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2687号 2021年6月30日

世界の広がりは「人」によってもたらされる

(本日のお話 1659字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は製薬会社様への
ストレングス・ファインダー研修の実施。

ご参加頂きました皆様、
誠にありがとうございました!



さて昨日から色々ありつつ
こんな時間になってしまいました(汗)

本日は『リーダーシップの100年の歴史(後編)』を
お届けする予定でしたが、

思考体力が空っぽになってしまいましたので
明日に引き継がせていただければと思います。
(どうぞご容赦を、、、)

今日は、「人との出会い」について
改めて大切だなあ、と最近思っていることについて
気づきのご共有させていただければと思います。

それではまいりましょう!

タイトルは、

【世界の広がりは「人」によってもたらされる】

それでは、どうぞ。

■つくづく思いますが、

”「世界の広がり」は
人からもたらされる”

と感じます。

一つのたとえではありますが、
今から10年ほど前に参加したとあるセミナーで、
ある経営者の方とご縁をいただきました。

■そのとき、その経営者の方と、
某ホテルのラウンジで
お茶をさせていただきました。

その時に言われた話が
未だに印象に残っています。

「今、平日の昼間なのに、
ホテルでくつろいでいるおじさんとか
おばさんとか、いっぱいいますよね。

彼ら何をしていると思います?」

、、、唐突にそう聞かれ、
私の頭には「?」が浮かびました。

私はサラリーマンの家で生まれ、
飲食店→広告代理店と働いてきたので

確かに言われてみると、
平日の昼間から優雅にお茶をしているおじさま、おばさまが、
一体何をしているのか、想像も付きませんでした。

■その経営者の方は続けます。

「例えばですけど、私の知り合いが
あの中にいるんですよね。

彼は、

”地元のクリーニング屋さん”、

をやってるんですよ。

でも、クリーニング屋といっても、
その方は年収2,000万円くらいです。

ただ、学校のカーテンを
定期的にまるっとクリーニングする
という事業を専門にやっていて、
それで大きな収入があるんです。

しかも、毎年の定期収入がほぼ確定している」

「一つの例ですけど、

ちょっと見てみれば、
年収2,000万円や3,000万円なんて
掃いて捨てるほどいるんですよね、、、」

とのこと。

■たまたまお金にまつわる話で
わかりやすいのでご紹介させていただきましたが、

この話を聞いた時に、
私はその時、大層驚きました。

そもそも私からすると、その時

「年収1,000万円って
夢のまた夢」

みたいな話でしたし、

「そういう世界の人が
掃いて捨てるほどいる、なんて
想像だにしなかった」

わけです。

2000万円とか3000万円とか
異次元の世界でした。

しかも、それが身近な
クリーニング屋さんなどと聞いたので、

「こんなに知らない世界があるのだ、、、」

とただただ衝撃を受けたのでした。

■別に年収が高ければいいという話ではなく、
ただこれはわかりやすい事例というだけ。

ただ、おそらくこういった話も、

知っている人は
そりゃそうだ、と思う話でしょう。

多分それは、

「そういう人が周りにいるから
(年収2000万とか3000万とか)
イメージができる」

という話であり、

知らない人からすると

「そんな世界は
一部の有名人や社長だけじゃないか」

と現実感がない話かと思います。

ただ現実問題、
そういう視点で見渡してみると
本当にそこら中にいっぱいいることもわかりますし、

それらは「人との出会い」により
「世界の広がり」がもたらされた、

とも言えます。

■また別の例で言えば

今、わたくしは大学院にて
学びの機会を頂いていますが、

ここでも「世界の広がり」を
感じております。

様々な組織で働く、
多種多様な人たち。

彼ら・彼女らと学んでいて

・プレゼン資料を作るとか、
・論理的に説明する、

というときに、
実にサラリと効率よくやってのける、
そのスピードとクオリティの高さに
毎度のこと驚かされ、刺激をもらいます。

■同時に、
そのような刺激があると,

「こういう世界がある」

と認識するわけですから

然るべき技術とステップが
わかってさえいれば

「自分も練習すれば
近づく事はできる」

という発想にもなります。

いずれにせよ、これらの
「世界の広がり」とは、結局
「人との出会い」からもたらされているのです。

■私の好きな名言で、

『誰もが自分の視野の限界を、
世界の限界だと思い込んでいる。』

ショーペン・ハウエル(ドイツの哲学者)

というのがありますが、
まさしく、そう。

外に出て、
一歩踏み出すからこそ
見える世界がある。

自分以外の視点と出会うには
色々な場所にいき、見る・経験することです。

単純な話ですが、
だからこそ、外に出続けて
色んな人と会い続ける。

そして視野を広げ続けることが
とても大切なのだろうな、

改めてそんなことを思った次第です。

私ももっともっと視野を広げていきたいな、
と改めて思います。

旅に出続けよう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

たまには踏みならされた道からはずれて、
森の中に踏み込んでみるといいでしょう。
そうすれば、今まで見たこともないものが
発見できるに違いありません。

グラハム・ベル(スコットランドの発明家/1847-1922)

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