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2673号 2021年6月15日

「渦を巻く」のはたいへんだが、たいへんな学びになる

(本日のお話 1924字/読了時間3分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は、2件のアポイント。
夜は「大学院おすそ分け勉強会」の実施でした。

26名の皆様にご参加いただき、
「組織行動論」について学びました。

改めてご参加いただきました皆様、
誠にありがとうございました!

※途中から参加OKです。
ご興味がある方は、ぜひお気軽にお申し込みくださいませ。

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【大学院おすそわけ勉強会】
人材開発、組織開発のプロになるための名著を学ぼう!の会
https://forms.gle/VtATr3JxXvFeuD8k8

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さて、本日のお話です。

先日のおすそ分け勉強会の開催にて
「何かを主催すること」の効力を、
大変強く感じております。

ということで本日は、
「渦を巻く」価値と効果について、
学びと気付きをご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、

【「渦を巻く」のはたいへんだが、たいへんな学びになる】

それでは、どうぞ。

■先週末ぐらいから、
ちょっとだけナーバスでした。

それは先述の、
「大学院おすそ分け勉強会」なるものを、

(いつものことながら)勢いで
開催宣言してしまったものの、

準備が全然できていなかったからです。

■周りの人は

自分が思うほど
自分のことを気にしていないものですが

「勉強会」といいつつ、
面白くも、学びにもならないものを
たらたらと垂れ流したとしたら

口に出さずとも、参加者の方は、
貴重な時間を消費してしまった(投資ではなく)

と感じてしまうでしょうし、

そうなれば必然的に
勉強会に参加いただける方も少なくなるでしょう。

■別に無料だからいいじゃん、
ではないのです。

その結果を見た自分自身が、

「あー、クオリティーの
低いものを伝えてしまった」

と残念な気持ちを抱くのが、
なんとなく予想できる。。。

それがイヤなのです。

「無料だから、とは言え、
中途半端なことをしたくない」

「でも、準備にそんなに
時間もかけられない」

という中で、

ちょっとした不安やプレッシャーを
感じていたのでした。

■、、、が、実際にやってみて
思ったこと。

それは、

「やはり勉強会は
開催して良かった!」

と思いました。

そして

【「渦を巻く」のは大変だが
自分にとって大変な学びになる】

としみじみ思いました。

■これは私だけではなく、
きっと他の方にも当てはまるのではないか、
と思うのですが、

自分1人だと、

「やらない言い訳が
いくらでも浮かんでくる」

ものです。

例えば、「読書を通じて学ぶ」でも、

・今日忙しかったから、
読書は明日でいいか、とか

・時間があるから、
今週末に集中して読もう、とか

・大体わかったからこれくらいでよいか
(パラパラ読んでおしまい)

みたいに、

その学びの「量」と「質」が担保されずに、
なあなあでやり過ごしてしまう、

というように。

■その中で、

「自分以外の”誰か”を巻き込む」

ことをしてみる。

そうすると、

その”誰か”には
当然期待があるわけですし

”誰か”の期待に引きずられて
大なり小なり「責任」が発生します。

そして、その「責任」が
自分自身に対して、
学びを真剣なものにしてくれるのです。

そうやって、

・一番伝えたい核はなにか?

・全体のストーリーは
どうなっているのか?

・どこまで学びを深めて伝えるか?

などを考える、
よいきっかけになるわけです。

■そんなプロセスを経ると
必然的に、

「自分自身の学びが深まる」

わけです。

大学院の授業を真似する形で、
自分自身でストーリーを作ってみる。

スライドを作って、
説明しようとしてみる。

学んだものをバラして、
組み立て直して語ってみる。

、、、もちろん、
さほどうまくできないのです。
なぜなら自分も学び途中だからです。

しかし、衆人環視の下、
語ってみることで、

・理解が曖昧だったことが
明確になる

・理論と理論の間のつながりが
より理解できる

・他の興味があることに、
学びが展開していく

など、自分の中の変化感は、

1人よりも誰かを巻き込むほうが
ずっと効果がある、

と感じたのでした。

■「学ぶこと」そのものが楽しい人は、

きっと1人でも本を読んだり
できるかもしれません。

ただ、私のように、

”読書が好きなようで、
実際は(単体として)そこまで興味がない”

というような気質の人は、

あえて、他者を巻き込むこと

【渦を巻く】

ことこそが、自分を前にすすめる
良いきっかけになる可能性があります。

自分自身だと、甘えてしまう。

でも、他者を巻き込むことで、
ある程度の基準ができる。

責任も生まれ、やらざるを得なくなる。

半強制的な力でやった結果、
学びの楽しさを味わうことができる

自分の引き出しが増える

こんな環境に自らの身を置くのも、
一つの技術であろう、

と思います。

ということで、

【「渦を巻く」のはたいへんだが、
たいへんな学びになる】

と思った次第。

ますます、クセになりそうです。

楽しくなってきたら、
もっと勉強会のペースも上げていこうかな、
なんて思ってみたり。
(その際は是非お越しくださいね)

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

あなたが遠慮しても世界の役には立たないのだ。
まわりの人が気後れしないようにと、
あなたが身を縮めることは何の美徳でもない。

ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家)

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