「去っていく人」から学ぶこと
(本日のお話 1659字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は5件の個別コーチング。
ならびに2件のアポイント。
ランニング5キロをはさみ、
夜からはコーチングのセミナーへの
参加でした。
*
さて、本日のお話です。
私ごとで恐縮ですが
昨日ここ最近で
最もメルマガの解除が多かった日
でした(汗)
今日はそんな1日の振り返りを含めて
学びと気付きを皆様にご共有させて
いただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【「去っていく人」から学ぶこと】
それでは、どうぞ。
■メルマガを続けていると、
日々、登録または解除があります。
登録いただけたときは
ああ、ありがたいなあ
と思いますが、
解除通知が来る時は、
少しだけ感情にゆらぎが起こります。
何かしらの理由で
「去っていかれる」という象徴ですから、
慣れてきましたが、完全に離れません。
■登録解除の理由は
詳細にはわかりえません。
ただ一つだけ言えることは、
「何かしらの
感情が起こった」
がきっかけであるものです。
メールの整理をしようと思った
内容が役に立たない、
考え方が合わない、
送りすぎ(汗)
、、、とか、
いずれにせよ、
”何かが起こった”
ことかと思います。
■おそらく
「読んでいたブログ」や
「読んでいた漫画」などを
いつからか読まなくなった…
という場合も無意識下で、
ご本人の内側で
”何かが起こった”
のであろうと思います。
そしてこの考えを
展開してみると、
「繋がりがあった人間関係が
疎遠になる時、深まる時」
も同じように
”何かが起こって”
疎遠になったり、近づいたり、
となるのだろう、
と思うわけです。
■少し話が変わりますが、
”何かが起こって疎遠になった”
例として、
私の知人のお話を思い出します。
職場の何気ない行動で
心が離れた、という例。
ある災害の事故の報道について
その上司の方が、
「すげー、映画みたい」
と何気なくつぶやいたそうです。
ただ、そのようなコメントをした上司の
人間性を疑ってしまい、
それからどうしても
心を開けなくなってしまった…
と言っていました。
上司の意図や人間性が何かは
測りかねるところではあります。
また、受け取り側の価値観もあるので
皆が皆、同じように思うとは限りません。
ただし、知人は上司の言動により
”何かが起こった”
わけです。
そして、この話のポイントは
「上司が意識しないところで、
部下の心が離れていった」
ことではないかと。
■さて、
メルマガの話や
知人の上司の話などを通じて思うこと。
それはまず、
「自分が放った言葉や行動は、
誰かに何かの影響を与える」
ということ。
そして2つ目が、
『無意識の言動によって、意図せず
人が離れていくことがある』
ということ。
人が離れるということは、
それ自体に良し悪しはない
かもしれません。
良い悪いではなく、
人間関係は合う合わないこともあるからです。
■しかし、
「無意識の言動で
相手に何かが起こる」
ことは事実。
そして、もし
誰かが離れていく場合も
『その理由が伝えられないまま、
ただ去っていく』
ことがほとんどである、
ことを認識しておくことは
自分を客観的に見つめる目を
持ち続けるために、
そして裸の王様にならないためにも、
大切なことであろう、
と思ったのでした。
■そういう意味でも、
自分の言動が、どんな風に
捉えられているかに自覚的になること。
可能であれば、
「定期的に、自分の言動について
フィードバックを受ける機会を持つ」
ことは意識せず望まない結果を生んでいる場合、
それらを是正する上で役に立つ行動可と思います。
改めて、メルマガ解除をされた方の
その理由を想像しながら
「自分にフィードバック(耳の痛いこと)を
言ってくれる人はありがたいなあ」
と思った次第です。
■ということで、
本日のまとめです。
・メルマガの解除を通じて思ったことがあった
・相手には”何かが起こった”
その結果、解除という結果につながった
・知人が上司に対して持った不信感は
「何気ないつぶやき」だった。
・それにより彼女の内側で
”何かが起こって”上司との距離が開いた
・本人は、人が離れていったとしても
”何が理由だったのか”を告げられることはない。
・しかし、人が行動すると何かが起こるから、
常に「フィードバック」を貰う機会を
設ける事が重要である。
というお話でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
何かやりたくない事があったら、
毎日必ずそれをやることだ。
これが苦痛無しに義務を果たす習慣を
身につけるための黄金率なのだ。
マーク・トウェイン(米国の小説家/1835-1910)
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