「未完了」を片付けて、エネルギーロスを片付ける
(本日のお話 1568/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は某企業の組織開発のための
9名の方へのインタビュー。
また1件のアポイント。
夜はキックボクシングジムでした。
*
さて、本日のお話です。
急ですが、
コーチングの用語で
『未完了』
という言葉があります。
この「未完了」がもたらす影響を
最近感じることがありまして、
今日はそこからの学び・気づきを
皆さまにご共有させて頂ければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは、
【「未完了」を片付けて、エネルギーロスを片付ける】
それでは、どうぞ。
■「最近、ちょっと
元気がでないんですよね…」
3ヶ月ほど前、
私がコーチング(受けるほう)の際に
マイコーチの方と
1時間ほど対話をしました。
その時の私の状況は
何かしら忙しかったのですが
それだけでは言い表せない、
モヤっと感があったように記憶しています。
、、、なんだか頑張ってるけど
エネルギーが出きらない感じ。
穴の空いた風船的な
パワーの抜け感でしょうか。
■そんな話の中で
コーチの方が私に問いました。
「やろうと思っているのに
やれていないこと、ないですか?」
、、、ん?
やろうと思っているのに、
やれていないこと…
そう考えた時に、
ふと頭によぎったのが、
”週2~3回はランニングをする”
ことでした。
これは自分の中で
週の頭にいつも手帳に書くのに
朝寒いし忙しいしで
「やろうと思ってやらないでいる」ことだなあ、
と気づきました。
■そして答えます。
「朝、ランニングしようと思っていたのですが
寒いし、疲れているしで、結局やっていないのが
気になっていますかね」
と口に出してみます。
「なるほど、、、
朝イチで、自分との約束を
守れていないのですね」
■ああ、なるほど。
自分は、朝イチで
自分との約束を守れていない。
そして、毎週手帳に
「ランニング」と書くものの、
やろうと思ってやらずに先送りしている。
だからそれが気がかりで
元気がでないのかも、、、
■それから、
ちょっと疲れていても、朝が早くても、
ランニングをするようにしました。
難しいときは、腕立てだけ。
すると、驚くことに
そんな小さな修正だけで
「なんか元気がでない」という
エネルギーロス状態が解消されて、
日々の元気が戻ってきたのでした。
自分でもランニングが
そこまで大きい立ち位置を締めていたとは思わず、
驚いた、、、というお話。
■これはランニングが私にとって大事、
ということもそうですが、同時に、
「自分がやろうやろうと思っているのに
やっていないこと」
をそのままにすると、
”エネルギーロス状態”、
が訪れるという、
一つの示唆でもあります。
小さな先送り、
小さな自分との約束の反故。
それが自分自身のエネルギーを
失わせてしまうことがある。
■このことをコーチングの観点から
考えてみると、
『未完了』
という言葉で説明ができます。
「未完了」とは
色々な意味がありますが、
・「やろうと思ってやっていないこと」
・「やめようと思ってやめていないこと」
・「過去の出来事の中で何か引っかかっていること」
を意味します。
これらの「未完了」を
そのままにしておくと
放置した生ゴミのように
モワモワした臭いを放ち、
自分のエネルギーを奪い
やんわりと苦しめます。
表面的にストレス解消として
お酒を飲んだりしてごまかしても、
自分が気になっている「未完了」
(=つまり、生ゴミ本体)
に向き合い、片付けなければ
結局根本からスッキリすることはありません。
■この未完了には、
小さなものもあれば、
ずっと過去にさかのぼった
重たいものもあったりします。
ただ一つの視点として、
表面的なものではなく、
実は自分が見えていない「未完了」が
自分のエネルギーロスにつながっている、
という観点で今の自分を見てみると、
もし皆さま自身ちょっと元気がないな、、、
と思っている時に、
日々ゴキゲンかつ快適な状態を保つための
一つのヒントになるのではなかろうか、
と思ったのでした。
ということで、
もし皆さまがなんとなく
モヤッと感、エネルギーロスを覚えているのであれば
【「未完了」を片付けて、エネルギーロスを片付ける】
という視点を持ってみると
新たな発見があるかもしれませんね。
やろうと思ってできていないこと、
何かありますでしょうか?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
発見を妨げる最大の障害は、無知ではなく
知っていると錯覚することである。
ダニエル・J・ブーアスティン(米国の作家/1914-2004)
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