今週の一冊 『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
(本日のお話 2326字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日土曜日は、2020年度の会計処理など。
本当にこのあたりが弱く、
税理士の従姉妹のフォローをもらいつつ
なんとか進めております(汗)
また、1/21締切の大学院受験の願書を
なんとか提出できたので、
ひっそりと打ち上げをしておりました。
焼肉と共に、ワイン1本を空けて
アイスクリームと食パンも食べるという
ただの暴飲暴食です(汗)
でも、たまにはこういうのもよいですよね。
(、、、と言い聞かせてみる)
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する
「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は
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『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
藤吉 豊 (著), 小川 真理子 (著)
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です。
■「文章を書く」。
実に奥が深い行為です。
私もメルマガをこうして毎日
書き続けてはいるものの、
未だに「良い文章」というものを
どうやって紡ぎ出せばいいのか
よくわかりません(汗)
■「書く」ということについて
”なんとなくの持論”はあるのです。
試行錯誤の中から
感覚的に生まれたものもあれば、
何かの文章術系の本を読む中で
見聞きして知ったものもあります。
たとえば、
・冒頭は、インパクトがある書き出しのほうが
読者の皆様の興味を引くことができる
・1行40文字くらいで行替えをしたほうが
読者の方が読みやすい
・あんまり固くならないように、
難しい言葉は使わないほうがいい
・全体の起承転結がある、
盛り上がりがある流れを作るのが大事
、、、というように。
■でも、それは沢山散らばっていて
体系化して理解することは難しいのです。
一言で”文章術”と言っても、
その中には、様々な要素が含まれるからです。
例えば、
「文章を書く上での『書き方』」
という観点もあれば、
(例/
・文章はシンプルに書く
・助詞の使い方
・接続詞の使い方
・主語と述語の使い方
・「、」「。」の使い方)
はたまた、
「文章を書く上での『表現』」
(どんな表現・比喩が良いか)
という観点もあれば、
(例/
・文章は見た目も大事にする
・比喩のたとえ話の使い方
・書き出しのポイント)
あるいは、
「文章を書く上での『姿勢』」
という話もある。
(例/
・文章は必ず推敲する
・とにかく書き始める
・とにかく量を書く
・考えるために書く
・インプットを大事にする)
■なんだか色々あって、複雑。
また文章術系の本を読んでも
それぞれの著者もカラーがあるのです。
・小論文の先生なのか、
・電通のコピーライターなのか、
・ジャーナリストなのか、
・大学の先生なのか
、、、それぞれの視点から
「正しく書く」ことを
大切にする人もいれば、
「書くことで思考を整理する」ことを
大切にする人もいれば、
「表現にバリエーションをもたせる」ことを
大切にする人もいるのです。
ゆえに、
うーん、読めば読むほど
なんだかたくさんあって、わからんぞ。
↓
まあ、とにかく書こう。
大事だと思ったヒントを活かそう。
となったりして。
■そんな中、今回ご紹介させていただいている
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
は、大変実用的な一冊です。
そのタイトル通り、
1、文章術系の本100冊を書い揃え、
2,その中で大事とされていることベスト40をピックアップ
3,全部身につければプロ級の書き手になれる!
と述べている一冊なのです。
ある意味、
”日本の文章術に関する叡智が集まった一冊”
といっても過言ではないでしょう。
■かつ、何よりも嬉しいのが、
「この本自体が、物凄く読みやすい!」
ことです。
当たり前じゃん、と思いそうですが、
なんだか文章術の本なのに、読みづらいもの
(個人的にですが)結構あると感じているからです、、、。
格段に読みやすい理由は
「要素分解していること」
(重要な要素だけを絞り出していること)
ではないかと思います。
ゆえに「言われたら確かにそう」と
思う内容なのですが、それが意外とできていないわけです。
その書かれたTOP40の文章術に
己の思考と行動を照らし合わせて
「自分は何ができていて、
何ができていないのか?」
を見つめると実に多くの気付きがあります。
(私は、半分くらいは意識していましたが、
半分くらいはできたりできなかったり、、、でした)
■ゆえに、この本の使い方としては
文章を書いている人、
これから書こうという人が、
自分の文章の伝わりやすさをチェックし、
日々自分の文章を磨き上げるための
「定点観測のための一冊」
として使うと大変有用かと思います。
■今はYoutube、インスタグラムなど、
画像や動画、たくさんの表現方法が出ています。
しかし、思うに
その中でも文章とは別格。
何百年という時代を越えて、
その人の考えや見ている世界を描き、
後世に伝えることができる強力な道具です。
もちろん時代によって
文章の持つ雰囲気は変わったりしますが、
その力は身につけておいて
決してマイナスになることはありません。
、、、ということで、
ぜひ伝わりやすい文章を書きたい、
と思う方はお手にとってみてください。
きっと得られるものも多いかと思います。
(以下、本の紹介です)
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この1冊で、100冊分の重要スキルが身につく
「文章の書き方・大事な順」ランキング、ベスト40! !
1位~7位のルールで、「文章力の向上」を実感できる。
20位まで身につければ、「文章がうまい人」になれる。
40位まで身につければ、「プロ級の書く力」が手に入る。
◆ ◆ ◆
第1位 まずはとにかく、「文章をシンプルに」してみよう
・メール・チャットは、「60文字以内」で必ず文を終わらせる
・論述試験・レポート・資料作成に効果絶大!
速く明快に書くための「ワンセンテンス・ワンメッセージ」 ほか
池上彰さん、メンタリストDaiGoさん、外山滋比古さん、野口悠紀雄さん等……
53名がこのコツを「大事! 」と認定
第2位 伝わる文章には「型」がある
・完成度の高い提案書・報告書・顛末書がサクッと書ける「逆三角形型」フォーマット
・ブログ・SNS・ネット記事に「納得と共感」を生み出す技術――「PREP法」
・「書くのが遅い」「書き出しで悩む」「文章の流れが悪い」
「『……で、結局何が言いたいの』?と言われる」……文章にまつわる悩みも、いっきに解決! ほか
井上ひさしさん、梅田悟志さん、山口拓朗さん等……
38名がこのコツを「大事! 」と認定
……以下、40位までの「ポイント」と「実践のコツ」を一挙公開!
(※Amazon本の紹介より)
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<今週の一冊>
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
藤吉 豊 (著), 小川 真理子 (著)
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