今週の一冊『ニュータイプの時代 ー新時代を生き抜く24の思考・行動様式ー』
(本日のお話 2115字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は大学院受験の筆記試験でした。
ヘトヘトになりましたが
とても良い経験になりました。
そして、筆記試験の結果ですが、
無事、通過しておりました!
(よかったー)
そして本日、
面接(口頭試問)の二次選考でした。
筆記で46名→28名になり、
面接で28名→15-20名
くらいになる模様。
合否発表は3月1日です。
合格の場合、郵送で届くそうで
なんだか大学受験以来で
ちょっと楽しみです。
ドキドキです。
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する
今週の一冊のコーナー。
今週の一冊は、
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『ニュータイプの時代 ー新時代を生き抜く24の思考・行動様式ー』
(著:山口 周)
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です。
■『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』で
ベストセラーになった山口周氏の著書。
この本では、
これまで「優秀」とされてきた人材、
「20世紀的優秀さ」=オールドタイプ
としています。
例えば、オールドタイプは、
こんな特徴を持ちます。
・正解を探す
・予測する
・KPIで管理する
・生産性を上げる
・ルールに従う
・一つの組織に留まる
、、、などなど。
■どれも、
決して悪いことではないし
むしろ推奨されてきた
優秀な企業人の特徴である。
そう感じる人も少ないはず。
(確かに、上記の特徴を持った人は、
「デキる人」感ありますよね)
■しかしながら、
”何が正しいかは、
環境により変わる”
ものです。
例えば、私は子供の頃、
(愛知県出身だったので)
「やっぱり自動車関連とか
モノづくりの仕事についてこそ安定だ」
と大人の皆様から
言われた経験がありますが、
それは今となっては
必ずしも正解かどうかは
わからなくなっています。
自動車業界は今や
「自動運転化される未来で
Googleがライバル」
と言われるなど、
誰が想像したでしょうか。
■ゆえに、大切な問いは
”これからの変化する中で
価値を作れる、生き残れる人は、
どのような人間なのか”
となります。
それを、
「21世紀のこれからの優秀さ」=ニュータイプ
と呼び、著者の山口氏は、
24の思考・行動様式としてまとめています。
■読んでいて感じたことは色々ありますが、
私(紀藤)なりの学びとしては、
1、これからは変化が激しくなる。
どんどん試して、失敗して行くスタンスが必要。
2、その中で「より自分らしい」戦い方で
勝てるフィールドを探し続ける。
3,勝てたと思っても、攻める、
新しいことを試す手を緩めることなく
チャレンジを常態としていくべし
上記の3点が特に印象に残りました。
■過去の成功にこだわらず
新しいことを試して
前に進み続けるプロセスを楽しみつつ、
自分らしくあることが
やっぱり大事なんだろうな、
と思ったのでした。
■人はどうしても、
”これまでの正解”に
囚われてしまいがち。
そしてその正解を
当たり前として疑わなかったりも。
そんな中で、今回の著書は、
未来を想像させてくれて
自分たちがどう生きるべきか
いくつもの観点から問いを投げてくれる
そんな感覚がします。
以下、著書のご紹介です。
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<大きく切り替わった時代をしなやかに生き抜く、
「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」
をまとめた生存戦略の決定版!!>
◎これから価値が高まるスキルとは?
◎GAFAによる勝者総取り最終戦争で生き残るには?
◎「役に立つ」で戦うと「ほぼ全員」負ける
◎問題解決者より「問題発見者」の価値が増す
◎重要な局面で「必ず」未来予測が外れる理由
◎なぜリベラルアーツで「構想力」が磨けるのか?
◎どうすれば論理と直感を使いこなせるのか?
◎なぜ「逃走」が、最も有効な生存戦略なのか?
「20世紀的優秀さ」は終わりを迎える
今すぐ思考・行動をアップデートせよ!
近年、社会構造の変化やテクノロジーの進化に伴い
個人や企業は、新しい考え方や成功モデルへの書き換えを求められている。
資本主義社会で、これまで長いこと評価されてきた能力や資質は、
今や飽和状態となり、急速に凡庸なものへと変わりつつある。
サイエンスで導き出した答えがコモディティ化する時代、
「正解を出す力」に、もはや価値はない。
モノが過剰で、意味が枯渇する時代に、
「役に立つモノ」を作り出す力は価値を失う。
本書は、今起こっている社会構造の変化を
「6つのメガトレンド」として読み解き、
これから求められる、24個の新時代の思考・行動様式を、
オールドタイプ(旧型の価値観)からニュータイプ(新型の価値観)への
シフトという形で解説する。
★「オールドタイプ」から「ニュータイプ」へ
・「正解を探す」→「問題を探す」
・「予測する」→「構想する」
・「KPIで管理する」→「意味を与える」
・「生産性を上げる」→「遊びを盛り込む」
・「ルールに従う」→「自らの道徳観に従う」
・「一つの組織に留まる」→「組織間を越境する」
・「綿密に計画し実行する」→「とりあえず試す」
・「奪い、独占する」→「与え、共有する」
・「経験に頼る」→「学習能力に頼る」……他
※Amazon本の紹介より引用
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これからをサバイブしていきたい
すべての人に、おすすめしたい一冊です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<今週の一冊>
『ニュータイプの時代 ー新時代を生き抜く24の思考・行動様式ー』
(著:山口 周)
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