もしかして、一冊って思ってます?
(本日のお話 1556字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は5件のアポイント。
また夜は、
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【大学院おすそわけ勉強会】
人材開発、組織開発のプロになるための名著を学ぼう!の会
https://forms.gle/VtATr3JxXvFeuD8k8
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の開催でした。
合計30名の人事の方をはじめ、
多くの型がお越しいただき
非常に楽しい時間でした。
(ご参加いただきました皆様、
ありがとうございました!)
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昨日はフィードバックとリフレクションについて、
学びを”おすそ分け”させていただきましたが、
やっぱり学んだことを言語化して伝えると
自分自身も良い復習になるなぁ、と思った次第。
皆さまにも喜んで
いただけたようですし(たぶん)
「1粒で2度おいしいなあ」
と思った次第です。
参加自由の会ですので、
ご興味がある方はぜひ
お気軽にお越しくださいね。
※お申し込みはこちらから↓↓
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さて、本日の話です。
大学院の入学式の際に、
とある教授の方から聞いた
「本の読み方」
についての話が、
とても印象に残っています。
今日はそのお話のご紹介とともに、
学びと気づきを皆さまにご共有させて
いただければと思います。
タイトルは、
【もしかして、一冊って思ってます?】
それでは、どうぞ。
■「どんな本読んだら良いですか?」
研修などで受講生の方から
私もしばしばご質問いただいたりします。
(私自身はそんなにたくさんの本を
読んでいるわけでもないで困るのですが…汗)
本も実に色々ありますし、
何がその人の興味や悩みにあっているのかは
状況によっても変わってくるから、
実に難しい問いですよね。
■とはいえ、
仕事や家庭生活で忙しい中、
”限られた時間でどの本を読んだら
より効率的に学べるのだろうか?”
とい問いは
ごく自然な疑問ともいえます。
■ですが、少し前に聞いた、
「本の読み方」についてのエピソードが
実に印象に残っており、
私の心に”返し”がついた
釣り針のように刺さり続けております。
*
それはこんなエピソードでした。
ある有名な経営者の講演にて、
参加者の一人が質問したそうです。
「どんな本を読んだら良いでしょうか?」
そう質問したとき
その方はこう答えたそうです。
「もしかして、1冊って思ってます?」
「1冊じゃなくて、本は”1トン”読むんですよ」
とのこと。
■『本は1トン読め』。
なるほどなぁ、
1冊じゃなく1トンか。。。
ちょっとハードル高いなぁ、
と思いつつも
重要な発想の転換だよな
と思ったわけです。
■ある分野の本を10冊読めば
その分野の知識に関しては上級レベルに達する、
なんて話を聞いたことがあります。
知識と言うのは、
縦割りで分かれているものではなく
分野を飛び越えて
繋がり合っているものです。
「学び」とは、
ある1項目だけ学ぶのではなく
未開拓の領域がたくさんある
広大な3次元の世界地図を旅しつつ
知識と知識の間を繋ぐシナプスを、
編み上げていく継続的な歩みのようなもの。
■、、、と考えると、
「どの本を読むか?」
なんていう問いは、
・効率よく読みたい
・凝縮された一冊を読みたい
・できればあんまり読みたくない
という前提があるように思うのです。
でも、そもそも違っていて、
「その分野の本は全部読む!」
「その上で、自分なりの
3次元の脳内世界地図を編み上げる」
くらいの気概で、
貪るように本を読もうとすること。
そうしてこそ、深く、
自分のものになる知識が
蓄えられていくのだろうな、
と思ったのでした。
■仮に1トン読めなくて、
500キロで終わったとしても
それはそれで大層な知識と
世界の広がりを理解できているでしょうし、
そこで得られた語彙力、言語化力と言うのは
間違いなく能力の発達に繋がるでしょう。
私も机の右側に
ひたすら本が積まれ続け、
全然減らすことが
できておりませんが(汗)
『本は1トン読む』
を合言葉に、
本にノートのように書きまくりつつ
特にこの2年間、ガツガツ本を
読んで貪り読んでいきたい、
と(自戒を込めて)思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
学ぶことの素晴らしいところは、
誰にもとられることがないってことだ。
B.B.キング(米国のブルース歌手・ギタリスト/1925-)
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