なわとび二重跳び対決から「大人の能力の高め方」を学んだ
(本日のお話 2130字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日より、諸々気をつけつつ、
茨城の実家に帰省でした。
なかなか動きづらい中ということもあり
子供が生まれてから一度も
義父に顔を合わせることができず、
今回は初めての対面とのことで
帰省をしております。
*
義父や甥っ子たちと、
バトミントンをしたりと
なわとびをしたりと、
ほのぼのとした時間を
過ごしておりましたが、
その中で「ミニなわとび大会」のごときものを
皆でやることになりました。
そんな中で、
なわとびのレベルアップのために、
先日読んだ「経営学」の本に
書かれていたことを思い出しました。
そして、
”大人の能力向上”
についての学びと気づきがあったのでした。
今日はそのお話について皆さまに
ご共有させて頂ければと思います。
それでは参りましょう!
タイトルは、
【なわとび二重跳び対決から、「大人の能力の高め方」を学んだ】
それでは、どうぞ。
■「二重跳び、今のところ
16回が最高記録だね」
、、、
実家での集まりの中で
親戚の義兄が、ふと言いました。
皆で3本あるなわとびを
代わる代わるとびながら、
親族一同(参加者3名)の中で、
”なわとび大会”的な
空気が醸し出されはじめ、
それぞれが跳びつつ
数え始めます。
■私もなわとびは小学生時代、
結構好きでした。
そして、こういうちょっとした
勝負は地味に燃えます。
ということで、なんだか
張り切ってしまいました。
、、、が久しぶりにやってみると、
なかなかできないもの。
イメージでは飛べているのですが、
実際、すぐ引っかかってしまって、
なかなか続きません。
やはり、体力が
落ちているからだろうか…
あるいは、当時よりも、
体重が重たくなっているからか…
コンクリートの上で
ジャンプをする着地の衝撃に、
膝が苦悶の声を上げるのを感じつつ、
考えておりました。
「はて、どうすれば
もっとたくさん飛べるのだろうか?」
と。
■そう考えた時に、
ふと思い出すものがありました。
それが大学院受験の際に読んだ
『新しい経営学』 三谷宏治 (著)
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/9797/
という本。
*
この本には、
「モデリング手法」
と呼ばれる新人育成手法が
紹介されていました。
壁塗りの会社
「原田左官工業所」における事例です。
10年かかると言われているプロの職人の技。
それを、短い時間で育成する工夫をすることで
競合との差別化を図る、という戦略です。
ちなみに、どうするかというと
・新人には最初から壁塗りをさせる。
・その後プロの映像と比較をさせる。
・自分とプロの違いを考えさせ、修正する
という新人育成方法です。
■つまり、
1、フィードバック
(映像により自分の塗り方とプロの塗り方の違いを目でみる)
2,自己省察
(何が良くなかったか、どうすればよくなるか振り返る)
3,実践的行動
(次の行動に反映させる)
という3ステップを踏むというのが
「モデリング手法」です。
これにより、
半年かかる技術が1ヶ月で習得
(なんと6倍)
できるようになったのでした。
■そして、そのことを
なわとびをしながら思い出し、
近くで見ていた妻に、
こうお願いをしてみます。
「自分のなわとびの様子、
ビデオでとってみて」
そうやって撮影をして、
なわとびの様子を自分で
”振り返り”してみると、
自分のイメージと
違っていることがわかります。
自分の場合、
・ジャンプをするときに
体が曲がっておりバランスが悪い
・ジャンプが回を重ねるごとに
低くなっている
ことがわかりました。
■では、
修正ポイントはここだろう、
ということで、意識をして
跳ぶようにしました。
何度か回数を重ねて、
修正を繰り返してみました。
そうしたところ最終的に、
・二重跳び90回
・三重飛び10回
を跳べて、
小学生の体が軽かったときよりも、
圧倒的な短時間で、
早い成長スピードを感じることができ、
なわとび技術の向上が見られたことに、
私事ながら感銘を受けたのでした。
(別に何に役立わけではないですが、
なんだか嬉しかったのでした)
■そしてこの経験を通じて思ったこと。
それは、
『成長とは「振り返り」の質と量によって
もたらされる』
ということです。
小学生時代、
何度も何度も繰り返し
跳び続けたときでも、
三重跳びは4回くらいしか
できませんでした。
それはたしかに
回数を重ねていた。
しかし、
”何が良くて
何が悪かったのかという「振り返り」”
はしていませんでした。
ゆえに、回数を重ねても、
”修正”がされないので、
それは練習をしているようでしていない、
状態であったのでしょう。
考えない繰り返し練習より、
考える知恵を使った一回の練習のほうが、
場合によっては活きることもある。
■学びとは「振り返り」です。
そして、たしかに若いほうが、
特に身体的な面においては、
成長が見込めるでしょう。
しかし、大人には
「知恵」があります。
今回の「振り返りが大事」という
知識を学んだように、
大人になって知識を得たからこそ
限られた時間とエネルギーを
より効果的に使うこともできる。
■今回は”なわとび”から、
「振り返り」の大切さを感じましたが
これは他のことにも
同様に活きる考え方です。
あらゆる趣味
(料理・音楽・将棋・スポーツetc)
でもそうでしょうし、仕事でも同じ。
よって
『成長とは「振り返り」の質と量によって
もたらされる』
このことを、改めて
覚えておきたいものだ、
そんなことを感じた次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
20歳だろうが80歳だろうが、
とにかく学ぶことをやめてしまったものは老人である。
学び続ける者は、みな若い。
人生において一番大切なことは、頭を若く保つことだ。
ヘンリー・フォード
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