々の学び・気付きを中心に書くメルマガを
始めてから、改めて感じていることがあります。

今日はそんな気付きについて、
皆さまにご共有させていただければと思います。

それでは早速まいりましょう。


タイトルは、


【「今日どんな体験をし、何を感じ学んだのか?」を振り返ると、
1日がより価値あるものに変化していく】


です。


それでは、どうぞ。



■自分が高校生に進学するとき、

祖父から、

「5年日記」

を渡された記憶があります。

特にその時に何かメッセージがあったかは
覚えていないのですが、

”毎日自分を振り返ることは大事”

という感覚はあったようす。

それから、しばらく
書き綴ったように思います。

(すぐ終了してしまいましたが…(汗))



■おそらく、皆さまも、
日記やブログ、
SNSでのつぶやきを含めて、


”自分が感じたこと、学んだこと、
体験したことを言語化する価値”


を感じている方は
少なくないのではないでしょうか。


言語化すると、
気持ちの整理がされますし、

同時に、自分の体験や出来事、
気づきや学びににラベルが貼られ
「具体的な学びや思い出」
「具体的な教訓」

として記憶の格納庫に収納されるもの。
それこそが

”言語化する価値”

ではないかと思います。



■そして同時に、
「言語化する習慣」を
必ず毎日行っていくと、

実に強力な効果があると
私は感じています。


それは、


【「何気ない1日」が、何気ない1日ではなくなる】


という効果です。



■これは、どういうことか。

例えば、今、私は木更津のホテルで
メルマガを書いています。

頭の中はこんな感じで
タイピングをしています。


「、、、昨日、どんなことがあったのだろうか?」

「、、、そこから、自分は
どんな学びや気付きを得たのだろうか?」

「、、、その体験から、自分が思っている
ぜひ共有したいことはなんだろうか?」


すなわち、(日々習慣としての)
「メルマガを書く」という行為を通じて、


”毎日毎日の「何気ない1日」に
学びや気付きという意味づけをする”


ことをしているわけです。

そうすると、
たとえしょうもない1日でも(笑)


”今日もこんな体験、
学び気付きのある1日だった!(はず)”


という感覚が得られるのです。



■つまり、順番が逆なのです。

よくあるパターンは、

・大きな体験、出来事があった

・その学び・気付き・感じたことを言語化しよう
(そしてSNS、日記に書く)

なのですが、


1,毎日「1日でどんな体験・学び・気付きがあったか?」を
習慣として、「内省」する

2,その体験・学び・気付きを
習慣として、「言語化」する

3,何気ない1日に、「価値」がうまれる


という順番なのです。




■ちなみに、こういう書き方をすると

”何気ない1日(何も感じなかった1日)”

が悪いみたいに
聞こえるかもしれませんが、
そういうわけではないです。


さはさりながら、

1日1日が、
「なんとなく通り過ぎる1日」よりも
「記憶の格納庫にしまえるくらい印象的な1日」であったほうが
きっと全体としての幸福度は高いのでは、

とも思います。
(あくまでも個人的には、ですが)



■そんな意味で、
もし共感される方が
いらっしゃるのであれば、

ぜひ日々の出来事を
学び・気付きとして
言葉にして記すこと、

お勧めしたいと思います。
お薦めの順番は、

1,どんな体験だったか?
2、どんな気付き・学びがあったか?
3,何に活かそうと思うか?

で書くことです。

研修の振り返り記述のパターンですが、
ものすごく学びが深まる質問の3コンボです。

よろしければ、ぜひ。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

知性を高める唯一の方法は、
何事も決めつけず、自分の心を
あらゆる思想の往来とすることである。

ジョン・キーツ(イギリスのロマン主義の詩人/1795-1821)

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