「オンライン出産立ち会い」を経て思うこと(家族が増えました)
(本日のお話 1623字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
私事ではありますが、
昨日夕方、子供(男の子)が生まれました。
まだ実感はなく、「新入り」が
家にやってくるという印象です。
第一子となるので
私も何がなんだかよくわかっておらず
それらを体験している世のお母さんお父さんに
既に敬意を覚えております。
*
ちなみに昨日は
午前:オンライン研修
↓
午後:オンライン出産立ち会い
という、ある意味
オンラインづくし(?)の1日でしたが、
「オンライン出産立ち会い」
というのもなかなか少ない
ケースだと思いましたので、
そこからの体験と気付きを
皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは
【「オンライン出産立ち会い」を経て思うこと(家族が増えました)】
それではどうぞ。
■コロナ禍における
出産事情なのですが、
今回私達が関わった病院は、
年が明けて緊急事態宣言が出るまでは、
「出産立会い」+「産まれた直後の面会」
はOKという条件でした。
しかし、緊急事態宣言が出る頃になると、
感染を防ぐことが優先され、
「出産の立会い」がNG
となりました。
産まれた後の2時間の面会はOK、
その後は、退院するまで会えない、
という私を含め、世のご両親には
寂しい状況です。
(致し方ないのですけどね、、、)
■ゆえに残念ながら、
『オンライン出産立ち会い』
をしようということで、
「陣痛が始まったら、
オンラインでビデオ通話を
ずっと繋ぎながらの出産立ち会い」
をしよう、となりました。
事前に、妻は
スマフォのギガ数を増やしておいて。
私は予定を調整して、
いつでも参戦できるようにして。
■ありがたいことに、
午前の研修時はまだ大丈夫そうで、
午後、研修が終わったくらいから
陣痛が本格的になってきたため、
そこからずっとオンラインで
妻のスマフォ上から見守る…
という約5時間を過ごしました。
■感想としては、
・圧倒的なライブ感
(とかいうと妻に怒られそうですが)
・オンライン上から伝わる
壮絶な生命の叫びと凄まじい迫力
をひたすら感じ続けておりました。
オンラインであろうが、
ずっとドキドキして見守っていました。
生命を燃やした妻に尊敬の一言です。
■パソコンとヘッドセットで様子を見て、
「がんばれーがんばれー」
「あと少し!」
と言ってみたり、
(=妻には聞こえていない)
その画面の様子を
更にスマフォで撮影してみる
などしていましたが、
しかし、
”こういったオンライン越しでも
一緒にいることを感じられる”
というのは、テクノロジーのありがたさだし、
新しい選択肢とも言えるかもしれません。
(もちろん本音は、
その場で応援したかったですけれども…)
■今回の話は、いつものように
学びと気付きに安易に紐付けづらいのですが
一つ思ったのが、
『その時間を共有すること』
がもたらすインパクトでした。
今回のように、
立ち会える、立ち会えない、
リアル、オンライン、
人それぞれ状況があります。
■ただ、今回たとえオンラインでも、
「自分のパートナーが
奮闘した時間を共にした」
という”共有した時間”があることで
妻すげえ、、、
本当に頑張っている、、、
と伝わることがあり、
「何か自分にもできることが
あるのではないだろうか…」
と思ったのは事実。
■人は人の頑張りに対して、
それが全身全霊のものだと
”心震える”ものがあります。
今回は出産でしたが、
それは出産だけではなく、
あらゆることに言えるのだろう、
とも思います。
■いつも、私が
100キロマラソンとか、
177キロマラソンとか、
トライアスロンなど挑戦するのをみて、
妻が応援してくれていました。
「今回は(応援するされるが)逆だね」と
妻とも話をしておりましたが、
おそらく人は、
”生命を燃やす瞬間”
に心惹かれるものだと思います。
もちろん、出産と他のものは
比較するものではないですが、
ただ、本当に頑張る、という
その象徴的なものの一つに、
出産というイベントがあるのかもしれない…
と思いました。
そしてそれが、
時間の共有、体験の共有となり、
自分たちの絆を深めてくれるもの(なのかも)
と感じたのでした。
■ゆえに、大切な関係性においては、
『お互いが生命を燃やす瞬間の共有』
を大事にし続けていきたい、
そんなことを今、思っております。
、、、ということで
完全に個人的な話ではありましたが、
あまりなじみがないであろう
「オンライン出産立ち会い」の体験と、
ご報告までに書かせていただきました。
■そして最後にコロナ禍により
面会がNGになるなど
実に多くの影響があることを
改めて感じています。
一方、それに対応して頂いている
沢山の方がいることに改めて感謝です。
(今回であれば、映像が見えるように
スマフォを色んな場所に固定してくれた助産師さんなど)
早くコロナについても
収束することを祈りつつ。
私も退院まで子供には会えないので
その間、出来ることをしっかりと
進めていきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
すべての日が、それぞれの贈り物を持っている。
マルティアリス(古代ローマの詩人/40-102)
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